自由行動になって、町中から湖畔へ向かってずいぶん長いエスカレーターで降りてきました。もうそこまで雪が、私の腕時計で見ると気温5度、凍えるようなサン・モリッツ湖ではヨット競技中。寒いだろうに好きこそもの何とかでしょうか。
「黒鳥」? なんという鳥か知りませんが、水中に潜っては水草を取っては食べていました。
ヨットの大会ですから幾張りもテントが張られ、ホルンも響いていましたが、この寒さではお客さんはまばら。
なんとも淋しい坂の街の風景です。世界最古のスキーリゾートと言われ、冬季オリンピックは2回も開催されたというこの地、この時期は夏から冬への谷間の時らしい。お客さんの姿はほとんどないんです。また言わなければなりません「谷間の時節なのに日本人だから訪ねたんだよね」と