新型コロナウイルスワクチン接種第1.2回では林市長の不手際で横浜市民は電話、ITでの申し込みが出来ず大迷惑を被った。代わった山中市長も御多分に漏れず早くも無能さを遺憾なく発揮している。ここ横浜市では高齢者に接種券が届かないから手続き出来ない状態だ。政府は首相官邸のホームページ(HP)で新型コロナワクチンの3回目接種率を自治体別に公表している。それが気に入らぬと山中が難癖を付けた。20政令市、北の札幌市8.5%から順に南の熊本市10.1%迄並んでいる。20政令市で最も接種率が高いのは岡山市の19・5%。神奈川県内では相模原市が上から13番目の11・4%、川崎市は14番目の11・0%だ。横浜市は5.4%でダントツの最下位だ。記者会見で山中は、この接種の進捗状況発表は「市民に不安を与え、混乱を生じさせることにつながるのではないか」不快感と不満を露わにしたとある。山中は政府が接種間隔を段階的に短縮するなど方針が二転三転したためだ。変更に耐えながら必死に準備を進めてきた。横浜市は全国の市町村で最多の人口375万人を抱えおり、接種券の送付や会場の確保などの業務が膨大だ、今月末には65歳以上への接種券送付がほぼ完了する。言い訳のオンパレード。これが1位でなくても上位だったら負け惜しみのタンカは吐かないだろう。274万の大阪市が8.4%、230万の名古屋市は12%と頑張っている。文句を付ける前に速やかに接種券を市民に発送すれば、3回目だから手続きはスムースにいき、接種進捗率は上がるから「横浜市民に不安を与え、混乱を生じさせる」ことにはならぬ。接種手続きが出来ないから不安と混乱が生じるのだ、火元は山中だと自覚すべきだ。人口375万と宣うが、ボウフラみたいに突然湧いた訳じゃない。初めから判っている話だろう。山中が市長選の公約に掲げた「出産費用ゼロ」「子どもの医療費ゼロ」「敬老パス自己負担ゼロ」の三つのゼロと、「中学校給食の全員喫食」はいずれも予算化出来ず、一つも実行出来ない。全て不渡手形となった。ただ『山下ふ頭の利権』は山中を担いで応援した『浜のドン藤木』等の思うままになる。
20年続いている自公連立政権、遂にギクシャクし出した。参院選で自公両党の選挙協力は「相互推薦」だ。「1人区」などで公明が自民の候補を推薦する。自公両党が候補者を出す「複数区」では自民が公明の候補に推薦を出す。両党はそれぞれ票を上積み出来る旨味がある。公明党は夏の参院選に向けて昨年末までに自民党に推薦を求めていたが、自民党内の調整が遅れていた。業を煮やした公明党は先手を打って自民党に推薦を求めない方針を示していた。公明党の支持母体である創価学会から『鶴の一声』「今後の国政選挙などで支援する基準は『党派を問わず、公人としてふさわしい人格や見識を備えている』か見極めて判断する」と発表した。元来、改憲を党是とする自民党と護憲の公明党では水と油だ。自民党が政権維持の為、公明党とくっついた。小政党の公明党に重要閣僚国交相のポストを与えてのご機嫌取り。自民、政府の政策がコバンザメ(公明魚)は気に入らぬといちゃもんを付けて変更を迫る。公明党の得意技は『ばら撒き政策』『犬の尾が犬を振り回す』図がまかり通る。正に漫画だね。学会の発表に公明党の石井幹事長は「人物本位」という方針について、所属政党を問わずに推薦するのかとの質問に「どう適用されるかは支援団体(創価学会)の方で考えるということ」「私どもがどうこう評価することではない」と述べている。創価学会の指示は『天の声』だ、公明党幹部はノーとは言えぬ。全て『はい畏まりました』となる。関西で支持層を伸ばしている維新の会は改憲派だ。今後維新の会と自民党が急接近する可能性もある。創価学会側はこの辺りで自民の『浮気の虫』封じに揺さぶりを掛けた。持ちつ持たれつ20年の腐れ縁。『腐れ縁』大辞林を引くと『離れようとしても離れられない悪縁。好ましくないが切るに切れない関係を批判的あるいは自嘲的にいう。くさりえん』だそうな。♪廻し合羽も 3年がらす・・・やだねったら やだね 箱根八里の半次郎