国道156号線の白川郷と五箇山の間の椿原ダム付近にある旧椿原橋、現存する数少ないカンチレバートラス橋です。1953年に架橋されましたが、交通量の増大に伴い、1979年にはその役目を終えています。ここを全盛期の国鉄バスの名金線が通っていました。
このタイプのカンチレバートラス独特の特徴として、橋脚以外の箇所に橋桁の継ぎ目があることで、上の写真だと橋脚の隣の門型の枠のあるところが、橋桁の継ぎ目になります。
橋桁の継ぎ目部分で、ここは普通の橋なら橋脚の真上ですが、カンチレバートラスだと橋脚から少し外れたところになります。
撮影 2021年8月28日
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