予てから参議院無用論が言われていたがまた、その参議院議員の連中が自ら『無用だ』と証明してくれた。第183通常国会最終日の26日参議院に泡沫政党の生活の党、みどりの党、社民党が首相問責決議を提出した。首相問責の理由は参院予算委員長の石井ピンが策略を巡らして職権で開会を決めた、与党は参院議長不信任案の処理が先だとして欠席した。これが憲法違反だとの屁理屈だ。これに付和雷同したのが民主党、みんな、共産、維新の会、新党改革だ。野党多数だから問責が可決された。先の都議選で惨敗した民主党は”江戸の敵を長崎で討て”の心境なのだろう、恥も外聞もなく泡沫党の尻馬に乗って賛成に回った次第。国会の”ねじれ現象”が最後に出た、ねじれの理不尽さを天下に又も晒した。泡沫党と民主党の最後っ屁だ。目前に迫った参院選では泡沫党は正に”うたかた”と消え、民主党は20議席程度に激減するだろう。蝋燭の明かりが消える寸前にパーと明るくなるのに似ている。参院選後に起こる”路傍の石コロ”達の屍累々の悲惨な図が選挙前から描ける。昔大野伴睦の『猿は木から落ちても猿だが、代議士は落ちればただの人だ』という格言がある。参院議長の平田もこれで引退する、お飾り議長だった、当選回数はたったの3回、労組上がりで与党経験は3年3ヶ月、実力が欠如しているから参院運営の差配は端から期待できなかったので12の重要法案などを全て廃案にしてしまった。精々重要法案でも通していれば幾らか面目が立っただろう。特に民主党代表の海江田は記者の質問に法案成立を優先する、問責決議などは後だと話していた。それが参院民主党のボスザル輿石を説得する所か逆に肘鉄を食らって問責決議賛成に回って、重要法案を廃案にしてしまった。ゾンビ議員が党代表ではバカにされるのは当然だろう。国会最後の日に、自ら味噌をつけてしまった。これらを形容するにピッタリの言葉がある『自棄糞』汚いが相応しいではないか。これまた注文したようにズーラシアで撮った画像がある。象の脱糞の図だ。糞は1個1.5kgあり1回に10個位する、1日6回するから全量90kgになる。飼育員は正にフントウ(奮闘)する。乾燥させると大きなパンのようだ。又もや中国へノコノコ出掛けて糞害を撒き散らしているルーピーハトポッポの脳味噌のように軽い。