おばちゃんの映画と本の備忘録 

いつ何を読み
何を観たかの記録
+雑記


日日是好日

2018-10-17 05:55:09 | 映画 2018年
禅語

読み方は
「にちにちこれこうにち」
または「にちにちこれこうじつ」と読む

意味は
天気が良いとか生活の中でいいことがあったなどの
こだわりをさっぱり捨てて
その日一日をただありのままに生きる

嵐の日であろうと
何か大切なものを失った日であろうと
ただひたすら、ありのままに生きれば
全てが好日こうにちである

深~い意味があるのだが
この映画で茶道を通して
なんとなくわかるような気がする

主人公は20歳の典子(黒木華)
従姉妹の美智子(多部未華子)と一緒にお茶を習い始める

その茶道の先生が武田先生(樹木希林)

仕事や恋愛などいろんなことがあった典子の人生
そこにはいつもお茶があった

そして24年

始まりも戌年で今年2018年も戌年

武田先生がもう一度戌年を迎えたら
100歳になるわなんて言っていたから
今88歳だよね

ということは
始まりの歳は64歳

老けて見える
着物最初は明るい色にすればよかったのでは

季節が進み
紺の着物を着た時の希林さん
顔がいくぶんふっくらと見えたけど
こちらを先に撮影しちゃったのかな

お茶に関しては無知だけど
庭の草木 お菓子 掛け軸などを通して
季節を感じるなど深いものを感じた
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最高のオバハン 中島ハルコの恋愛相談室 林真理子

2018-10-15 05:34:00 | 本 2018年
歯に衣着せぬ物言いという言葉がぴったりのオバハン
中島ハルコ52歳

本音で生きる会社経営者
バツ2

ドケチで ものすごく自分勝手なのに
なぜかファンが多く
多方面の会社経営者などの大物の知り合いを
手玉に取る

例えば行列のできるお店に入りたいとき
経営者に電話して優先的に入店
あげくに個室でシャンパンのおまけつき
一応書いておくけど
行列に並んでから電話した

さらに震災の際
交通網が遮断され
家に帰れない人々が大勢いた中
宅配の会社の副社長に連絡
トラックで家まで6時間かけて送らせたという
逸話まである

そんな彼女になぜか人々は
悩みを打ち明ける

不倫がほとんどだけど
中には停年退職した夫の扱い方や
教育問題の相談もあり

そしてなぜか
彼女は先見の明があり
商売が次々成功
元夫はそのおかげで経営に大成功している

周りを気にせず
こういう生き方出来たら
さぞやストレス溜まらんだろうと思いきや
本人も不倫中ときた

これがドラマ化されたら
女優さん誰がいいかな
なんて探してみた

キムラ緑子さんか浅野ゆう子さん
なんてどうでしょう
藤山直美さんや萬田久子さんもいいかも
とにかく毒舌っぽい人だなあ
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ルイスと不思議の時計

2018-10-14 11:45:12 | 映画 2018年
2か月ぶりの映画

いろいろあって映画館へ行けず
その間観たかった映画が
ことごとく上映終了

レンタルで観ればいいやと思いながらも
映画館で観るのとはひと味もふた味も違うのだよ

久々の鑑賞に選んだ映画がこれ!

ファンタジーは大好きなので
迷わずこれ!

夏休みも終わり秋休みも終わった今
なぜ?
という謎はすぐに解決

ハロウィン間近であるということ

この時期が先か
かぼちゃが先か?

あらすじは
両親を交通事故で亡くしたルイスが
母親の兄
伯父のジョナサンに引き取られる

訳あって実家から勘当されていたため
一度もあったことがなかった

その訳とは
ジョナサンは魔法使いだったのだ
それもポンコツ 三流の

(魔法使いと手品師と魔術師
その違いは?
魔法使いって努力すればなれる設定なんだ)

