列車がしばらく停車していたアリススプリングスは、あの岩山、大きな一枚岩。1987年に世界遺産登録された「ウルル カタ ジュタ国立公園」エアーズロックと言われるその岩山まで440kmの玄関口。この縦断の旅を企画している他の旅行社では、ここから2泊3日のエアーズロックツアーが組み込まれているものもある。私がこの地を訪ねたのが2005年、まだブログの世界なんて知りえない頃。そこで11年前を振り返って、アルバムをめくりながらブログに留めておこうと脱線することとしました。
ケアンズの宿は港の近くだったらしい。そしておいしかっただろう美しいお料理をいただいているのでした。もちろん何も覚えていません。ただ、街へ出るとあちこちから日本語が聞こえてきました。コンビニに入れば日本の若い女の子が店員さん。「OK GIFTS」巨泉のOKギフトと書かれたお店もありましたが、そのお店現存しているのでしょうか。
2005年の旅の初めはケアンズから。1988年に世界遺産登録された「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」へゴンドラに乗っかって訪問。そして緑にむせ返るジャングルの中をポコポコ歩くのでした。
帰りもゴンドラ。 世界遺産のキュランダ村へはキュランダ高原列車という交通手段もあるのですが、それには乗っけてもらえませんでした。
そして、美しい海とサンゴ礁に囲まれた南半球の楽園として、1981年世界遺産に登録された「グレート・バリア・リーフ」を訪ねます。船で約1時間。島ではグラスボートでサンゴ礁やお魚を眺める時間がコースにセットされているだけで、あとはご自由にどうぞでした。
シュノーケルに興ずる人、泳ぐ人や島内を散策する人などいたようですが、私はひとり、このお兄さんに誘われて、これに乗りました。高所恐怖症という病を持つ私にとっては重大な決断だったのです。でも、あまり怖くはありませんでした。カメラは命綱を確保してくれている船にお預けでしたから、今になってみれば上空からの写真がないのが残念。
この旅は、オーストラリアでツアーを組んで巡り歩く旅でした。バスがホテルを回ってお客さんを集めてツアー成立といった感じ。もちろん事前申し込みですが、その時にならないと何人集まってくるのか分かりません。
美しかった世界遺産の島を後にしてケアンズに戻ります。