キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

”爪の垢を煎じて飲む”

2020-07-18 10:54:50 | Weblog

「開始時期が遅すぎる!効果出ない」と叫んだのが立民党議員黒岩宇洋。出席議員側は「7月に予約した場合も事業の対象にしなければ、観光需要を喚起することにはつながらない」などと、政府の観光支援事業「Go Toキャンペーン」の遅れを批判する意見が相次いだのが6月30日に野党議員と各省庁の担当者が出席して「Go Toキャンペーン」について野党合同アリングの一幕だ。エライ剣幕で野党がせかした消費喚起策の「Go Toトラベル」キャンペーンは7月22日開始が決まった。6月30日から15日後の7月14日、立民党代表枝野は役員会で「観光産業の苦境にはしっかり対応しないといけないが、今の感染状況で実施しても期待される効果は出ないだろう」と指摘した。また野党側が観光庁と行ったヒアリングで、出席議員から、「東京都で新規の感染者が相次いでいる、全国に感染を拡大させることにつながるのではないか」などと言い出した。政府のキャンペーン実施が遅すぎると喚き騒いで15日経てば「あまりにも早すぎる」などと真逆の意見を恥も外聞もなくまくし立てる。常日頃、肩で風を切っている国会議員の連中に先見の明は期待しないが余りにも先を読めないかを示した見本ではないか。高校生プロ棋士藤井聡太七段が棋聖戦五番勝負の第4局に勝ち、史上最年少(17歳)でタイトルを獲得した。棋士は1分間に百手、数十手読むそうだ。どうだろうネ、藤井棋聖の爪の垢を煎じて飲めば2、3手先位読めるようにならないか。もっとも昔から”・・に付ける薬はない”と言われている。写真は山下公園の赤い靴像(昭和41年)、コロナ禍で停泊中の飛鳥Ⅱ号、下は「かもめの水兵さん」昭和54年、公園はコロナ予防で人影疎ら。


陽性者に10万円は新宿区

2020-07-10 09:53:48 | Weblog

『夜の街』『ヨルの街』と都知事に目の敵にされている新宿・歌舞伎町などの繁華街ではホストを中心に新型コロナウイルスへの感染が相次いでいる。この夜の繁華街から恩恵を受けていると区議会が条例を可決したのが見舞い金10万円をコロナ陽性者に支給して生活支援する。新宿区独自で支給総額は1000人分に当たる1億円を見込んでいるそうだが、こう次々陽性者が増加していては早晩足りなくなるのではないか。支給条件は都内に緊急事態宣言が出された前日の4月7日時点で新宿区に住民登録の届け出を済ませている区民が対象になるというから、陽性者がこれから新宿区に転入しても貰えぬ。区では「感染者は本人だけでなくその家族の就業にも制限がかかり、生活が困窮している。速やかに支給を始め、感染された人の生活支援に注力したい」と述べている。この効果、覿面だろうか、それッとホストクラブが従業員全員にPCR検査させれば陽性者が多数出るのは当然だろう。しかしホストだけでは片手落ちだ、この際キャバクラ嬢(中にはオバサン嬢もいる)も積極的にPCR検査を受けさせたらどうだ。陰性者にはOKマークを胸に付けて接待に勤しむ。これで客も安心して楽しめるという寸法だ。もっともマークを貸したり借りたり偽造する手合いが出て来るから、安心出来ぬ。9日神奈川県知事は県民に対し都内の接待を伴う飲食店などの利用を控えるよう呼びかけた通り、自粛、自衛が安全、懐も痛まない。写真は鎌倉浄智寺、本尊、阿弥陀如来、釈迦如来、弥勒如来。それぞれ過去・現世・未来の三世に渡って人々の願いを聞き入れる仏様。南北朝時代に作られた木造。下は彌勒菩薩の化身と言われている、鎌倉江ノ島七福神のひとつである布袋尊の石像。人差指と腹は撫でられて黒光りしている。撫でると効き目があると言われているそうな。