隣に住むのが
ツィマーマン夫人
こちらは一流魔法使い

時計だらけのジョナサンの屋敷に不気味さを感じながらも
二人に教えられて
魔術を学び始めるルイス

誰でも一度は
魔法が使えたらなあと思ったことがあると思うけど
こんなに簡単に使えるようになったらいいなあ

転校した学校では
なかなか友達ができず
見返すため
ジョナサンに禁止されていたことを
ルイスはやってしまうんだ

そのために起きた恐ろしいこと

それをルイス ジョナサン ツィマーマン夫人と三人で
解決するという
大雑把なあらすじ

声優がすごい
ルイスの声は高山みなみさん
わずかなところで
コナンや乱太郎を消しているところはさすがという感じ

ジョナサンが佐藤二郎さん
ジョナサンの体型からしてもぴったりという感じです

そしてそして
ツィマーマン夫人が宮沢りえさんなのだ
すごい艶のある色っぽい声に驚きでした

屋敷にある不気味な人形連中が
子供が怖がりそうなものばかりで
お化け屋敷に陳列されていたら怖いわ
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佐賀のがばいばあちゃん 島田洋七

2018-10-12 05:54:59 | 本 2018年
漫才師 島田洋七の自伝

漫才やトークで何度か聞いたことがあるが
本で読んでみても
やっぱり面白い

笑いあり涙あり

父親が広島原爆の後遺症で亡くなってから
母親が一人で子供七人を育てようと思ったけれど
まだまだ甘えたい小二の昭広(本名)が心配で
佐賀のばあちゃんに預けた

ばあちゃんのところも貧乏だけど
その生活の工夫がすごい

川の上流から流れてくる野菜のクズを
拾い上げて食料にしたり
歩くときは磁石をひきずって
それについいてくる鉄くずを
売ってお金にする

運動会に
ろくな弁当を持っていけない昭広のために
先生たちが腹痛だと嘘をついて
豪華な弁当と交換する話は泣けてくる

私より
少し年上だけど
このころは貧困家庭の子供に対する支援は
まだなかったのだろうか

学用品無償提供や給食費免除みたいな
クラスに何人かいたような気もするけど

それに
兄や姉がたくさんいるのなら
遠く離れた祖母の所に預けなくても
彼らが面倒みることはできなかったのか?

よく知りもしない私が
そんなことを詮索しても仕方ないし
もしそうだったら
今の洋七さんはいなかったのだ

あの楽しい漫才を
聞けなかったのかも

児童向けの方をレンタルしたから
リストラや大往生なんてことばの
解説まで丁寧に書いてある

こんなに貧乏でもたくましく生きていけるんだぞ
という意味で子供が読んでも参考になるかもしれないが
今の世の中通用しないこともたくさんあるかもね
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ディス・イズ・ザ・デイ 津村記久子

2018-10-09 11:01:09 | 本 2018年
サッカー二部リーグを応援する人たちの物語が11話

サッカーは日本代表の試合を観るくらいで
あまりよく知らないが
同じスポーツを応援する身としては
サポーターの気持ちがよくわかる

サッカー知識のない人のために
PKやクリア オウンゴールなどの用語解説も書いてあって
なかなか親切

その上表紙を開いたところに
著者が考え出したであろう
二部リーグのチーム名とマークが
日本地図のその本拠地に書かれていて
実にわかりやすい

マークはよく考えたもんだ
川越シティFCのだるまとサツマイモを
デザインしたものは特にユニーク
あまり強そうには見えないが・・・

最後には年間の最終順位と得点王
まで書かれているリアルさ

サッカーは成績によって
一部に昇格したり三部に降格したりするところが
プロ野球とは違うところ

以下は書かれていたファン心理

あまりにふがいない試合をするたびに
ネットで衝動買いをしてしまう
試合を観ることが気晴らしだったのが
気晴らしが気晴らしでなくなり
その気晴らしを求めてさまよい歩く

