キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

あったらいいな・・・

2013-03-30 07:34:43 | Weblog

ベァデットコリーも顔負けするような顔中ヒゲを伸ばして、ただいま穴倉から出て来ましたような風貌の東大・地震研究所の佐藤比呂志教授などの研究チームが28日記者会見を開き、武蔵村山市で実施した立川断層帯の掘削調査で今年2月、「横ずれ型断層の可能性が高い」と発表した地層構造は、「断層ではなかった」と修正したと報道された。名栗断層と立川断層の全長約33kmを『立川断層』というようだ。文科省が今年度から3年計画で調査を始めた。昨年10月~から今年2月には、同市の日産自動車村山工場跡地(テストコース)を掘削した。長さ250m、幅30m、深さ10mだから巨大なトレンチだ。国から年間約1億円の補助を受けて、掘削などで既に2300万円が使われていたという。今後古い地形図の調査など基本からもう一度再調査するそうだ。佐藤教授、石山助教授ら3人の専門家が掘削時間も入れて4ヶ月も掛かって調査、発表した事実が誤りでした、では呆れ返る。掘削現場を2月の一般公開には、1万人以上が訪れたというから地元民は高い関心を持っているようだ。その見学者の中の土木関係者から活断層ではなく人工的な土地改変の影響の可能性を指摘された。そこで掘削を更に進めた結果、地下深部まで地層の食い違いが見られない事が判明した。白い岩石だと決め込んでいた塊もセメント要するにコンクリートだった。調査した3人は地形、と地質の専門家だが、専門分野から一寸外れると土木工学も理解できず、見当違いな見立てをしてしまった。事前に土木関係者にも現場を観察して貰って、その意見を参考にすればこんな失態を演じずに済んだ、また地元民に迷惑を掛けるようなことも防げた。見誤った原因について、佐藤教授は「一種の催眠術に掛かっていた」と述べた。端から活断層ありきで現場はその上だと予想した先入観が優先していたようだ。自他共にその道の大先生だと思い込んでいるから、例え人工物と気付いても言えるような雰囲気ではなかったのだろう。文科省が多額の予算を注ぎ込んで、近辺住民を不安に駆り立てて「見誤りました。お詫びします」では堪らない。童謡『そんなSLあったらいいな』の歌詞、♪ 「虹をわたって 煙をはいて 雲のまんなか まっしぐら そんなSLあったらいいな そんなSLあったらいいな・・・」どうも佐藤教授以下の期待も、この歌詞と同じような心境だったのだろう。 ♪ 「あったらいいな 活断層 あったらいいな・・・」写真は桜満開の大岡川、弘明寺付近で


♪お玉じゃくしは 蛙の子

2013-03-22 16:52:10 | Weblog

参院山口選挙区補欠選挙(4月11日告示、28日投開票)に民主党は衆院選で落選した同党のオタマジャクシ平岡秀夫元法相を無所属で出馬するのを認め、党として推薦すると海江田代表が記者会見で述べた。平岡は野田内閣に法相として初入閣したが4ヶ月で改造、退任した。平岡は法務大臣秘書官に事もあろうに前科を有する人物を起用していたのがバレてしまった。野田は苦肉の策で内閣改造をして野党の批判、更迭の追及を封じたので不信任の汚名を免れた。お玉平岡は死刑に批判的な立場なので当然死刑執行命令書には署名しなかった。弁護士ゆえ被害者より犯人(加害者)の人権を大切にする。テレビ番組で少年法問題を討論中「加害者の人に死の恐怖を味わわせる気持ちで(被害者の母)貴女が本当に幸せというか納得できるとは思えない」「むしろ悪いことをした子供たちはそれなりの事情があってそういうことになったと思う」と発言した。犯人(加害者)には、人を強姦するのも、殺すのも、そいつの事情があるからだと犯罪者を擁護するような発言をして、ネットで糾弾されて、結局謝罪した。東大在学中に司法試験をパスしたそうだから2度受験して落ちた小沢一郎より頭はいいのだろう。しかし『論語読みの論語知らず』の典型だ。このオタマジャクシを民主党公認では当選覚束無い、無所属で立候補させて日本維新の会、みんなの党などの支持を取り付けたいようだが、こんな地金の悪いのに乗る筈はない、有権者が錯覚起こして投票するのを期待するまでだ。民主党隠しをして、民主党の足を引っ張った張本人を候補に立てざるを得ない程人材不足と民主党の不人気を公認してしまった。♪おたまじゃくしは 蛙の子 なまずのまごでは ないわいな それがなにより 証拠には やがて手が出る 足が出る 童謡では見事に蛙になるが平岡オタマジャクシは蛙になれそうもない。