せこいお話し

2020-07-08 11:20:16 | Weblog

「#宇都宮で育った私は、18歳で#宇都宮を離れてから仙台でも東京でも餃子専門店を探したが見つからず・・・」これは東京都知事選投票当日の5日朝、立憲代表枝野のツイッターだ。自民党の稲田朋美幹事長代行は7日、立憲党の枝野代表が東京都知事選の際、公選法が選挙運動を禁じる投票日当日に、同党支援候補を想起させるハッシュタグ(検索用の目印)を付けてツイートしたことについて、「投票日当の選挙運動は禁止されている。公党の代表者としてはいかがなものか」と批判した。枝野は6日の記者会見で公選法違反の可能性を問われ、「誤解と心配をかけたのは恐縮だが他意はない」と釈明した。同党幹事長の福山哲郎も「代表本人に直接、確認したが、他意がなかった、と言っている以上、私が言うべき問題ではない」と庇った。宇都宮市は『餃子のまち』として知られている。同市の2人以上世帯の餃子の年間購入額は4358円、前回王者の浜松市は3504円を抜いて日本一に返り咲いた。これは総務省の2019年家計調査結果だ。枝野は弁護士だ、当然公選法違反だが微罪だと高を括って『#宇都宮』でツイートした確信犯。当然支持した宇都宮健児を想起させようとの魂胆で『餃子』を省いた訳だ。“叶わぬ時の神頼み”野党第一党の代表と思えない、せこい話だ。物笑いになる姑息な手段を使ったが宇都宮健児 の得票は 844151、当選した小池百合子 366137123%だった。宇都宮健児は元来皆さんに愛されるアカハタ共産党の候補者、玉の持ち合わせがない立民が相乗りしたのに過ぎない。この選挙結果では噂されている今秋の衆院解散、総選挙になれば地盤がないボウフラ議員達は落選の憂き目を見るだろう。写真は透かし百合、孔雀サボテン

 

 

 

  

 


”責め選挙民に帰す”

2020-07-07 13:13:32 | Weblog

  現在進行中の熊本南部豪雨、“暴れ川”と呼ばれる球磨川では11カ所が氾濫、堤防決壊1カ所により多数の被害が出た特別養護老人ホーム「千寿園」のある球磨村や、人吉市など流域で死者51人、行方不明11人、約6100戸が浸水した。人的被害、物的被害は今後大きくなるだろう。球磨川は1963年から1965年まで3年連続大水害が続いた。1965年7月は梅雨前線の停滞で豪雨が降り続いて戦後最大の洪水が発生した。人吉市では市街地が広範囲で浸水し、八代市でも堤防が決壊。流域で家屋1281戸が損壊・流失し、1万戸以上が浸水したと報道された。国は1966年7月、治水を目的とした九州最大級の川辺川ダムを球磨川支流に建設する計画を発表。水没予定地の同県五木村から約500世帯が移転したが、地元組長、住民などにより反対運動の広がり、蒲島郁夫県知事が2008年9月に建設反対を表明したのに続き、2009年9月に民主党鳩山内閣が誕生、国交相になれた前原誠司(副は辻元清美)は嬉しくて、うれしくて、調子づき、声を弾ませて川辺川ダム、八ッ場ダム建設中止を明言しちゃった。その後、国と県、流域12市町村は川辺川ダムに代わる治水策の協議河道掘削や堤防かさ上げ、遊水地の設置などを組み合わせたダム代替案も概算事業費が2800億~1兆2千億円と膨大で工期も45年~200年というから途方もないお話だ。今回の球磨川氾濫による大被害が起こしたにも関わらず7月5日蒲島熊本県知事は川辺川ダム中止の決断は県民の意向だった、反対の方針に変わりがないと強調している。「大被害には大変なショックを受けた」とし「ダムによらない治水を目指してきたが、費用が多額でできなかった」「ダムによらない治水を極限まで検討する」「それをさらに考える機会を与えられた」とまるで他人事、蒲島の前職は東大教授、学者だ、2008年知事に当選、2020年4選を果たし13年目だが“十年一日の如し”何ら進歩がない。学者バカの典型だろう。民主主義は国会、都道府県、市町村の議員、知事、市町村長も国民が選んだ結果だ。良くも悪くも投票した選挙民の責任、ブーメラン結果だ。今回の水害をややもすれば天災で片付けるが、反対するだけで何ら対案もなく対策も取らなかった知事の人災でもある。群馬県の八ッ場ダムも民主党政権前原が工事を中断させたが、その後野田首相が再開を表明、自民政権に代わり完成させた。八ッ場ダムは試験貯水中だった昨年10月の台風19号で治水効果を発揮して、下流の荒川や江戸川、墨田川は氾濫しなかった。

