今から7年前の2015.8.30日左翼学生団体「SEALDs(シールズ)」が計画、実行した安全保障関連法案反対デモがあった。ネットで全国300ヶ所に100万人、国会前には10万人動員すると大法螺を吹いていた。国会前のデモを主催者発表では12万人、警察発表は3万3千人。産経新聞がデモを空撮した写真をマス目で区切って数えた結果は32400人だった。主催者は人数を実際の4倍に誇大発表した。4倍では虚偽の数字と指摘されても文句は言えまい。左翼系朝日、毎日、東京3紙は『12万人動員』と主催者発表を鵜吞みにして1面に大見出しで掲載、読売、産経は第2社会面に小さく、日経も社会面で冷静に扱った。議事堂前のデモ隊の応援に駆け付けた少数野党党首達、民主党岡田、共産党志位、生活党小沢、社民党吉田の貧乏神が肩を並べて煽った。野党は己の非力を棚に上げて、大衆に媚び、扇動した。北大定年で法大に来た山口二郎は「安保法制は国民の生命と安全のためと、安倍は言うが、これは嘘っぱちだ。生来の詐欺師、安倍は国民の生命、安全なんて、これっぽっちも考えていない。時代劇で錦之介が悪者を斬首するとき、『たたき斬ってやる』と叫んでいた。私(山口)も同じ気持ちだ。安倍、お前は人間じゃない! たたき斬ってやる! 民主主義の仕組みを使ってたたき斬ろう。たたきのめそう。我々はこの戦争法案に最後の望みをかけている安倍政権のたくらみを粉砕し、安倍退陣を勝ち取るため、今日の2倍、3倍の力で一層戦いを進めていこう」とヤクザも顔負けする、殺しも暴力も肯定のアジ演説を打っていた。その左翼が、山口が目の敵にしていた安倍晋三元首相が7月8日奈良で突如、バカ男の凶弾に斃れた。参院選候補の応援演説を始めて3分弱の出来事だった。危険な扇動者山口の感想を聞きたいものだ。安倍元首相は首相在任中、地球儀を俯瞰する視点で、積極的な外交を展開して訪問国数は78か国。突然の訃報に接した各国首脳から弔意が相次いだ。バイデン米大統領は声明を通じ、「驚きと怒り、深い悲しみ」を覚えるとし、悲しみの中で米国は日本と共にあると表明。安倍氏暗殺は「日本、そして安倍氏を知る全ての人にとって悲劇だ」とし、安倍氏は「日本国民に深く思いを寄せ、社会への貢献に人生をささげた」米トランプ前大統領「世界にとって最悪のニュース。彼のような人物は二度と現れないだろう」米オバマ元大統領は「衝撃を受け、悲しみを覚えている」仏マクロン大統領「国に生涯を捧げ、世界の均衡に努めた偉大な首相を日本は失いました」独メルケル前首相「日本と世界は偉大な政治家を失った」英ジョンソン首相は「信じがたいほど悲しい。前例のない時代にあって安倍氏が示した世界的なリーダーシップは、多くの人の記録に残るだろう」インドのモディ首相は悲報に「最も大切な友人」「衝撃と悲しみで言葉を失う」「安倍氏は世界にそびえ立つ政治家で傑出した指導者であり、卓越した行政手腕も備えていた」と評価。ロシアのプーチン大統領は「長期にわたって日本政府を率い、ロシアとの善隣関係促進で多くを成した卓越した政治家の命が犯罪者によって絶たれた」「私は晋三と定期的に連絡を取り合ったが、彼は一貫して素晴らしい人間性とプロフェッショナルな資質を発揮していた」豪州のアルバニージー首相は「悲しみに包まれている」ウクライナのゼレンスキー大統領は「日本の安倍元首相が非道にも殺害されたという恐ろしい知らせを受けました。この難局に際し、ご家族と日本国民の皆さんに心よりお悔やみ申し上げます」「今後の日本政治、日本外交には大いなる損失です。謹んでご冥福をお祈りいたします」キツツキ
今回の20227.10参議院選の獲得議席数、自民63(+8)公明13(-1)立民17(-6)維新12(+6)共産4(-2)国民5(-2)れいわ3(+3)参院議席数、与党146議席、野党102議席となる。自民単独で改戦過半数を超える議席を獲得。憲法改正に前向きな自民、公明、維新、国民の4党で3分の2議席を超えた。