トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
本読んで
映画観て
時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

居酒屋お夏(三)つまみ食い 岡本さとる

2016-03-30 07:24:57 | 本 2016年
シリーズの三作目

第一話
つまみ食い

大工の修行中の孝太
許婚を実家近くに置いてきていたが
男ったらしの
お浪に言い寄られてしまい
困ってしまう

お浪は楊枝屋を営んでいる

歯を磨くふさ楊枝や歯磨き粉を置いている
こんな商売もあったのだ


第二話
いだてん豆腐

鋳物師 平兵衛
女房を追い出し
娘お照と二人暮らし

仕事はあるのに
出来が悪かったからと
なかなか品物を納めない

決して豆腐を食べない平兵衛
その訳は?

第三話
干し飯

蒸した飯を水でさらして
天日で干したもの
乾燥させた飯は非常食になる

そのままぽりぽり食べてよし
湯や水に浸して
塩などかけて食べてよし

これを欲しいと言ってきたのは
音吉という隠居
絵草紙屋をしている

彼にも人には言えぬ過去があり
お夏は彼に助けられたことがあった

恩返しがしたいお夏
その機会がやってくる

第四話
玉子焼

母のお豊を殺した一味を
ようやく見つけた出したお夏

仇を打つべく
慎重に事を進める



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ちはやふる

2016-03-29 14:53:03 | 映画 2016年
主演の綾瀬千早(広瀬すず)
まあ賑やかな映画だこと

全速力で追いかけたり
全力で戦って
気絶したり
部活への勧誘もめちゃくちゃ

競技かるたなるものが
どんなものか
初めて知ったが
静ではなく動であり
スポーツの一種
畳の上の格闘技とも言われているそうな

内容はともかく
この競技を知っただけでも
意味があるかも

幼なじみで
千早と一緒にかるたを戦っていたのは
 太一(野村周平)
 新(あらた)(真剣佑)
どちらもクール

環境は真逆のようだが・・・

高校の部活の仲間は
太一のほかに
大江奏(上白石萌音)呉服屋の娘でお嬢様って感じ
舞子はレディに出てた人だよね

矢本悠馬(西田優征)秀才っぽい 一匹狼って感じ

駒野勉(森永悠希)三枚目的 ゴレンジャーでの黄色の役






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負けるもんか 正義のセ 阿川佐和子

2016-03-21 05:59:59 | 本 2016年
竹村凜々子 検事になって6年目

神戸地検尼崎支部に赴任して半年

夫からDVを受けていた女
夫を殴って殺してしまった事件

次の事件は
医大で起きた女性の転落死事件

自殺か他殺か過失か?

知り合いの刑事から相談を受け
凜々子が調べていくうちに
そこには贈収賄事件が絡んでいることがわかるが
有罪にできるか?

検事役を演ずることになった俳優から
役作りのためと食事に誘われた
彼との恋愛は?

女性警察官の虎子と知り合ったいきさつ

一度は甲子園で野球を観戦するよう
父からの勧めで
全く野球に興味のなかった凜々子が
一人で甲子園へ

ビールの買い方もわからずにいたら
教えてくれたのが虎子

阪神ファンの家庭に生まれて
虎子は本名

刑事になりたかったが
上司にたてついて
110番担当になった

阪神ファンは
優勝がかかってなくても
最下位でも球場はほぼ満席

負けていても見捨てない
口ではボロクソに言いながら
別れようとしない男女の関係のよう

よくわかっていらっしゃる

ここで作者が誰かを思い出す
阿川さん阪神ファンだっけ?

「スープ・オペラ」みたいな小説も書けば
このような検事物も・・・

ちなみに
この本はNHKのラジオ
新日曜名作座で放送されていて知った

シリーズものの4作目とは知らず…
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家族はつらいよ

2016-03-18 16:51:17 | 映画 2016年
両親
長男夫婦
孫二人
独身の次男

三世代の7人家族

仲が良いように見えた両親に
突然離婚話が・・・

お父さんと一緒にいることが
私のストレスなのと言う妻

夫が退職して
家にいるようになると
それがストレスになる妻が
増えているという

熟年離婚

ずっと専業主婦をしてきた妻にとって
それは貧困の入り口?

どうやって生活していくのかと
思いきや

サークルの仲間が
田園調布の大きな家で一人暮らし
一緒に住もうと言ってくれてるの

お母さん
生活費はどうするんですか?

