衆院予算委員会の冒頭で週刊誌のスクープの受け売りで小渕、松島両大臣を辞任に追い込んだ民主党、さぞや意気軒昂だろうと思いきや、さして意気が上がらないようだ。正義の戦士よろしく、口角沫を飛ばし、大声を上げて追及していた近藤洋介議員にも政治資金の記載漏れが見付かった。枝野幹事長も政治資金で記載漏れが発覚、質問の冒頭で「大変恥ずかしい話し」と述べていたが、本人は口先だけで、責任などさほど感じていないようだ。「首相が任命した大臣が十分な責任を果たしていないが、どう考えるか、誠実に説明するよう指示したか」と畳み込んでいた。民主党が自民党、安倍政権がカネ塗れだと攻撃を始めた途端、民主党議員の名前がゾロゾロ出てくる。枝野幸男243万円の収入の記載漏れ、大畠前幹事長は資金パーティーではなく研究活動だったと訂正。みんなの党を二分して、維新をも二分させた江田憲司も収支報告書にイベント収入91万円を計上するも支出の記載漏れ発覚した。オノレの政治資金も調べもせず、ただ政権攻撃に逸った結果が薮蛇になった。『政治とカネ』の泥仕合の様相を呈している。これで安倍政権、与党の支持率を下げ、特に民主党は支持率を上げようとの魂胆だろう。民主党政権3年3ヶ月も無能振りを遺憾なく発揮した。これには国民は懲り懲りしている。ただ揚げ足取りに終始していては支持率の回復は厳しい。民主党内の体質改善が先決だろう。社民党クズレの救済ボートでは、有権者は逃げるだけだ。オオベニタデ(大紅蓼)