降格圏に落ちた時は
家庭の事も忘れるくらい憂鬱だったし
その後三連勝した時は
娘があきれるくらい浮かれていた

わかるなあ
気晴らしが気晴らしでなくなる
試合のこと以外の生活のいろんなことが
憂鬱になってしまう

連勝でもしようものなら
恋愛が成就した乙女のような?
よいたとえが浮かばないけど
ついつい鼻歌が出てしまう

私も一人で野球観戦に行くけど
どっちかというと一人を楽しむ派で
周りの人に話しかけられたりすると
疲れてしまう

でもホームで度々応援に行っていたら
顔なじみができて
挨拶とかもするようになるんだろうなあ

ホームが遠くて
めったに行けない身としては
羨ましい限り

11話のうちどれか一つ
面白かった話のあらすじでも書いておこうと思ったけれど
もう一度ページを開いてみれば
どれもこれも面白かった

長くあってなかったおばあちゃんがサッカー好きと知り
地元での試合に招待する話

憧れていた吹奏楽部の先輩が
部活をやめてサッカーチームの
応援演奏しているのを知り
自分ものめりこんでいく話

両親とも亡くなり
残された兄弟を結び付けていたサッカーの応援
個人の選手を応援するかチームを応援するかで
仲たがいしてしまった話

スタグル
スタジアムグルメの略語

チーム・スタジアムごとに特色があり
地元の食材を使ったものや限定のものがある

今まであまり楽しまず
定番の焼きそばぐらいしか食べなかったけれど
これからは応援する際の楽しみとして食べてみようか




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きみはぼくの宝物 木下半太

2018-10-04 18:04:56 | 本 2018年
江夏七海 小五の夏休みの
史上最悪の物語

父親は
冒険家でアマゾンやチョモランマなどの
大自然を相手にしていた十蔵

冒険家だけあって
その教育方針は人並外れていて
その度に七海は恥ずかしい思いをしてきた

冒険家をやめてからは無職で
二度目の妻フィリンピン人のマルガリータに
食べさせてもらっている

七海の本当の母親は
十蔵に愛想をつかし出ていった

そんな十蔵の元へ
大金持ち衣笠諭吉から仕事の依頼が来る

孫娘 風子を探し出すこと
14歳中学2年生

風子は家出癖があり
何度も警察に捜索願を出しているから
肩身が狭くなり
自分で探すことにしたとのこと


七海は風子の写真を見て
ひとめ惚れ

しかしその恋はすぐに破れる
なんと風子は腹違いの姉だった

十蔵が七海の母親と出会う前に
付き合っていた女優が十蔵に内緒で産んだ子


しかし
十蔵は風子を誘拐
身代金10億円を
衣笠諭吉に要求してくるもんだから
十蔵たちを
七海と友人の桃太郎ツネオの三人で
探さなければならなくなる

姉であった風子は
サッカーチームがスカウトに来るほど
運動神経がいい
それなのに七海はドンくさい男の子
だった

それがこの冒険のおかげで
才能開花?

さらにいじめられっ子だった桃太郎ツネオも
十蔵の冒険家魂を七海が実行したことで
良い方向へ進んでいく

なんとも夏休みの課題図書には
ふさわしい題材

頭の中に
キッズウォーの主題歌が浮かんで離れない

♬君と夏の終わり 将来の夢 大きな希望 忘れない♪

阪神百貨店地下のいか焼き
おいしそうに何枚も食べるシーンがあるけど
好みではなかったなあ
なんてどうでもいいか
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あの家に暮らす四人の女 三浦しをん

2018-10-03 14:42:13 | 本 2018年

東京の杉並区にある古い洋館に住む
牧田鶴代 佐知母娘

菜園まである広い敷地

佐知は刺繍作家

作品を作って販売したり
自宅で教室を開いて教えたりしている


その家に一年前から同居しているのは
西新宿の保険会社勤務の
谷山雪乃と同僚の上野多恵美

雪乃と佐知は37歳独身で
ひょんなことから知り合い
親しくなった

多恵美は雪乃の後輩で
二人とも以前の住まいで不都合があり
引っ越してきたのだ

不都合というのは
水の事故ありストーカーありと
仕方ないかなという理由

読み始めて間もなく
どうして「あの家」なんだろうって

住んでいる当人たち以外の目線

そうそう
この家の敷地には
表門を入ってすぐの所に
守衛小屋があり
山田という老人が住んでいるのだ

山田の父親が農作業を手伝ったり
執事みたいなことをやっていた

山田は会社員として定年まで勤めたが
ずっと独身で
両親亡き後もこの守衛小屋に住み続けている

そして鶴代たちをそれこそ守衛しているつもり
もう80歳なのだが・・・



カラスが語りだしたり
河童のミイラが登場したり
何とも奇妙な話

ここからネタバレで
あの家と言っているのは
佐知を抱くことなく
離婚させられ
その後まもなく亡くなった
父親なんだな

この世に未練があるため
牧田家の洋館が残っている間は
この世に魂が残ることを許されたという
変な話

なんで彼にだけそんな特別待遇が
与えられるのかなあと
疑問を持つけど
だいたい自分の不甲斐なさで
離婚したんじゃないかい

でも佐知の危機を救ったり
それなりに存在の意味はあるが
これはある意味のファンタジーと
割り切ろう

でも洋館があるうちはこちらの世界にいられるなら
鶴代や佐知が亡くなっても自分だけ残っているのか?

