ズートピア

物語の展開や
音楽
映像とも
大満足だった

ミステリアスなストーリー
どう進んでいくんだろうというワクワク感

歌もすごくいい

Dream Ami？
残念ながらおばちゃんは知りませんでした
顔は見たことあるが…

ラストのコンサートシーンは
ライブに参加しているように心地よかった
それに合わせて踊る動物たちの動きも
魅力的！！

哺乳類（人間を除く）が肉食も草食も
人間のように暮らす都市　ズートピア
動物の体系に合わせた建物や器具も
とても魅力的
　★　★　★

うさぎのジュディ・ポップスが
うさぎ初の警察官となる

警察学校は首席で卒業したのに
署長の水牛ボゴからは
重要な仕事は任されない

そのころ町では
多くの肉食動物行方不明事件が起きていて
一つも解決されていなかった

ジュディはその中の一つ
かわうその行方を捜すことになる

４８時間以内に見つからなければ
クビだと言われてしまう

詐欺師のキツネ　ジェイソンの助けを借り
事件は解決できるか？

ジュディの吹替え
聞いたことがある
誰だっけ？
あ！平愛梨だ
そう信じて疑わず
結構うまいじゃんとか思っていたら
最後に上戸彩だとわかって
何とも言えない気持ち…
がっかりとも違う

