気の向くままに、旅の様子を載せていきます。
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アンデルマットからは待望の氷河特急。平均時速35kmとか、世界で最もゆっくり走る特急列車で5時間かけてサンモリッツを目指します。全線(ツェルマット~サンモリッツ)を走行すれば280kmを8時間要するというゆっくり列車。調べてみました。青森から鹿児島まで新幹線で走れば2,177kmを11時間ちょっとで走ってくれるらしい。
列車内で手にした「列車案内パンフ」中国語と日本語が付記されています。また、走行中観光ポイントになるとチャイムが鳴ってイヤホーンを耳にすると日本語での案内があるんです。
ずいぶん標高差のある鉄道です。クール駅が585m、峠の頭が2033m。この高低差ですから氷河を眺め、青々した牧草地や豊かな自然に触れることが出来るのでしょう。ちなみに日本で一番高い駅はJR小海線の野辺山駅(1345m)世界のそれは中国チベット自治区にある5068mの駅だそうだ。その列車には酸素吸入装置が整っているとか。
前菜のサラダがピンぼけ。ビール500mmは駅のキオスクでお安く調達。列車レストランは格調高くもちろん瓶ビールですよ。
ファーストクラスの座席は3列シート。乗務員さんがメインデッシュの御用聞きに回っています。 窓外は真っ暗、いっぱいあるトンネルのひとつを走っているのでしょう。
そぼ降る雨の中、ガスに包まれ絶景がどこかへ飛んで行ってしまいました。