店長がバカすぎて 早見和真

書店の契約社員　谷原京子29歳は本が大好き

おバカな店長を始め
書店の先輩や後輩
客
出版社
作家
小料理屋を経営している父親

いろんな人との関わりを通して
ストレスを感じたり癒されたり・・・

仕事をしていた時の朝礼って嫌いだったよなあ
これから頑張ろうって時に長々話されると
やる気がなくなる

書店の実態
ゲラの段階で書店員に渡されて
評価しなければならないなんて
大変な仕事

それがその本の売れ行きも左右するのだから
責任重大

自分自身　本屋大賞の結果を見て
その本を読もうか決めることもあるなあ

地方では作家のサイン会なんて滅多にないけど
（自分の知らない所でやっているのかも）
サイン会も出版社や作家との関係があり大変な様子

また大手出版社からこの本を何冊売ってくれと
ノルマが課されるそうな

さばけずに自分で買ったりする書店員もいるが
それは出版社の社員の賞与になっているという

現実なのかなあ

ドラマ化するのは難しいか？
谷原京子は柴咲コウさん
店長は渡辺いっけいさんでいかが

怒らないコツ 植西聰

どうしてこの時期に予約の本を受け取ることが
できたのだろうというくらい
グッドタイミングでした

ちょうどある人に人生で最大というくらいの怒りを感じ
感情を抑えきれないでいた時でした

まずは最初の「激しく怒ることで人はたくさんの損をしている」
というテーマで怒りが抑えられ
「人のせい」ばかりにするのではなく自分の責任も認める
で、そうだった自分にも非はあったことに気付き、
あえて争わない、言い返さない
で、その人との付き合いをやめる決心ができました

もっと若い時にこの本に出会っていれば
よくキレていましたから・・・

「べき思考」にとらわれる人は、ささいなことで怒ってしまう

まさにそれです
店員はお客には礼儀正しくやさしく接するべきだという考え方！！

あまり強くならないように自分自身で注意しておくほうが賢明
穏やかに生きるコツであると

（最近は年齢とともに、自分の行動や記憶力などに自信が持てなくなり
キレる前に、もしかして自分の勘違い？と冷静でいられるようにはなりましたが）

睡眠不足になるとささいなことでカッとなりやすい

睡眠障害を抱えている身としてはつらい！！
気をつけないといけませんね
昼寝は効果があるらしいですが

もう図書館に返さなければいけないけど
自分で購入して手元に置いて、怒りそうになったら読めるようにしようかと
思っているところです

大名倒産 下 浅田次郎

大名の倒産を目論む先代と
それを阻止しようとするご当主

老中や国家老
鴻池や大黒屋
さらには貧乏神までが
藩の立て直しに力を貸し
藩の名産の鮭だけでなく
金山までが！！

もっと痛快な気持になるかと思ったが
上巻に比べたら
そうでもなかったのはなぜ？

先代に死神が憑いてしまったからか？

悔しがるところがみたかった

映画かドラマになったら
私の中では当主は小泉孝太郎さん
読んでいる間もずっとそのイメージ

先代は吉田鋼太郎さんで・・・

大名倒産 上 浅田次郎

上巻をようやく読み終わり
どうやってまとめようかと思っていたら
浅田先生が幕間に書いてくれていた

「計画倒産を目論む御先代様と
それを阻止せんとする御当代様の対決
神仏まで巻き込んで下巻へ続く・・・」

丹生山松平家の十三代当主　松平和泉守信房（小四郎）
先代と村娘の間に生まれた四男であるが
跡取りである長男が急逝
次男はうつけ
三男は病弱というわけで
お鉢が回ってきたというわけ

ところが藩にはどういう訳か金がない
倒産寸前

どうやら先代が倒産を企てている様子

そして金がないのには貧乏神がついているというのも
理由の一つか？

時代は将軍が家茂というから江戸末期に近い頃

丹生山とはどうやら新潟県村上市あたりがモデルらしい

米も水も酒もおいしい所
さらに話に出てくる鮭が特産とか
読んでいてよだれが出そうになる

どうやって先代の悪だくみを暴き
倒産を阻止するのか！！

早速下巻へ！！