細野曰く「脱連合だぜぇ~ワイルドだろ~」

2013-03-20 15:14:58 | Weblog

連合は民主党最大の支持団体だが、最近自公両党に擦り寄っている。崩壊した民主党に期待出来ないと見限ったのに近い。古賀連合会長が公明党山口代表、井上幹事長と会談して、先ず公明党と懇ろになって、次に自民の旦那と『政労会見』の実現を目論んでいる。鶴ならぬ安倍の一声で何年振りにベースアップや、一時金を増額する企業が現れては連合の面目丸潰れだろう。この連合の与党接近の動きを快く思わない民主党幹事長細野が3月9日岐阜で「連合に依存せずに戦える態勢を作らねばならない。他党との協力はそれによって出て来る」と勇ましく『脱連合依存』を宣言した。若気の至りで前後も考えずに、タンカを切っちゃった。『口は禍の門』を地でいった訳だ。結局細野は3月15日に「誤解を与えました」と古賀代表に謝罪した。先輩前原も民主党代表就任挨拶に連合本部を訪問の際、「今後は労組に依存せず」とやって連合の選挙支援の気持ちを逆撫でした。そのころは民主党応援の人工台風をマスコミが揃って日本中に吹かしていたので気宇壮大になって、そっくり返ってのセリフだった。連合の末端の組合員は手弁当でポスター貼りなどの選挙活動をしてきた。これに対して『お前らの応援は要らぬ』と若造に切って捨てられては立場がない。支持率5%の民主党にボランテイアでの応援は程々にしようと支持者の心理だ。二大政党の夢はごった煮民主党の最悪な政治で消えた。自民党支持が圧倒して民主党以下が一桁で横並びだ。民主党の連中で『夢よ、もう一度』などと思っている手合いは殆どいないだろう。参院選では共産党といい勝負だ、良くて野党第3、4位になるだろう。


♪母さんの大きな蛇の目に入ってく・・ランランラン

2013-03-18 08:25:44 | Weblog

北原白秋、中山晋平コンビの童謡『あめふり』5番の歌詞は♪ぼくならいいんだ かあさんの おおきなじゃのめに はいってく ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン♪じゃのめは蛇の目傘のことだが最近”からかさ”自体を見掛けなくなった。蛇の目は勿論”へびの目”の事だが”鋭い目つき”を形容するのにも使う単語だ。政界の蛇の目と言えば自民党幹事長石破茂の目だ。所謂爬虫類の目だ。その石破の手腕が与党自民、公明から”冷たい目”で見られているようだ。先の自民党総裁選では石破が国会議員票と党員票を獲得して1位で、安倍が2位だった。党員票では石破支持が多かったが両者過半数を占めず、国会議員による決戦投票で安倍108票、石破89票で安倍に逆転された。遠目で眺めればいいが近くで見るとゴミだらけの富士山と一緒、現在落選して『老婆の休日』越後の真紀子、高裁でも有罪判決を受けた秘書を見捨てて、ただ只管、我が身お大事にと石コロ議員を引率して転々としているオレの生活1番の小沢も、その根性悪さに嫌気が差して取巻きが一人去り、二人去り皆無になった。石破もこの両者ほどではないが、石破自身の不徳の致す所が原因だろう。自民党を出たり入ったりした過去、そして無派閥だった石破が最近『無派閥連絡会』を結成して、事実上の派閥活動を開始したのも派閥領袖からは疑惑と冷たい視線が注がれている。確かに本人は幹事長の役職にあって派閥横断的に議員を集めれば胡散臭く見られるのは必定だった。石破は”昨日「無派閥連絡会」がスタートし、「無派閥という名前の事実上の石破派」などと書かれています。まあ何をやっても批判の対象となるのですから言いたい人には好きなように言わせておくしかありません。そもそも私自身派閥の「解消論者」であったことは一度も無く、「人が三人寄れば派閥が出来ることは当然だ」とずっと言ってきたはずです。いつの間にかこの人を総理総裁にしたい」という思いの人たちが相集って、その人をトップ(領袖)として政策を研磨し、政治や国家のあり方を学ぶのはむしろ推奨されこそすれ、否定されるべきものではありなせん。・・・派閥の機能がポストと資金の分配に特化して『派閥あって党なし、党あって国家なし』とまで言われるようになってしまえば弊害の方が大きく、派閥本来の機能ではない・・・”とブログで述べている。これは真っ当な意見だ。それが何故か、派閥を横串で刺すような手口、幹事長本来の職責である参院選の候補者調整は4道府県が未定で約束を反故にした。参院選後の野党との連携も菅官房長官が日本維新の会の松井幹事長と会談している始末、他党にも不信を抱かれている。選挙制度改革与党案には公明党の要求を入れるべきだと強調するので公明党側は甚だ迷惑だと嘆いている。どうも石破は人気先行の『大根役者』のようだ。『党の要』の幹事長の役は重かった。人は見掛けによらない、一見賢そうなのが愚鈍なことがある。やはり見掛け倒しだった。写真は創建当時に復元した東京駅、お上りさんを体験した。