上戸彩を頭に描いて
もう一度観てみたいような気もする

正義のセ 阿川佐和子

正義のセ　シリーズの１

主人公　竹村凛々子の幼少時から
新米検事の時代まで

小学生時代
担任教師から
「竹村さんが犯人の取り調べをしたら
抜群にうまいだろうなあ」
と言われた

そしてそのことが
検事と言う職業に興味を持つ原因になる

しかしその小学校時代の担任

いじめのことを書いた手紙を
みんなの前で読み上げ
書いた本人の名前も言うなんて
今ならあり得ないと思うのだが
２０１１年の作

就職したばかりの若者が
交通死亡事故を起こした

事故後の対応
遺族に対する誠意ある接し方

被害者から信号が赤に
変わってしまっていたという事実

そして被害者からの嘆願書

さて凛々子の判決は？

もう一つの事件は
暴力団の組員が
警察では犯行を認めたのに
凛々子の前では否認する

女検事だと思って馬鹿にされている

どうやって認めさせるか？

江ノ島西浦写真館 三上延

江ノ島にある古い写真館の主
西浦富士子が亡くなった

孫の桂木繭が
遺品の整理にやってくる

渡されずにそのままになっている写真を
相手に渡すのもその仕事の一つ

その写真から見えてくる
様々の事情

なかでも
写真整理を手伝ってくれることになった
真鳥秋孝の話は
気味が悪い

かつての秋孝とは
別人になってしまった

老いて認知症になってしまった母の為に
わが息子を犠牲にするのか？

そして
かつては大好きだったカメラから
離れてしまった繭の話

幼馴染の永野琉衣
繭が写した写真のせいで
芸能界入りした

彼は両親の信仰の影響を受け
教主様の存在を信じ続けていた

そしてまた
繭の写真のせいで
世間から誤解され
失踪することになってしまう

ニューヨーク眺めのいい部屋売ります

未亡人で
先月愛犬を失くした我が身には
寂しさを感じる映画だったかも

画家のアレックス・カーヴァー（モーガン・フリーマン）
妻のルース

眺めのいいアパートの最上階に住んで４０年
屋上では家庭菜園を楽しんでいる

欠点はエレベーターがないこと

加齢とともに苦痛になってきて
愛犬までが階段を登ることを嫌がるようになる

そしてついに引越しを決意し
売りに出すことに…

それには内覧会と称して
部屋をお披露目しなければいけない
そしてオークションのように
気に入った人が値段を言ってくる

ただし
高くつけた人が
必ず買えるものではなく
メッセージを告げて
売主に好印象を与えたりする

なんともこれがアメリカ式
不動産の売買方法か？

愛犬が
椎間板ヘルニアで手術することになったり
（階段のせいだよね）
近くの橋でテロがあったり

そのテロは売買価格にも影響が出てくる


人種差別があったころの出会いで
家族に反対された結婚
そして子供が出来ず
それは二人の絆を強いものにしている


「ショーシャンクの空に」で
耳に親しんだ
モーガン・フリーマンの語りが
なんとも心地よい

わずか９０分の上映時間で
２人の人生が充分伝わってくる

つまをめとらば 青山文平

今回は武士の人情話が６話

「ひともうらやむ」

皆があこがれる才女
かぐや姫的存在　世津と結婚した男　長倉克己
こちらもエリート

美丈夫と美形　絵に描いたような組み合わせ

そんな二人に離縁話が・・・

それに比べて
庄平の妻は普通の女　康江
しかし康江は義父母をしっかり看取ってくれた

そして武士を捨て
江戸へ出て
町人として生きていこうとする庄平に
しっかりついて行き
要領の良さに驚くものを持っていた

「つゆかせぎ」

妻の朋を
急な心の臓の病で亡くした２０日後
朋が夫に内緒で
戯作を書いていたことがわかった
　
そして仕事で出かけた先の旅籠で
女を買ってほしいと頼まれる

外仕事でその日暮らしをしている日用取（ひようどり）
つまり日雇い
雨に降られるとお足が入ってこない
そこで女房が春をひさいで…
つまり体を売ってということだよね
それで稼ぐ

それがつゆかせぎ

その時の女は後家で
子供が二人いた

そしてもっと子供が欲しいから
種をくれと言う

「乳付」

ちつけ

子供を産んでも乳が出ない母親の代わりに
乳を与える

それに伴う
女の心情

「ひと夏」

六万石の真ん中にある飛び領
杉坂村

戸数五十戸

離れ小島で行き来するのもままならず
国の直轄地として
支配所を置き
人を一人つけている
その任務を与えられたのは
高林啓吾

新規御召出

そこは誰もが二年と持たない
との噂が…

しかし前任の伊能征次郎は
いろいろと頭を使い
五年も続けられた

彼からのアドバイスと
さらには偶然の事件も味方してくれる

「逢対」

逢対とは
無役無職の幕臣が
役を得るため
支配や組頭が出勤するのを
見送りに行ったり
ご機嫌伺いの挨拶をする
就職活動の基本ということ

それを十二年も続けている北島義人

反面
幼馴染の竹内泰郎は
無役でも算学塾を開いて生活し
逢対とは無縁だった

ある日ふと
義人の武家の精神を知るため
逢対をやってみようと思いつく

そして初めて行った若年寄に
気に入られ役をもらえることに…

気に入られた理由が
とんでもないことだったので
泰郎はそれを義人に譲ることにした

「つまをめとらば」

三度も妻と離縁してしまった深堀省吾
理由は妻の浪費であったり不義だったり
その後始末もままならず
つくづく女運がない

一方幼馴染の山脇貞次郎は
やもめを通している

その貞次郎が
省吾の家の庭にある家作を借りることに
そして嫁をもらうつもりだという

しかしなかなかその気配がない

次第に二人は中年男性二人の暮らしが
快くなってくる

衆道（しゅどう）
初めて聞く言葉

日本における男性の同性愛関係（男色）の中で
武士同士のものをいう

それも平穏かと
思ってもみたが
結局貞次郎は所帯を持つため
出ていく

あやしい彼女

韓国映画「怪しい彼女」のリメイク

原作はアニメかと思っていた

73歳の瀬山カツ（倍賞美津子）
頑固でおせっかい
女手一つで娘を育てた

その娘幸恵（小林聡美）と大喧嘩をして家を出る
ふと入った写真館で写真を撮り店を出ると
ああら不思議
若い姿のカツ（多部未華子）になっていた

カツはヘアスタイルを
「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーン風に変え
服装も一新
名前は大鳥節子にした

