ガンジス・河の流れ

インド・ネパール。心の旅・追想

チラムを吸うババ・・・8

2017-08-26 | チラムを吸うババ



夜明けまで 次は10時と日没から各1時間3回の瞑想 それに午後のハタヨガの
指導を受ける これがぼくのアシュラムでの日課だ 食事は昼と夜 朝食はない
その合間 山を下りてババたちの生活エリアへ出かけて行く
ボーンシャンカール チラムが回りはじめる
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ジャンキーの旅・逃亡・・・・・18

2017-08-21 | 5章 ジャンキーの旅  逃亡

 ぶらぶらと歩いてホテルへ戻ると真っ暗だ。灯りは受付に置いてあるローソクだけ、昨日の夜は電気が点いていたのでぼくは忘れていた。カトマンズで生活していくにはローソクと懐中電灯は必需品なのだ。カトマンズの人口は増え続けている。以前はインドラ・チョークを中心とした旧市街だけだったが、新市街であるタメル地区の開発が急ピッチで進んでいる。電気の需要に供給が追いつかない、そのため新、旧市街を一日交代で電気の供給を止めるのだ。それも日常生活で最も必要な時間帯である18時から20時に停電する。無茶苦茶な話しだがしょうがない。ぼくはホテルを出て雑貨屋へローソクを買いに行った。広場の店でローソクと煙草を買っていると、さっそくチビが駆けて来てぼくのシューズにじゃれついて遊ぼうとする。可愛い奴だ。チビの頭を撫でながら「元気にしてたか、チビ?」とぼくが話しかけるがチビはしょぼくれた顔をしていた。ぼくがホテルへ歩いて行くとチビはじゃれながらついてくる。しかしホテルへ入る通路にくるとチビはぴたりと止まる。通路の中からぼくがいくら呼んでも絶対に入ってこない。チビは犬なりに人間の領域へ入ってはいけないという事を知っているのだろう。
 1月9日、夜デリーを出発して今日12日まで心が休まる時はなかった、疲れた。でも15日(月)までの2日間は少し休めそうだ。チェーシングをしても楽しくない。それは気持ちの奥にある逃亡の緊張感が弛緩しないからだ。
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ジャンキーの旅・逃亡・・・・・17   大使館

2017-08-13 | 5章 ジャンキーの旅  逃亡

 銀行での預金引き出しが終ると一旦ホテルへ戻りスンダルのバイクで大使館へ行った。まさか午前中に大使館まで行けるとは思っていなかった。受付で事情を説明すると大使館員のDさんが出てこられた。もう1度ぼくが説明しようとすると、事情は聞いて分かっています、という様子で盗難証明書と写真を用意していますか、とぼくに聞いた後
「パスポートを作ります?どうします?」
とDさんはぼくの意向を確認された。パスポートを再交付してもらう時間はない、トラベル・ドキュメントをお願いしますとぼくは答えた。デリーでパスポートを作ろうとして写した写真がある、それを提出した。夕方には用意できるので受け取りにくるようにと指示された。順調だ、すべて上手くいっている。
 スンダルにも店の仕事があるだろう、夕方はぼく1人で大使館へ行った。トラベル・ドキュメントを受け取って有効期限を確かめてみると今日12日(金)から21日(土)までとなっている。こんな事だったら15日(月)の交付にしてもらえば良かった。13日(土)14日(日)は何も出来ないのだから。15日(月)にビザが収得できれば16日(火)に出国する予定だから、まあ問題はないだろう が何かしら不安が微かに残った。
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残念ながら    東筑高校

2017-08-08 | エッセー



東筑高校 学校関係者各位 
応援団 野球部選手の皆さんお疲れ様でした
甲子園でプレーしたことを想い出に
福岡へ胸を張って帰ってきてください。
ありがとう
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