東京23区にある広大な敷地
固定資産税大変だろうなあ

以前は土地やらなんやら
資産はたくさんあったらしいから
それを取り崩してやりくりしているのか
年金は入っていたのか

佐知のまだ始まっていない
どうなるかわからない恋の相手が
自宅に来た内装業者っていうのも
個人的には嫌い

コメント

おまじない 西加奈子

2018-09-23 15:32:19 | 本 2018年
短編が8話

本のタイトル「おまじない」

短編集の場合
その中の一つのタイトルを
本のタイトルにする場合が多いけれど
これは違った

と思ったら
タイトルにないだけで
最後の話
「ドラゴンスープレックス」のテーマが
おまじない

それをすると
良いことが起こるというよりは
「あかんもん」がつかないように
するためのおまじない

どの話も
印象にほとんど残らない
どうでもいいことばかり

それでも一つだけ

「孫係」

いつもきちんとしていて
欠点のないような祖父母だったけれど
実は祖母は祖父にだけ悪態をついていた

本当に信じられる人にだけ悪態をつく

周りのみんなには
望むことを全力でやる
周りに対する思いやりで

いい父親係をつとめる
いい孫係をつとめる

そしてどこかにはけ口を作る
信頼できる人にだけ

読んだときはなるほどと思ったけれど
こうやって書き出してみると
はき出された方はたまらないよなあ

たとえ信頼できる夫婦関係であっても・・・

聞いてるふりしてたりして



コメント

ぬるい生活 群ようこ

2018-09-13 20:08:26 | 本 2018年
がんばらなくてもいい生き方の
ヒント
たっぷり入ってます

本の帯

たっぷりではなかったかなあ

群さんと
周りの友人知人
更年期の時期あたりの
体調不良 心の不調

そんなものがたくさん出てきて

途中でぬるい生活って
何が言いたいのとツッコミたくなったが

それはもう
最初の章に書かれていた

無理も我慢もしないで
便利な道具を使ったり
生活スタイルを変えていく

面倒くさくなったらやらない

無意味な我慢もしない

私がこの歳になってはじめて悟ったのは
自分を少し甘やかし
そしてかわいがるということ


この歳って何歳?

あとがきの日付が2006年
群さんは1954年生まれだから
52歳

まだまだ若い時ではないですか

幸いにも
私自身は更年期は何事もなく
過ぎてしまったので
こんなに大変な人もいるんだよね

共感した部分は
「おばちゃんのハンドバックは
みなぱんぱんになっている」という点

再点検してもすべてが必要なもので
家に置いてこられない物ばかりだって

そうそう

カバンの中身は群さんとは違い
靴下やパンツは入ってないけれど
どれもこれも
出先で使うかもと
持ってないと不安なものばかり

そしてあとがき

マイナスの面も多いけれど
それでも日々楽しいことは起きる
まあ気楽にのんびり
「ぬるい生活」でいこうと考えている次第である
と結んでいる

私自身は以前から
最低限の無理と我慢しかしていないけれど
コメント

夕暮れもとぼけて見れば朝まだき ノッポさん自伝 高見のっぽ

2018-09-10 14:07:36 | 本 2018年
NHK教育テレビで20年間放送された
「できるかな」に出演していた

1990年には終わっているから
子供が生まれてすぐくらいの時で
ほとんど観た記憶がないけど
ノッポさんは知っている


新しく来た部長さんの意向で
ノッポさんが出演しなくなった時期があった

そしたら
視聴者である幼稚園や保育所の先生たちが
「ノッポさんじゃなければ見ません」と
言ってきて
続けての出演が決まったって

本当にドラマみたいだ


今ならSNSでの意見が参考になるのかな

ノッポさん
若いころには苦労もあったけれど
周りの援助もあってやってこれた様子

一つの番組だけで
食べていけるんだろうかと思ったけれど
放送作家としても活躍していて
番組終了後には絵本・児童文学作家として
活動しているとのこと

ある時は
ディズニーランドでの
新年のセレモニーの構成台本も
書いたことがあるというから
その才能や手広いです

「できるかな」最終回
いつもはいっさいしゃべらないのに
この回だけ声を出していると知り
YouTubeで拝見させて頂きました
コメント