ガンジス・河の流れ

インド・ネパール。心の旅・追想

ガンゴトリ・・・12    一つの旅は終った             

2008-02-28 | インドの旅
 出発の朝、ぼくが住んだコテージとぼくのバックパックを記念に撮った。

 終わりは新しい旅立ちを意味する。心の整理は不要。

 デリー~マドラスExp 48時間列車で南下する。

 コロンボへ飛ぶ。再び南インド。

 列車とバスで北上しカトマンズへは10月ころになるだろう。

 そんな計画なんてぼく自身、信用していない。

 レールに導かれた人生や旅なんて面白くもくそもない

 ノープロブレム、明日が不確定だから夢は広がる・・・・・
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ガンゴトリ・・・11     チラム         

2008-02-27 | インドの旅

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 サドゥやババ達と使ったチラムをガンジス河へ流した。

 彼らと回したチラムはぼくの旅。その軌跡。

 さようならぼくのチラム。

 オーム・ナム・シバ・・・・・

 明日、ぼくは山を下りる。
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ガンゴトリ・・・⑧  5月22日

2008-02-17 | インドの旅
 滝が落ちる、吹き抜ける風、コテージのトタンがバタバタと煩い。
ぱらぱらと雨の音。戸を閉め切ってランプの灯りをじっと見つめる。
午後2.45分のガンゴトリ。雨が降ると舞う砂がおさまる。
しかし寒気が襲う。風と雨がおさまるのをじっと待っている。
だって何ができるというのか。
 風がやんで雨だけになる。夕方前、もう一度太陽は顔を出してくれるだろうか?
もうずーと身体を洗っていない。暖かい午前中、目一杯太陽を浴びて
小屋で身体を洗おうとしたが水をかぶっただけで震えがきた。
寒さに負けそうだ。ビザの残りは20日。マドラスへ南下しスリランカへ飛ぶか
カトマンズへ行くか?
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ガンゴトリ・・・⑦   ランプの灯り

2008-02-15 | インドの旅
 電気のない生活が続いている。暗いなぁ~、
イメージもつい暗くなってしまいそうだ。
村を歩いても笑い転げるようなハプニングもない。
みんな真面目な顔をしてお詣りをしている。
アシュラムではトイレで紙を使う事が禁止されている。
寒い朝のトイレは辛い。それでなくても冷たいお尻を
しびれるような冷水でびちゃびちゃと洗う。
かじかんだ指に・うんこ・がついてちょっと堪忍してよと言いたくなる。
 1ヶ月はここでヨガをやりたいと言っていた隣のアメリカ人が
いなくなった。夕方、4時ごろ突風と雨。今日はこれで終わりだ。
ランプはインテリアとして見たことがある、まさか自分で使おうとは。
ガラスの部分をきれいに磨いておかないと暗い。もう一本ロウソクに火をつける。


 昨夜、「ガンゴトリ・・・⑦  雨」を書き投稿した。
タイトルだけで本文がないなななんと
どないなっとんかぁ~~おいらは知らんでぇ~
という事情でした。すんませぇ~~ん。
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ガンゴトリ・・・⑥   不浄の水路

2008-02-13 | インドの旅
 アシュラム内に細い水路がある。グラスに注いで飲みたくなるような清流だ。
ガンガ本流は少し灰色っぽいので他の渓流からの引き水だろう。
小さな水路はいずれ下流でガンガに流れ込む。
ガンガ河畔には必ず聖なる場所と不浄の地が併在する。
ガートやサドゥが生活する聖に対して彼らが排泄する不浄の地だ。
メジテーション・ホールへ歩いて行くと下流の方に板塀の小屋が建っている。
水路には渡し板があり戸を開けるとそれを上流に向かって跨ぐ、トイレだ。
早朝、そこに跨ぐ。水面に冷たい風が吹きぬける。
お尻や何やらがちじみこむ。落とし物は急流に流された。
冷たい水を左手ですくい ひえぇ~~と尻を洗う。
清濁をのみガンガは流れる。聖なる河である。

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