ガンジス・河の流れ

インド・ネパール。心の旅・追想

ジャンキーの旅          No2 Ward・・・・・79

2014-07-09 | 3章 デリー中央第一刑務所No2Ward

昨日、今日とビリを多めに買っている、大量に入荷したのだろう20本入り1パケが140ルピーと安い。独立した寝場所を持っているので買い溜めしてもキープ出来る。グループに気を使う必要はない。今日は余程スタッフをやりたかったのだろうアミーゴがビリ4本を出して半パケ回してくれと言って来た。
 朝の粉入れはやめようと思っていた、がまだ下痢が続いてトイレに行くとついスニッフしてしまった。粉入れ、14時、20時。まだ腹が張ってガスが溜まっている、明日もまだ下痢が続きそうだ。
 12時からの施錠時、インド人がぼくを呼びに来た。鉄格子の外に弁護士の事務所の者だという男が来ていた。インド人の早い英語だがどうもお金の事を言っているようだ。早くお金を払ってくれないと仕事が出来ない、小切手の両替を早くやる為、東京銀行のゼネラル・マネージャと大使館へ日本語で良いから手紙を書いてくれ、彼の言い分はそんなところだろう。小切手はマリーが持っている、フィリップスに手助けをしてもらって現金化を進めていた。詳しいことはAバラックの奴の所へ行け、と言ってやった。20分ぐらいしたら又インド人がぼくを呼びに来た。事務所の奴が戻って来る迄の間ぼくも考えてみたがちょっと頭に来て、言うべきことは少し英文で纏めていた。
「今回、弁護士がやった仕事といえば1月5日たった1回来ただけだ。それもぼくのお金の返還手続きをやっただけじゃないか。何故、今の時期からお金、お金と言うのか、ボスとの打ち合わせでは初め少しアドバンスを払ってあとは裁判の進行によって随時支払うということになっている筈だ。それに支払いについては大使館の方で支払う事になっている。支払いの条件はぼくの手紙を持って行き、その手紙に記入された金額を弁護士またはその事務所の人間である事を証明できる者に大使館が直接支払う。そういう事になっているじゃないか」
と彼に言ってやった。彼は最初、かなり強気に出ていたが、分かった々と態度を変えて帰って行った。

福岡県全域が台風8号の強風域に入った 学校が繰り上げ下校を決めたのだろう
午後1時過ぎ 右から小学生が 2時過ぎ左から中学生が下校してきた
道草ばかりくっている はよ帰らんばあめかぜがつようなるばい
室温28・5度 湿度75% 風だけなので半分網戸にしている
雨が降り出したらガラス戸を閉めなければならない はよ通り過ぎてくれんかねぇ~ 
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