そして町内のど自慢大会で歌ったところ
バンドをやっている孫の翼（北村匠海）や
音楽プロデューサーの小林拓人（要潤）に
気に入られ
追いかけられることに…

若かりし頃のカツの苦労に涙し
多部未華子の歌のうまさに驚き
昭和歌謡のなつかしさに歌いだしたくなり
多部未華子の抜けない老婆風行動が
笑いを誘う

幼なじみの銭湯の主人中田次郎（志賀廣太郎）の
若い姿はあまりに違いすぎるが
それも愛嬌か？

驟り雨 藤沢周平

人情話が十話

「贈り物」

六十になる作十

一匹狼でその日暮らしをしてきたが
病に倒れ
その時優しくしてくれた同じ長屋に住む女に
命を張って恩返しをする

「うしろ姿」

酔うと誰彼かまわず家に連れてきてしまう六助

ある日物乞いと思われる老女を連れてくる

世間体もあり
追い出すわけにも行かなくなった六助とおはま夫婦

２人は老女の姿を
弟に押し付けてしまった今は亡き母親と重ねて見ていた

はたして老女の正体は？

「ちきしょう！」

病気の子供を置いて
夜鷹の仕事に出ていたおしゅん

医者に診てもらう金が欲しかったのだ

その日なかなか客がつかず
ようやく相手にしてくれたのは
紙問屋の息子万次郎

しかし彼は逃げた女の居所を知るため
有り金置いてきてしまっていた

おあしをもらえず
家に帰ってみれば
子供は手遅れに・・・

「驟り雨」

研ぎ屋の嘉吉
盗人を裏稼業にしていた

盗みを働こうかと言う夜
雨が降り神社の軒下で
雨宿りをしていた

次々と邪魔が入る

そして二十半ばの女と六つか七つの女の子

女の方は病人だった

今にも倒れそうな女
気遣う子供

見るにみかねて飛び出していく


「人殺し」

二年前に長屋に越してきた伊太蔵は疫病神だった
みんなが迷惑していた

彼に目をつけられないように暮らしていた繁太は
伊太蔵を亡き者にしようとする

「朝焼け」

賭場に通い
七両もの借金を作ってしまった新吉
彼が頼ったのは昔捨てた女

「遅いしあわせ」

おもんは飯屋の給仕をしている

弟の悪行のせいで
婚家を追い出され
今度は借金の方に売られそうになる

助けたのは飯屋に出入りしていた桶職人の重吉

「運の尽き」

たらしの参次と呼ばれている女好きの男

ある日米屋の一人娘おつぎと一夜を共にしてしまう

一晩限りと思っていたが
おつぎの父親で米屋の主　利右衛門が
参次を米屋に連れて行ってしまう

「捨てた女」

信助は歯みがき売り
何をするのも　とろい女ふきを
同情から一緒に住むことになったが
他に女ができ
ふきを捨てる

しかしその女は亭主持ちで
ご赦免になり帰ってきてしまう

信助の懐にあるのは匕首・・・

「泣かない女」

錺師（かざりし）の道蔵

所帯を持っているのに
親方の出戻り娘お柳に好かれてしまう

女房と別れて一緒になってくれと言われ
その気になる道蔵

そのことを女房のお才に告げると
お才は素直に出て行ってしまう

僕だけがいない街

漫画あり
小説あり
アニメあり
ラジオドラマあり

そしてついに映画化

原作どれも知らなくて理解できるかと
不安もあったが
充分楽しめました

売れない漫画家・藤沼悟（藤原竜也）
２９歳くらいの設定か？

「再上映（リバイバル）」
悪いことが解決するまで
何度もその直前にタイムスリップしてしまう能力
を持っている

母親（石田ゆり子）が殺害され
悟は犯人として追われる立場に！！

リバイバルで解決できないかと思っていたら
なんと小学生の時に
連続誘拐殺人事件が起きた時代まで戻ってしまう

その犯人と母を殺した犯人は同一人物なのか？

悟が過去の時代で
川に落とされたシーンが良く理解できず
どういう意味があるのか
どうして助かったのか？

石田ゆり子さん若すぎ！！

藤原竜也さん３３歳
石田さん４６歳

あまりに上品すぎて
北海道石狩地方の方言も
合わない！！