「空中取り木」という手品の名前のようで手品のような苗の作り方があります。
アスナロヒノキとかヒバともいわれている能登特産の針葉樹「アテ」の枝の樹皮を切り取ってから
ミズゴケを巻いてビニールをかぶせると、そこから根が再生して苗木になるのです。
これがその「空中取り木」している現場写真。
能登空港のそばにある石川県健康の森館長の石下哲雄さんが20年前にアテに導入しました。
ご本人から直接そのノウハウを講演して頂きました。
昨日の日曜日に行われたテレビ金沢主催「ふるさとの森 再び」のアテの森づくり。
今年は穴水七海が植樹地です。
みなさんそれぞれの思いで植林活動に参加されています。
記念の目印も立てました。
ボリューム満点のキノコ汁やおいしいきゃらぶきの昼食を頂いた後に
松尾和広さんによる焼き栗の実演と講演がありました。
松尾さんは愛知から移住、能登栗を使った焼き栗を4年前から輪島の朝市で販売されています。
香ばしくてとてもおいしかったです。
これから植樹イベントを、鉢伏山に活かしてみたいと思います。