 

 


"不徳の致すところ・・”

2020-07-05 10:00:44 | Weblog

“獅子身中の虫“が獅子の頭になれるだろうか。虫は石破茂である。その石破が共同通信加盟社論説研究会で講演。秋の衆院解散・総選挙につき「私はやるべきだと思わない。この新型コロナウイルスの状況もそうだし、憲法の趣旨からいってもやるべきだと思わない」「7条解散はすべきでない、憲法論からしてそういう立場だ」と述べ、早期解散に反対した。解散は首相の「専権事項」とされる根拠の憲法7条に基づく解散に反対している。「今なら(選挙に)勝てるだろうというのは、かなり憲法の趣旨に反したものだ」と似非憲法学者か評論家の如く語る。さて石破が政権を握れば衆院解散をしないのか。石破が狙っている自民党総裁も他候補を抑えて一位にならなくてはダメだろう。レンホウの「二位では駄目でしょうか?」と同レベル。政治家ならぬ聖人君子の如く「野党の質問は厳しいが、その後ろには大勢の支持者がいる。野党に納得してもらうのは国民に納得してもらうということだ」とも述べているがミーハー向けのおべんちゃらに過ぎない。各世論調査で0%、1%、4%程度の政党とは呼べないボウフラ野党に支持者が大勢いると本気で思っているとは思えない。本気だったら石破のアンテナが病んでいる、直ちに要入院治療だ。また米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設についても述べている「これしかない、とにかく進めるということだけが解決策だとは思っていない。辺野古新基地における米海兵隊の抑止力維持に高速輸送能力の確保を検討することで現行計画を検証したい」おつむが空っぽだったハトポッポの轍を踏む、沖縄県民に阿る発言だ。石破の評価は北朝鮮に家族を拉致された拉致被害者家族、救出に取り組む関係者に尋ねれば一層明確になる。2002年の日朝首脳会談当時、小泉内閣では安倍首相は官房副長官、石破は超党派の「拉致議連」会長だった。救う会の島田洋一副会長は「安倍首相は(拉致被害者の)家族会や救う会とともに、経済制裁をはじめ北朝鮮に圧力をかけていく先頭に立ってきたのに石破氏は無関心どころか妨害している印象だ」「安倍首相は小泉首相の側近だったが、閣内で家族の意を呈して、戦ってくれていた。9月17日の日朝首脳会談当日も、家族のいる控室に石破氏は顔も出さなかった」「立場的には、議連会長だった石破氏こそ戦うべきだったが、存在感がなかった」と語る。石破は「東京と平壌に連絡員事務所をつくって『本当にあなた方が言っていることは真実ですか』と日本政府が確認しないことに、どうして拉致問題の解決があるのか」「拉致問題の全面解決がなければ、何も進展しないというものからは脱却しなければならない」と述べた。この発言について、島田氏は「事実上、日本と北朝鮮で合同調査委員会をつくろうという発想だ。北朝鮮側に『死亡という調査結果を出してもいいですよ』と言っているのと同じだ。生存している被害者を返せば調査する必要はないではないか。誠実さを装う北朝鮮のパフォーマンスに協力することになる」と一刀両断。拉致問題の今後について、島田氏は「安倍首相なら期待が持てるが、石破氏なら拉致問題の『もみ消し』路線にはまっていくのではないか」と石破の信用はゼロだ。各世論調査では次期総理に石破が一位だ。小泉、枝野など可能性ゼロに等しい名を挙げる程度の民意だ。その人物の人格、人間性を一番観察出来る秘書、側近などに見放されたのが小沢一郎、田中真紀子。遠くから眺めれば美しく見える富士山、近くで見れば凸凹、ゴミもある。自民党が不利と見るや離党、有利となると透かさず復党する相場師並みの機を見るに敏、政界入りの面倒を見てくれた角栄さんさえ裏切った恩知らずの石破茂、一番近くで接している自民党議員の派閥、石破派はたったの19人、総裁選に必要な推薦人20人にも足らない体たらく、これも不徳の致すところ、因果応報だ。とても総理の器ではない。写真はアゲハとアオスジアゲハ