キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

容疑者には黙秘権、議員には免責特権

2020-12-28 16:46:15 | Weblog

安倍前首相の『桜を見る会』の前夜祭の経費の一部を補填しただろうとの疑惑を衆参予算委で1年にわたって質問攻め118回、これを否定したウソの答弁118回あったと野党が指摘している。嘘でも118回も繰り返していれば本人も真実だったと思えてくるのではないか。新型コロナウイルス症で外出制限だ、マスク着用だと国民が戦々兢々しているのを尻目に安倍憎し、安倍内閣打倒に狂奔して「警察ごっこ」に明け暮れしていた野党の間抜け振りが炙り出された。報道では安倍前首相の「桜を見る会」前夜祭の収支が政治資金収支報告書に不記載だった件で、東京地検は24日、安倍氏を嫌疑不十分で不起訴処分、配川公設第1秘書を政治資金規正法違反(不記載)略式起訴。翌25日安倍前首相は衆院議運委員会に出席。「桜を見る会」前日の夕食会の費用補塡ほてん問題で、事実と異なる説明をしたと陳謝、訂正。参院でも同様の形式で委員会を行った。この問題で立憲・川内 博史衆院議員がツイッターで特捜部副部長の会見で印象的だったのは「黙秘権についても告知した上で事情聴取した」と語ったこと。即ち「肝心な事は答えなくていいよ」と告げてから聴取した、ということ。自白が得られなければ嫌疑不十分で不起訴は当然。「後は国会で」と託されたところに、検察の苦渋を見た。何を勘違いしているのだろうか。「黙秘権」などイロハだろう。殺人事件の極悪非道な犯罪人にも黙秘権がある。日本国憲法第38条「何人も、自己に不利益な供述を強要されない。② 強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。③ 何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない」刑事訴訟法第198条 「検察官、検察事務官又は司法警察職員は、犯罪の捜査をするについて必要があるときは、被疑者の出頭を求め、これを取り調べることができる。但し、被疑者は、逮捕又は勾留されている場合を除いては、出頭を拒み、又は出頭後、何時でも退去することができる。② 前項の取調に際しては、被疑者に対し、あらかじめ、自己の意思に反して供述をする必要がない旨を告げなければならない。」川内は別のツイッターでも、国会で虚偽答弁しても、証人喚問以外は、法律に反しない。罪に問われることさえなければ、後は何とでも言い逃れる。権力への執着は凄いが、私達の社会を成り立たせている最も大事な土台は法律にもルールにも書かれていないことなのだ、と感じた質疑だった。政治·行政の大掃除が必要だ。とツイートしているがズレていないか。議員は憲法で保証されている。特に野党の連中は言いたい放題、ケンカを吹っ掛ける手合いもいる、その誘いに乗って総理、閣僚が言い返しでもすれば、火に油を注ぐ事態、「さァ責任を取れ」「辞任しろ」と鬼の首を取ったように大はしゃぎ、野党の思い通りに事が運ばないと出席拒否、審議拒否の奥の手を出す。昔55年体制の時分「社会党が寝る」(審議拒否)と自民党から社会党にえっさっさと札束が運ばれた。日本国憲法第51条「両議院の議員は、議院で行った演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない。」川内 博史59歳、鹿児島1区、当選6回、早大政経、在学中雄弁会に所属。大和銀行。

 


”泣く子と地頭には勝てぬ”

2020-12-25 20:32:13 | Weblog

『GoToトラベル』の全国一時停止を表明した14日に、菅首相以下8名が銀座の高級ステーキ店で忘年会をした。マスクもせず3蜜状態だったとマスゴミが一斉に報じた。会合の主催者は総理だと読者、聴取者が勝手に思い込むような表現をして彼らが二言目に口にするコクミンを刺激する論調を展開する。早速「コクミンの声だ」と「首相は自分勝手だ」「国民は怒っている」などと批判させ、電波と紙のマスゴミが正義の味方を装って百家争鳴喧しい限り。その尻馬に乗って立憲・大西健介衆議員「5人を超える会食をこのタイミングで総理が行ったことについて、まさに大臣の言っていることと違う」西村再生相「いろんな状況があるので、感染防止策を徹底するということが大事」大西議員「5人以上の会食を避けてくださいと言っているのに、いったい国民はどっちなんだ」西村再生相「一律に5人以上はダメだということを申し上げているわけではない」今回問題になっている忘年会を主催したのは二階幹事長で20年来続いている会合で菅首相はメンバーではない。二階に誘われ顔を立てて出席したのが真実だったようだ。この忘年会に出席していた「みのもんた」が東スポWebで証言している。兎角問題があり、現在パーキンソン病を患っているみのもんた、だが今回の証言は信用できる。彼の証言によると、あの日、菅さんは公務を終えて、あとは宿舎に戻って食事して寝るだけっていうから、「じゃあ時間が合うし食事していきますか」と二階さんが声をかけたってだけで。大宴会したかのように言われてるけど、菅さんの滞在時間は40分か50分ぐらいのものです。現場にいた記者は見て、分かってるでしょうけど。あの日は二階俊博幹事長と古くから付き合いがある人で食事しましょう、という会でね。首相主催の食事会っていうんじゃないんですよ。ちゃんと席の間に距離を取って、特に盛り上がるような話題もないから、静かに食事してました。菅さんが来たころには、僕らは既に食事を終えていたね。政治や社会について話すわけじゃなく、首相との会話は「みのさんの御法川(みのりかわ)という名字は本名ですか? 秋田に御法川姓の人がいます」「秋田は親戚ではないみたいです」ってぐらい。菅さんは秋田出身だからね。あとは王貞治さんが野球の話をしてくれてね。日本シリーズの話とか、王さんから聞きたいじゃない。王さんはまた嫌な顔をしないで答えてくれるから。あの方は野球に対する情熱がすごいね。やっぱり大した方だよ。菅さんには初めてお会いしたけど、優しそうでいい方でしたよ。と語っている。支持率低下を恐れて16日記者会見お詫びしちゃった。「大人数の会食は適切だったと考えるか?」首相「他の方との距離は十分にありましたが、国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省をいたしております」さらに「国民の命と暮らしを守るために、全力で取り組む」と強調した。首相も『コクミンとマスゴミには勝てぬ』三渓園、聴秋閣、下は鎌倉市内、せせらぎに映るイチョウの黄葉、