大丈夫なの
亡くなった小説家の弟の本が
最近ブームとかで
印税が入ってくるの

うらやましい!!

と世の多くの主婦は思うだろう

この映画で
一番印象に残ったのは
失礼だが
中嶋朋子さんのしわ…

キャスティングミスだと
思うのは
医者役(鶴瓶)
少しがっかりしたので…

蒼井優ちゃんの
「うれしい!!」
が東京家族に続いてまた聞けて
こちらもうれしいわあ
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罪人よやすらかに眠れ 石持浅海

2016-03-15 07:43:05 | 本 2016年
北海道札幌市
中島公園近くにある大邸宅
中島邸

そこには罪であったり
秘密であったり
何らかの業を抱えている人が
引き寄せられる

さいしょの客

深酒して意識を失った男上本良介
一緒に飲んでいた友人福山
彼が呼び出した上本の婚約者友理奈

2人めの客

東京から春休みに
一人で
札幌の伯母の家にやってきた大矢利緒

中島邸近くで
途方に暮れているところを
導かれる

3人めの客

走って逃げだしてきた男 島崎
息切れがして
中島邸の階段のところで休んでいた

4人めの客

恋人と待ち合わせていた夏純
時間まで
昔住んでいた中島公園あたりを散策
小学校時代の親友の家を探していて
中島邸へ

5人めの客

バツイチ子持ちの年上の女性石井幸代と
交際している徳山

待ち合わせにやってこない彼女
その時彼女の一人息子駿太を抱いて
別の女性が歩いていた
熱を出して一人でベンチに座っていたという

その女性は中島邸の住人碧子
当然屋敷に導かれていく

さいごの客

三年前にソーラン大会中に起きた無差別殺傷事件
それに参加していて
会社の同僚8人を一度に失った藤森

その中には恋人の土師大輔もいた

彼女のわだかまりは
その時大輔が
自分ではなく
別の女性阪田楓のことを庇ったこと

(藤森…探しても名前が記載されていないような…)

中島邸

主人である中島氏

猫のような女性は妻か?

そして解決に導くのは二十代半ば
中肉中背の超イケメンの北良氏

執事のような老人木下

他に若い女性
碧子と菖蒲がいる

屋敷にやってきた人々は
みんな心の闇みたいなものを
表に出され
心を軽くして帰っていく

本の題名がおどろおどろしいのが
少し残念かも



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これが私の人生設計

2016-03-13 06:28:11 | 映画 2016年
幼いころから
設計に関しては天才的な才能を
発揮していたセレーナ

その後建築家として
世界各国でキャリアを積んできたセレーナは
故郷のローマに帰ってきた

しかしイタリアの建築業界は
超男社会
ろくな仕事にも就けず貯金も底をつく

しかたなくレストランでウエイトレスとして働き出す
オーナーは超イケメンのフランチェスコ

惹かれあう?二人
しかしあるクラブに連れて行かれ
そこで彼がゲイだと知る

そして彼への愛は友情に変わる

そんな時
公営住宅のリフォーム建築案の公募を知り応募
女性では受からないとわかったセレーナは
応募したのは男性で
自分はアシスタントだと偽る

そして見事採用

しかし電話会議なるものが行われることになり
セレーナはフランチェスコに代役を頼む

いつまでこんな嘘が続けられるのか?
早く本当のことを話せばいいのに

でも周りもみんな嘘ごまかしの人々ばかり

仕事を失いたくないばかりに
必死で耐えているのだ

なんで電話会議の時
フランチェスコはズボンを穿かないのか?
突っ込みたくなるところは
たくさんあったけれど
まあいいか

笑えるところ満載

深く考えず
セレーナの前向きな生き方に
力をもらう

ついつい
セレーナとフランチェスコが
男女の仲にならないか期待してしまった

フランチェスコ役のラウル・ボヴァが
超イケメンでほれぼれ
三枚目的なシーンがあると思わずがっかり

セレーナがフランチェスコに
背中から抱きしめられながら
眠るシーンがすごくいい!!

