能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

スタッフブログ

インタープリター山崎の日常、スタッフブログ「ゆらりぶらり」も日々更新中です!

鉢伏山 美しいキノコ

2009年10月02日 | 鉢伏山
山でキノコをたくさん見ています。
こんなに意識的に見た経験は生まれてこの方ありません。
おいしいキノコも毒キノコもありますが、ガイドとしてまず生態観察です。

ミズナラ林の谷ぞいのじめじめしたところにありました。

ドクベニタケとズキンタケ、それにヒイロガサです。

水源の倒木の上にはチシオタケが生えていました。

大きな木の根元のムロにはクヌギタケ、かな?

地中の菌糸体が胞子を飛ばすため地上に現れたのがキノコです。
菌類は「分解者」として有機物を無機物に還元する大切な役割を担っています。

鉢伏山 猛毒キノコ

2009年10月01日 | 鉢伏山
ある日、白いキノコをみつけました。
あまりに清楚で美しいのですぐに調べてみました。すると・・・

猛毒キノコ「タマシロオニタケ」だったのです。

こっちもよく似た猛毒キノコ「ドクツルタケ」です。
世界中で人の命を奪っており、”Destroying Angel”の異名があります。

この形の白いキノコはどれも致死性の猛毒があり危険です。

「コレラ様の激しい下痢と消化器系の症状の後、
いったん収まるが数日後に腎臓・肝臓の組織が破壊される。
一本以上食べると3日以内に死亡する。」

毒キノコというのはこんなにも恐ろしいものなのかと
震えあがってしまいました。
まるで核爆弾のキノコ雲のような「死の天使」です。