旅も5日目、ロッジの朝だ。今日も素晴らしい天気が待っていてくれそうだ。
玄関にダッフルバックが並びます。スーツケースはプロペラ飛行機には載せられない。カトマンズのホテルで、このダッフルバックに詰め替えをするのでした。そしてここではゾッキョが運んでくださる。
旅立ちの前に、ガイドから何か話を聞いているらしい。こんな清らかな空気の中で、私だけがマスク姿。昨日から少々不調。夜になったら咳が止まらなくなった。高山病ではない「高山咳」だ。咳の多発に、背中まで痛くなってきた。タンも絡む。やれやれだ。幸い熱が出なかったのがせめてもの救いだ。
この袋の中に、私たちの荷物を運んでくれるゾッキョの餌が入っている。どんな物を食するのか近くに行って確認しなかったのは失敗だった。多分干し草だと思うんだけど。
ゾッキョに荷物をつけています。9人分を3頭で運ぶと聞きましたが、1頭が何Kgの荷物を背負ってくれるのでしょうか。
大きなロッジも見えているパクディンの村を後にします。
ルクラの空港に着いてすぐ目にした山、6000mのパリ山との説明。白い三角錐が岩山の隣に。
何頭いるのだろうか。ロバがズラッと橋を渡っています。このロバ列が途切れなければ、私たちは歩を進めることができません。
いくつの橋を渡ることになるのでしょうか。ゾッキョも渡るステンレス製の立派な橋です。この橋が結構長いのです。揺れないと言えばうそになります。
私たちの荷物を背負ったゾッキョが登ってきた。ロバと一緒で先導者がいなくても、道草もせずに歩いていく、お利口ゾッキョだ。
そして、私たちのゾッキョが遠ざかります。