安眠できそう
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我が家のヒミツ 奥田英朗

2016-03-09 10:42:41 | 本 2016年
「虫歯とピアニスト」

歯科医院の事務員をしている小松崎敦美

その歯医者にピアニストの大西文雄が
急患としてやってくる

敦美は彼の大ファンだった

久しぶりに彼のコンサートに
足を運ぶ敦美

敦美は建築家の夫との間に
なかなか子供ができずにいたが
夫婦とも治療は受けていなかった

大西が何度か歯科医院を訪れるうちに
顔なじみになり
敦美は大西に人生相談をしてしまう

「正雄の秋」
ライバルで同期の河島が昇進し
自分は負け組に・・・
仕事は自分の方ができるはずなのにと
意気消沈する植村正雄

河島にお祝いの声もかけられぬまま
長期休暇を命じられた正雄

夫婦での旅行先で
河島の父の訃報を知らされる

かけつける正雄

「アンナの十二月」
江口アンナ
両親と弟の普通の4人家族

十六歳になったアンナに知らされた衝撃

父とは血の繋がりはなく
実の父は別にいると・・・

本当の父は
ウィキペディアにも出てくる
売れっ子の演出家だった

スーパーの店長と言う
地味な今の父と比べて
心が実の父に行ってしまうアンナ

彼女を諭したのは親友の二人
育ててくれたのは今の父であると・・・

「手紙に乗せて」

社会人2年生でひとり暮らしだった若林亨
母が53歳で亡くなり
父と妹の二人暮らしになったため
実家へ帰ることにした

そして父のダメージの大きさに
ショックを受ける

そのことに
いろいろと
アドバイスしてくれるのは
会社の部長で
少し前に妻を亡くした石田

ついには父に分厚い手紙まで書いてくれた

「妊婦と隣人」

産休中の松坂葉子

マンションの隣に引っ越してきた夫婦が
気になって仕方がない

ほとんど外出しない
だれも訪ねてこない
奇妙な夫婦

夫に相談しても
交番に言いに行っても
どちらもそっけない

ある夜
隣の夫婦が外出したのに気付き
後をつけることにした
大きなおなかで・・・

「妻と選挙」

小説家で
賞を取ったこともある大塚康夫

妻の里美が市議会議員選挙に
立候補すると言い出した

ボランティア仲間の推薦や協力の元
いざ出陣してみれば
手応えは良くなかった

ところが康夫が協力を申し出
立会演説でも声を出すと
大きな反応が!!

さて選挙結果は?

どの作品もラストが胸ジーン

心が温まる

我が家のヒミツというよりは
我が家の温もり?


















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アントマン

2016-03-05 15:17:42 | 映画 2016年
身体縮小スーツを開発した
天才科学者ハンク・ピム博士

窃盗の前科があるスコット・ラングを罠にはめ
自宅に侵入させ彼の才能をテストする

それはピムの弟子だったダレンが
そのスーツを犯罪組織に売ることを計画していることを知り
スコットにスーツを着せ
アントマンとして
ダレンの元にあるすべてのデータを破壊させるためだった

筋は良くあるパターン

虫の動きや
縮小拡大のスピード感がすごい

内田有紀
ブラマヨの小杉が吹替えを担当

専門の人に任せれば?
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コーヒーが冷めないうちに 川口俊和

2016-03-05 15:01:02 | 本 2016年
過去に戻れる喫茶店 フニクリフニクラ

この店の決まった席に座る

この店を訪れたことがない人には会えない

戻ってきても決して現実は変わらない

など面倒なルールがいくつかあるため

利用する人は少ない

そして戻っていられるのは
コーヒー1杯が冷めきってしまう前に
飲みほさなければならずその時間だけ

第一話「恋人」
結婚を考えていた彼氏が海外に行くことになり
別れてしまった女が
別れる前に戻る

第二話「夫婦」
アルツハイマーになった夫
記憶が消えていく前に戻る妻

第三話「姉妹」
老舗旅館を継がずに
家を出た姉
代わりに後を継いだ妹は
姉に帰ってくるよう度々説得しにくる
その妹が事故で亡くなる
生前の妹に会いに行く姉

第四話「親子」
この店の店長夫婦
妻の方は心臓が悪く
妊娠したが
このまま産めば
母体が危険だと医者に言われる
それでも生む決意をした
そして過去だけでなく時間移動ができるという事で
わが子に会いに未来へ行く

なんとまあ面倒なルールだこと
作者が無理やり作ったルールだ
もちろんだけど

それから第三話の所だけど
仙台にある老舗旅館
七夕が見られる仙台駅から
車で10分の所にある

なのに小学校は田舎の学校に通っていたって
仙台駅から車で10分は田舎ではない
東京に比べたら田舎ってこと?

でも妹を背負って登校できるほどの
田舎と言うのはどんなもんでしょう

仙台出身としては気になる部分










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