インサイドヘッド

ピクサー長編アニメーション

ピクサーって？

CGアニメーション作成会社の名前だそうな

１１歳の少女ライリーの頭の中

ヨロコビ　イカリ　ムカムカ　ビビリ　カナシミ
五つの感情たち

彼らはライリーを幸せにするために奮闘する

うまくいっていた彼ら
ライリー親子が住み慣れた田舎を離れ
都会に引っ越したことから
混乱してくる

司令部から飛び出してしまったヨロコビとカナシミ

戻るためにさまよう
頭の中？はこういうのも現実にありかも
と思える所がいろいろあった

記憶の数は決まっているから
古い記憶は処理される
そして二度と思い出さない処理場に捨てられ
消えていく

ヨロコビとカナシミがいなくなったライリー自身の
心の不安定さ

精神的に病んでしまった人の心の中は
こんな感じなのかもと
まるで心理学を学んでいるようなアニメーションだった

ヨロコビの吹替え担当は竹内結子さん
明るくハキハキした話し方は癖がなくとても聞きやすい

カナシミ担当は大竹しのぶさん
おっとりした話し方が
なんともシミジミ心地よい

バケモノの子

人間の世界で孤独だった少年蓮と

バケモノの世界で孤独だった熊徹

二人の師弟関係

リアルな人間界の渋谷の映像

同じ空間に存在するバケモノ界の渋天街の映像

少年だったときはその間を往復はできなかったのに
青年になり
どうしてできるようになったのか？

疑問に思い本屋で立ち読み

二つの世界の間には
簡単に行き来できないように
鉢植えや花瓶でごまかされていたが
成長した蓮はその仕組みが
理解できるようになったからだという事

観終わってみれば
真の悪人は一人も出てこない
（しいて言えば蓮を引き取ろうとした親戚？）

熊徹のライバル猪王山（いおうぜん）の次男二郎丸
もっと九太をいじめてくるかと思ったが
強い男は大好きと仲良くなってしまうし

長男の一郎彦も最後には…

バケモノ界では学ぶという事をしてこなかったので
人間界でむさぼるように知識を吸収したがる蓮の姿が
どういう風に成長していくのかと
頼もしく想像してしまう

俳優の方たちが
声優界に手を広げてきたなという印象

熊徹の声の役所広司さんはすごい存在感？演技力？
うまいなあというかぴったりというか…

大泉洋さんも納得の声優力

宮崎あおいさん
染谷将太さん
他にも多々

一路（上・下） 浅田次郎

長編の上　慣れない武士言葉や
読めない漢字の多さに難儀

参勤道中御供頭（おともがしら）の苦労話とだけ思ったが
そう単純ではなく
お家騒動が絡んでくる

西美濃　田名部郡を領分とする蒔坂左京大夫
（まいさかさきょうのだいぶ）
大名ではなく七千五百石の旗本

交代寄合

大名ではなくとも要参勤交代

御供頭は父親の突然の死で
引き継ぎもないまま
仕事を全うしなければならない齢十九の青年
小野寺一路

剣の腕前は北辰一刀流の免許皆伝
学問は東条一堂の塾にて修め？
よくわからんが
文武両道ということ
主人公にはぴったりの男

殿様である蒔坂左京大夫様は
うつけもので知られていたが
その真実は？

その殿様の時々現れる賢さ

馬の心情までも表現されているおかしさ

加賀百万石のお姫様の恋心

お家騒動の一味であるが
悪人になりきれず
対立する二主に使えるものの苦しさ

道中筮（どうちゅうめどき）易者

巨漢の馬喰（ばくろう）

道中髪結いの新三

魅力的なキャラクターは多々

映画になればいいなと思っていたら
7月末からNHKBSで放送されることになっていた

知らずに読んだなんて
タイミングいい！！

一路役は永山絢斗さん
瑛太さんの弟さんでしょ
イメージぴったりかも
楽しみ！！

海街diary

鎌倉に住む3姉妹

長女　幸（綾瀬はるか）看護師
次女　佳乃（長澤まさみ）信用金庫勤務
三女　千佳（夏帆）スポーツ用品店勤務

三人のもとに
幼いころ
離婚して家を出た父親の訃報が届く

父の住んでいた山形に向かう
そこで異母姉妹で中学生のすず（広瀬すず）に会う

すずは実母を既に亡くし
父親の再婚相手と暮していた

父の最後の面倒を見てくれたのはすずだった

継母とうまくいっていないことを感じた幸は
鎌倉にきて一緒に暮らさないかと誘う

そして四人の生活が始まる

観てから2週間も過ぎてしまい
その時はほっこり癒されたけれど
今となって残っているのは
父親と長女（綾瀬はるか）の親子とも
不倫をしていたという事

そして鎌倉の美しい風景
（すべて鎌倉かはわからないが）
四姉妹の仲の良さ
喧嘩は多少あるものの
愛情あってのこと

これだけ印象に残っていれば
まあ良しと！！