ガンジス・河の流れ

インド・ネパール。心の旅・追想

その後    帰国・・・1

2019-01-16 | その後・帰国

「入院しましょう。これ以上一人でいると危ない。今ちょうど病室が空いています」
「先生、まだ耐えられます。何度もこんな状況を生き抜いてきましたから。自分の症状は分かっています」
「分かっているって、何がどう分かっているんですか?」
先生には5年間のインド滞在で酷い躁鬱症を患い大使館の忠告でデリー精神病院へ1ヶ月間入院していたとだけ問診で伝えた。デリー精神病院を退院するときドクターから引き続き薬を飲むようにと渡された処方箋はそのとき先生に提出してある。薬物中毒による禁断症であるだろうという印象を先生は持たれているのではないだろうか?インドでのドラッグに溺れた生活を精神科の先生といえども話すべきではないとぼくは考えていた。ここはインドではない。どういう形で情報が漏れていくのか分からない、その事を警戒した。重症の薬物中毒患者が診察にきたと連絡され取調べを受けることだけは避けなければならない。禁断に苦しみながらデリー警察で厳しい取調べを受けた場面が頭をよぎった。ここは日本だ、犯罪者として逮捕されることだけは絶対に避けなければならない。

バックアップのデーターを調べていたとき 帰国・1というファイルを見つけた
サイズは24kb 30枚程度だと思う いつ、何故書いたのか 分からない
一応 目を通して見た 一部 訂正すればと思うのだが その続きがない
先の見えない文章だ・・・
コメント
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