いい国(119に)創るそうな

2013-03-14 14:39:40 | Weblog

昨年12月の衆院選で初当選した自民党の新人議員が119人いるそうだ。12日『同期会』を結成し、設立総会を開いた。初会合に104人が参加、会の名称を語呂合わせから『いいくに会』に決めたそうだ。119なら消防、救急の電話番号だ、『お助け会』の方がピッタリする、どうせ新米議員の互助会だ。余程こまめに選挙区を耕さぬと『小泉チルドレン』の如く海の藻屑と消える。平成17年の郵政選挙で初当選した新人83人も同期会『83回』を結成したが平成21年衆院選では10人しか当選できなかった。一方民主党はマスコミの協力と『小沢ガールズ』などが功を奏して大勝したが、今回の衆院選で民主党に残ったのと小沢の金魚の糞になって連なって脱党(脱糞ではない)した手合いも見事に落ちた。お蔭で国会内もスッキリした。有象無象が束になっても大した力にはならぬ。選挙は結局1対1の勝負だ。総裁安倍も「全員再選を目指そう」と呼び掛けたそうだが次回の選挙で戻れるのはどの位か、鮭の母川回帰といい勝負だろう。前は北海道から杉村何某なる若造が言いたい放題バカを丸出しにして新人議員の面汚しをした。民主党のガールズも勝るとも劣らずのお粗末さだったので世間の顰蹙を買った。それが今回の選挙結果だ。自民党執行部は新人議員の『浮かれた姿を見せれば安倍政権の足を引っ張る』から彼等を先ず10班に分けて国対委員会の役員会に同席させるなどして教育するそうだ。徹底的に教育してダメなのは公認せず追放すればいい。国土交通省政務官を『一身上の都合』で辞任した徳州会の徳田毅だが、柔道の内芝と同様なスキャンダルが出ている、また政治資金規正法違反の疑いもあるという。これに対して自民党が調査したという話しを聞かない。『蟻の穴から堤も崩れる』という。臭い物に蓋ではダメだ、安倍政権の高支持率に有頂天になっているのだろうか。ケジメがつけられないようでは支持率などアッと言う間に下がる。写真はシデコブシ、クロヤナギ。

 

 

 


