ガンジス・河の流れ

インド・ネパール。心の旅・追想

おどりゃ~

2017-10-24 | エッセー

たいふう21ごうめ~~なおさんか~おどりゃ~
おいちゃん気ばしっかりせんねぇ なんわめいとるかよう分からん
いつものことやき そのうちようなる しんぱいなか
なんぶつぶついうとんかぁ お~このがきゃ~
荒れとるなぁ おいちゃん そりゃそうやろうがぁ

壊れました 昨年の台風に続いて二度目です



台風21号 おまえが壊したんやから なおせ お~こら~
無茶やもう北海道のあっちへいってまっせ おいらは 戻って来ましょうか?
戻ってこんでえぇ 何するかわからん 市が直してくれる

既に新しい仮の船着き場が造られている まだ使用はできないそうだ
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ドラッグノート・・・7     白い鳩

2017-10-16 | ドラッグノート

何もしたくない 身体が震える
吐気が 胃が苦しい
カーリーも仏陀も荒々しく消し去る
ピンク色のキャンドルは吐気
カトマンズにも吐気を感じはじめる
いや冷静になろう 冷静に 冷静に
自分に帰れ 本来の
本来とはなんだ 本来とは
光が見えはじめる 見ないゾ 神なんて
神なんて見たくない そんなところへぼくは行かないゾ
光が バラバラの光の粒子が像を結晶しようとしている
そうはさせない
もうすぐカトマンズを去る 思うとひとつの旅は終わったのだ 
プレジャルーム、ウィンドペインそしてスワヤンブーでのLSD
出発しなければならない

白い鳩は何を意味するのか
彼はあれを取りに来るのかもしれない         7・16th


しと々と小雨が降り続いている 湾は甲イカのシーズンに入っている
まだ湾に入っているイカの数が少ない 釣り人は苦戦している
お届け先は多いのにぼくが釣ったのは2枚だけだ 
「イカの夢ば見たばい」わっかとる この雨ではなぁ~ 




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ジャンキーの旅・逃亡・・・22

2017-10-11 | 5章 ジャンキーの旅  逃亡

 順調に進めば明後日、5年振りの帰国となる。ぼくはどんな顔をして日本へ帰るのだろうか。荷物の整理は終っている。明日イミグレーションでビザをとり飛行機の予約確認をすれば帰国の準備はすべて終る。今日の予定は何もない。広場へ行ってケダルとクマルに会っておきたい、彼等に会うのはこれが最後になるだろう。朝食が終ってケダルの店へ行くと既に土産物を並べる仕事は終っていた。ニューロードの方を向いて店番をしているケダルに「おはよう」と声を掛けて彼の隣にぼくは座った。ぼくを見たケダルは
「チャイ、飲みましょう」
「今、飲んできたからいいよ」
「もう一杯だけ、それだけ飲んで下さい」彼がぼくにチャイを進めるときに使ういつもの会話だ。チャイを飲みながら2人は並んで座っていた。特別な会話などなくてもお互いに気を使うことはない。
「赤ちゃん、元気?」その言葉を聞いた途端にケダルの顔は満面の笑みに変わった。赤ちゃんの動きを手振りで真似て
「元気よ、こうして歩くよ、もうすぐ2才になるよ・・・」
楽しそうな彼の顔を見ているとぼくも嬉しくなった。
 ケダルがお見合いをしたのは3年前だったのか。
「明日、お見合いをするよ」彼は照れくさそうにぼくに知らせた。興味津々のぼくは翌朝すぐ彼の店へ行って話しを催促した。ケダルはある建物の屋上に上がって通りを隔てた建物の屋上に現れるお見合いの相手を待っていた。頭からショールを被った女性が屋上に現れた、がすぐ建物の中へ戻って行ってしまった。
「どうだった?」
「何も見えないよ、こうして、頭からショールを被っていたから」
ぼくは吹きだしそうになった。若い2人はそうして親の決めに従って結婚をした。1年後、バンコクで安いペアウオッチを買いカトマンズへ戻った。新夫婦へのささやかなプレゼントだった。その時、女の子が生まれたと聞いていた。
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ドラッグノート・・・6    雨が降る

2017-10-02 | ドラッグノート

もう一度マクロードガンジでトリップするのか
断食行のダライ・ラマ14世へトランペットとドラムが鳴らされる
谷に共鳴する経の妖気
ぼくの仏陀は待っていてくれるだろうか
カリーの絵
真赤な花弁 それは女性自身
外部の放射帯は子宮へ至る道
子宮は宇宙
命の飾り カリーはその中心にある 
アーディブッタはシャクティとファックする
天上界は創造され支配しようとするアディブッダ

人こいしさに人家の前に立つ牛 静けさ
カトマンズの夜 雨が降る
                 雨季のカトマンズ

11月 ダライ・ラマ14世が福岡へ来訪される
マクロードガンジでの厳しい旅 夢の中にその記憶がある
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