途中でお昼ご飯をいただき、所要時間約4時間、アルタの街に入りました。モダンなお家が並んでいます。長三角の旗が上がっていました。国旗ではありません。留守していた別荘の住人が返ってきたとき「わたし帰りました」と揚げるのだとの説明がありました。
アルタ博物館、この建物を抜けると岩絵 (ロックアート) に出会えるのです。
1985年登録の世界遺産ですよ。との表示。
博物館のガイドさんの先導。遊歩道は約3㎞、よく整備された木道を歩きます。
驚くなかれ。この絵6000~4000年も前、なんと紀元前4200年ころから描かれ始めたのだといいます。この岩絵は、1973年(昭和48)付近で遊んでいた少年2人によって偶然発見されたそうです。赤い色は保存も兼ねて彩色されたのだという。
絵はあるのですが、彩色されていなければ、このとおりほとんど何も見えません。
遊歩道のすぐ隣にはアルタフィヨルド。
何という花か知りませんが、可愛らしい花があった。日本に持ってくれば、もちろん高山植物。
2013年に完成したという「オーロラ大聖堂」これが教会ですかと聞いてしまいたくなります。塔の頭に十字架もありません。入ってみませんでしたが礼拝堂はどうなっているのでしょう。デザイン国家が連なる北欧、ヘルシンキの教会もそうでしたが、20世紀の教会は、まるでデザイン競争みたいに、らしからぬ教会が建築されているらしい。フランスやドイツの教会には滅入ってしまう私も、こちらは楽しい。
若いご夫婦が、ゆりかごブランコで、赤ちゃんと遊んでいました。日本にこんなブランコあるだろうか。
ホテル「スカンディック・アルタ」に入ります。入口には Tokyo 7221㎞ Lisbon 3976㎞ Mexico City 9135㎞ なんて標識がありました。