アチラ立てればコチラが立たず

2013-03-10 17:03:23 | Weblog

夏の参院選まで3ヶ月余り、民主党政権の3年3ヶ月の体たらくに有権者が呆れ返って、民主党支持者が民主党を見捨てて第3極政党に投票したのが先の衆院選だった。その後人気もサッパリ回復せず、日本維新の会、みんなの党に遅れを取っている。切羽詰った民主党代表の海江田、幹事長細野が手分けして唯一支持母体である連合の地方組織巡りをしているが連合側は民主党に不満があって『任せて呉れ!』などと色好い返事が返って来ないのが現状のようだ。民主党執行部にしてみれば、参院選1人区では自民党に勝てる見込みがない。どうしても日本維新の会、みんなの党などの協力が必要だ。一方連合側にしてみれば、『労働組合に依存している』と民主党を批判している維新、みんなの党との連携は面白くない。アチラ立てればコチラが立たず、『窮すれば通ず』といかないようだ。労働者の味方の民主党政権がベアも出来ず、無為無策に終わった。一方出来て3ヶ月経つか経たない安倍自民党政権の鶴の一声で流通業界からベースアップが始まり、一時金の支給をする企業が出て来た。これでは全国各地で労働組合に負んぶに抱っこの民主党議員の存在理由がなくなる。益々窮地に追い込まれた恰好だ。民主党に後足で砂を掛けて石コロ議員を引き連れて去った小沢と提携しようと海江田が画策しているようだ。『貧すれば鈍する』というが、懲りないのか、鈍感なのか阿呆なのか、手の打ちようがないようだ。どうだろう、将棋の羽生三冠にでも手解きを受けてみては、流石の三冠にも『打つ手』はないだろう。写真はトサミズキ

 


イオンと父兄が大事だ

2013-03-08 09:07:52 | Weblog

人間隠蔽していた事柄を暴露されると過剰反応するものだ。野田内閣の副総理フランケン岡田が命じた「『中国刺激するな』野田政権の尖閣での消極姿勢また判明」と警備について産経新聞が3/5報道した。その記事を引用して3/7衆院予算委員会で自民党の萩生田議員が質問した。これに答弁した安倍首相が「野田政権下での海自の警戒監視について、「過度に軋轢を恐れる余り、当然行われるべき警戒警備に極度の縛りが掛けられていた。安倍内閣の発足直後から前政権の方針を根本から見直した」と答弁した。これにフランケンがイチャモンを付けた。産経新聞の記事は”昨年9月11日尖閣諸島の国有化後、周辺海域で挑発を繰り返す中国海軍艦艇への対処について、野田政権が中国に過度の配慮をした指示を出していたことが4日、分かった。海自艦艇は中国軍艦と15カイリ(約28キロ)の距離を置き、中国側が近づくと後退するよう命じていたほか領海侵犯の恐れがあっても先回りして警戒するのを禁じた。複数の政府関係者によると、こうした指示を出したのは岡田克也前副総理が中心だったという。昨年10/3野田が、岡田、藤村、玄葉、森本各閣僚を集め尖閣に関する関係閣僚会議を開き、対応を協議した。岡田は『中国を刺激しないように』と発言。15カイリ離れると目視は困難でレーダーによる監視に頼らざるを得ず、領海侵犯を未然に防ぐための措置も遅れかねない。岡田氏は次いで、中国海軍の領海侵犯を黙認させるような対応を命じた。・・・”そして岡田はこの記事は事実無根だ、防衛省に抗議したと述べた。岡田は『国益』という熟語を連発して恰も愛国者だと吹聴したかったようだ。彼が親中国なのは父兄が経営するスーパーイオンを中国に数多く展開しており、今後も多数の出店を計画している。中国を刺激すれば先日の政府主導のデモで暴徒により日本関係の企業、店舗など荒らされ、略奪、放火されて甚大な被害を出した。これらの無法集団に再度見舞われるのを恐れてのことだ。『中国の国益とイオンを守る』のが日本国内閣の副総理フランケン岡田のオツムの中だ。野田政権も当初は3キロ程度まで近づいて警備していたのが岡田の指令で28キロまで離れていた、12月に安倍政権が常識の3キロに戻したので『日本が挑発に出た』と中国側が受け取り、レーダー照射して威嚇行為に出た可能性がある。日本より『中国命』の岡田一家とイオンの中国移住をお勧めする。


