口入れ屋の輿石屋が選んで連れて来る玉が悪過ぎてどじょう屋の野田が音を上げているが党内の汚沢派から入れてバランス取らぬと政権維持出来ぬ。輿石屋の手持ちじゃなくは元々不動産屋の汚沢屋の在庫から差し出すのは適材ではなく年功序列を守っている。尤も適材を探したが何分にも在庫の材質が悪く選びようがないのが本音だ。輿石屋推薦の一川、山岡を閣僚にして『適材適所』でなく懲りたのに今度は越後の田中を防衛相にした、これで後ろからの真紀子の狙撃は免れているのが怪我の功名だ。旦那直紀の素質を知ってか知らずにか、組閣後どじょう屋ノダは胸を張って今回は『最善、最強』だと自画自賛した。その舌の根が乾かぬ内に『日本一我慢強い男』田中が端から無知丸出しで、31日参院予算委では集中砲火を浴びて火達磨状態だった。田中直紀(慶大法)は旧姓鈴木で父直人も衆院だったから二代目だ。1940年生まれで71歳になる。1983年衆院に初当選から29年も政治に携わっているのだから、もうベテラン中のベテランで如何なる場面に遭遇しても難なくこなせるのが当然だろう。福島で落選したので女房の地元新潟に選挙区を移したが、衆院は真紀子がいるので参院に変更した。先のネズミ講山岡賢二は1943年生まれで同じく慶大法で1983年参院に初当選だ。奇縁だね、慶応ではなくKO=knockoutだろうと茶化される。基地問題を抱えている防衛相には荷が重過ぎる。車なら積載オーバーだ、もっと馬力のあるトラックに代えぬと先に進まないのではないか。尤も沖縄問題はドジョウは後回しにして消費増税にまっしぐらに突き進んで玉砕も辞さぬようだ。山梨の恵林寺