鉢伏山のファンを晩秋の山へお連れしました。
地元の中さんが休みの一日を鉢伏山へ当てて下さいました。
ご自身で鉢伏山へ何度も来ています。竹取物語にもご参加頂いた「お味方」です(笑)。
それならば今日こそは鉢伏山の懐深さを知って頂くよい機会です。
いつものブナ林はすっかり葉が落ちて白い幹が明るい晩秋の姿でした。
そのブナ林を下りて道なき道の水源を探り、川を遡って尾根にかじりつき、
ぐるっと回って元の所に戻ると驚かれた様子でした。
「こんなにいろいろあったのにこんなに近かったんですね。」
狭いエリアで次々とシーンが変わる中でいろいろな自然の姿を楽しめる。
それがここの利点かもしれません。
ガイドと一緒でなければ行けない鉢伏山の自然の深奥を体験して頂きました。
舞台を鉢伏山頂上エリアに移し、ブナの稚樹も植えました。
100年後の森のレイアウトを考えながらの位置決めに時間がかかりましたが
6本ほどのブナを植えました。
小さいので踏まれないように目印を多く付けてあります。
みなさん、鉢伏山へ登る際は気をつけて下さいね。