かわいさ余って憎さ百倍

2013-03-03 06:21:49 | Weblog

みんなの党渡辺代表『ミスター・アジェンダ』は大阪維新の会の橋下に『おお!同志』と当初急接近して選挙応援まで行っていたが、その橋下の方は東京の石原前都知事に惚れてしまって、石原の太陽と維新の会が合併『日本維新の会』となった。みんなの党アジェンダの目論見は雲散霧消した。そして12月の衆院選では、日本維新の会11名だったが54名当選して5倍。一方みんなの党は8名が18名だから2倍だ。橋下、石原に煮え湯を呑まされたと渡辺は憎さ百倍、最早橋下とはケンカ状態だ。みんなの江田幹事長等が維新の党幹部との連携話も「選挙協力の権限のない連中が集まっただけで、どうでもいい話」だと一刀両断。頭から湯気を立てて怒っていた。選挙などは本来、幹事長マターだ。これを権限がないのがとやられたら江田の面目丸潰れだ。アジェンダ渡辺は少数野党内でワンマン振りを遺憾無く発揮しているのでみんなの党の中で孤立を深めていると言われている。渡辺が官僚を蛇蝎の如く嫌うのはどこに原因があるのだろう。渡辺喜美と江田憲司共著『脱・官僚』脱・官僚政権樹立宣言、霞ヶ関と闘うふたりの政治家の副題で講談社から出している片方が『権限のない輩』と記者会見でやられたのでは立場がない。民主党が政治主導だと官僚を排除した3年3ヶ月の結果は国内外で無様な結果だった。2月調査の読売世論調査では『政党支持』は自民党42、民主党6、日本維新の会5、みんなの党3だ。次に今年夏の参議院選挙の『比例代表の投票政党』は自民党42、日本維新の会13、民主党7、みんなの党5、公明党4の順だ。人気でも維新の後塵を拝している。どうもみんなの党が主導権握るのは至難の業。アジェンダは小政党の党首程度の器量だ。


お子様前外相の負け惜しみ

2013-03-01 10:15:23 | Weblog

衆院選迄野田政権の外相だった玄葉が28日衆院予算委員会で質問に立った。玄葉はここ2ヶ月、週3日程福島入りをしていると誇らしげに述べた。そして安倍首相が政権取る前に何回福島を訪問したかと質問、3回位と答弁すると「福島に思い入れがないと思えて残念だ」。そして玄葉は福島で感じるのは『除染』が進んでいないことだと政府を追及したが民主党政権が無能力だったのが原因で除染が進んでいないのではないか。発足したばかりの安倍政権を責めるのは無理がある。無役になった玄葉が福島入りするのはオノレの選挙区だからだろう。光輝ある民主党3代総理ポッポ、カン、ドジョウが首相を辞めてから福島入りしたのは何回だろう。カンなど四国八十八箇所霊場巡りの続きをやると言ったら福島県飯舘村村長から「それより先に被災地の仮設住宅を回るべきだろう」と野次られる始末。人様の蝿を追う前にオノレの頭の蝿を追うのが先だ。玄葉はTPPについて、オバマ米大統領との会談で関税撤廃に事実上「例外」を認める共同声明を文書でまとめた安倍首相に対して自慢げに「当たり前のことを確認する。それは国内向けのパフォーマンスだ。既に昨年4月に私とUSTRのカーク代表との間で、関税は交渉の中で決まっていくと確認している。民主党時代に決まっていた」これに対して、首相は「それなら民主党政権時代に文書にすればよかったのではないか。政治は結果だ。後で結果を出した人に向かって『そんなのはオレたちだって出来た』と言っても世の中には通らないのではないか」と苦笑しながら答弁した。中途半端なお子様外交しか出来なかった民主党政権の行状を棚上げしての質問には笑える。また日米関係について鳩山政権では一時ゆらいだが、その後正常化したと自画自賛。「米国からすれば安倍政権は野田政権の延長線上ということだ」と決め付けた。民主党政権がイビツにしたオバマ政権との関係をやっと修復した安倍首相に対して野田政権の前外相玄葉がシャーシャーというから呆れ返る。松下塾の机上の空論で育った実地体験不足の若造には外相は荷が重すぎた。民主党の人材不足を遺憾なく天下に曝け出す阿呆には驚き且つ呆れる。写真は梅林の中にある古い物置小屋が壊れて剥き出しになっていた。梅干用の樽だろうか。いや民主党御用達の樽さ。