孤高のメス

風が印象的な映画だった

穏やかに吹く平和な風

吹き荒れる苦しみの中の荒れる風

何と言っても脇役の余貴美子さんがよかった

あの悲しみの涙は本当に見ていてつらく理解できる

手術のシーンは目を覆いたくなるほどリアルだった

手術室で流れるＢＧＭが緊張の緩和？

とざされた時間のかなた ロイス・ダンカン

十七歳の少女　ノア

少し前に母親を事故で亡くした

それからまだ間もないのに父親が二人の子連れの未亡人と再婚

アメリカ北部の寄宿舎に入っていたノアは
夏休みを新しい父親の家族と過ごすため
南部へ向かう

そこで信じられないことが待っていた

萩尾望都　「ポーの一族」を思い出さずにはいられない・・・

南部ルイジアナ州
バトンルージュの空港から1時間半
ミシシッピ川沿い

風と共に去りぬのタラ屋敷のような家
シャドウ・グローヴで起きた物語

天山の巫女ソニン 大地の翼

シリーズ最終巻

沙維（さい）　江南（かんなむ）　巨山（こざん）

この三つの国は仲良くなれるのか？

その鍵をにぎるのは
巫女として落ちこぼれ
下界に戻ってきた少女　ソニン

沙維の王子イウォル
江南の王子クワン
巨山の皇女イェラ

三人に信頼されているソニンが三つの国を変える？？

児童書とはいえ
すごく調べられた話

塩の作り方から米作
または人を統率していく過程や
国の治め方
人々の心理
商売の方法など一つ一つに
なるほどと思わず納得してしまう

天山の巫女ソニン 夢の白鷺

シリーズ4巻目

江南を大嵐が襲う

国の復興のため敵国巨山の援助を受けることにした江南

その裏には企みが・・・

それを救ったのはソニンの巫女としての力　夢見