トライアングルの部屋

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仙台在住で大の阪神ファン

九十歳。何がめでたい 佐藤愛子

2017-02-26 13:43:36 | 本 2017年
全部面白かったけれど
一部抜粋

いつもは図書館から借りていて
返した後思い出せるように内容記載するんだけど
この本は友人からプレゼントされたので
ずっと手元に置いておけるので一部だけ

プレゼントされた理由が
この本読んでいたら私のこと
思い出したって
どこが?

いろんなことに不満を言う点?

読みながら
私もこんなエピソードたくさんあるわ
と思ったのは確かですが・・・



夜道の女の一人歩き
危険を感じたら
櫛を口にくわえ
追ってくるものに向き直って
「イヒヒヒ!」と笑う

おばあちゃんの知恵
今は櫛など頭にさしてないから
財布をくわえたという話



花粉症は年を取ったら治る

愛子さんも長年苦しんできたのに
91歳になったとたん
ピタッと治ったって

花粉症が治るということは
アレルギー反応が起こる体力が
なくなったということ
つまり
完全婆ァになったということ
私は半分死んだのだ
棺桶に片脚入ってる
そういうことなのだ




子供に自殺と頭痛はないと言われてきた

頭が痛いから学校休むといっても
そんなもんあるかいなと一蹴されたと

当時の子供は鈍感で暢気

そして親子が密着していた

嫌なことがあって
死んでやれと思っても
家族のことが浮かんできた
そして死ぬ気は消えてしまう

ところが今は・・・
大事に大事に育てられながら
親に黙って突然死んでしまう
どの親も一所懸命に子供の教育に
心を砕いているのに・・・

愛子さんもどうしたらいいかはわからないって



そしてそして
愛犬ハナちゃんを亡くした話

私も愛犬亡くしてまもなく一年の身

自分の飼い方が悪かったのだろうかと
思ってしまうのですよねえ

愛子さんの場合は
ドックフードではなく昆布入り汁飯を与えたこと

呵責と後悔の暗い穴が
開いたまま

ある日霊能者から
ハナちゃんはあのご飯もう一度食べたいっていってます
これは何ですか?
なんだかグチャグチャしたご飯ですね

途端に涙が溢れる愛子さん

私も聞いてみたいわ~~


他にも笑える話や共感する話がたくさん
本の帯に書いてある読者の共感の声
全てに納得

なんか本の宣伝になってる!!

愛子さん
まだまだ長生きしてくださいませ!!
コメント
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