トライアングルの部屋

シニア街道をゆっくり散歩中
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時々おでかけの記録も
仙台在住で大の阪神ファン

神去なあなあ日常 三浦しをん

2013-07-26 09:23:02 | 本 2013年
前に読んだ「神去なあなあ夜話」の前作で
もっと後に読むつもりだったが
映画になると言うので
あわてて読んだが
映画は来年だった・・・

主人公 平野勇気が染谷将太
あこがれの小学校教師 直紀が長澤まさみ
たくましいヨキは伊藤英明
「悪の教典」で観たあのたくましい肉体が観られる

さて小説の方は・・・
林業についてずいぶん詳しく調べられている
もちろんどこまでが真実かはわからないが
最期に協力者が多数記載されているので
いろいろ教えてもらったのだろう

衰退していく国内の林業
これが映画になって
注目され
仕事にしようとする若者が増えるか?

木の苗を正方形に植えようとすると
山の上に行くに従って
上下の間隔が狭ってしまう
日照不足の原因になるから長方形に植える~~矩形植え

植物は二酸化炭素を吸って酸素を出すだけだと
思われているが
それは光合成においてであり
酸素を吸って二酸化炭素を出す呼吸を普通に行っている
木を植えまっくて安心したらあかん
大切なのはリサイクル
いい状態の森を維持してこそ自然が保たれる

木こりの映画では
「キツツキと森」が思い出される

森の美しさ 怖さ
天候が急に変わる様子
原作を裏切らないいい映画になればと願います

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風立ちぬ

2013-07-23 08:58:19 | 映画 2013年
宮崎駿監督
ゼロ戦の設計者・堀越二郎と作家の堀辰雄がモデル???
堀辰雄の「風立ちぬ」も参考にしているらしい

1930年代
大正から昭和にかけて

堀越二郎 幼少期 飛行機とイタリア人飛行機製作者カプローニに対するあこがれ

大学時代 関東大震災と菜穂子との出会い

飛行機の設計の仕事に就き挫折したり
菜穂子との再会があったり

あらすじを知ってから観れば良かったと後悔・・・
考えながら観なければならないシーンが多々

たとえば仕事に挫折して
休暇をもらい避暑地に行く場面

そこがどこなのか何のためにそこにいるのか
すぐには理解できない

予告もろくに観ていなかったので
突然の関東大震災には衝撃を受けた
恐怖がよみがえる・・・

その時の列車の中でさえ
どこに向かっている列車なのか
何のためにどこに行くのか
すぐにはわからない

二度三度と観て理解しろということかも

列車の中に突然現れる青年になった二郎にショックを受けた

ご本人には申し訳ないが
この声は合わないと言うか
聞いていていい感じがしないと言うか
違和感?
どういう風に表していいかわからないが
残念・・・

反面
イタリア人カプローニの声
野村萬斎さんはすごくよかった
俳優としてもうまいと思っていたが
声優としても最高!!
狂言をやっているせいか
おなかから声がしっかり出ているので
さすがだなあと思う

自分の映画を観て初めて泣いたと
宮崎監督が言っていたらしいが
どの場面で泣けるのか
わからないままend

恋愛初期の激しい情熱をすでに忘れてしまった身としては
病気なのに病院から脱走してきて
命を縮める結果となり
なんと身勝手で迷惑な話と
おばちゃんは思ってしまいました

でも背景 画像はとても素晴らしい
一回目は考えながら観たので
二回目は画像を楽しもうか?

ジブリの魂胆にはまる?
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モッキンポット師の後始末 井上ひさし

2013-07-16 07:37:58 | 本 2013年
昭和47年の作品
図書館で借りた
予約待ち
なぜ?
最近何かでおすすめされていたっけ?
自分もなぜ読む気になったか忘れてる・・・

ようやく来た本は表紙が真っ赤
もうボロボロ
裏表紙には書庫と記載
書庫に入っていたのに最近人気が出てきたから
出してきたってこと?

内容は予約待ちが当然と思うほど
おもしろかった

物語は小松という男の語り口調で進んでいく
小松・・・仙台の孤児院から上京
S大学文学部仏文科にモッキンポット神父による
推薦入学?
聖パウロ学生寮に入寮

彼が数々の問題をおこし
そのたびモッキンポット師が後始末をする
簡単に言えばそういう話

モッキンポット師
なぜか関西弁
それが読んでいて不思議と心地いい
作者のうまいところ

数々の事件は
貧困からくるものなのだ
食糧衣料の調達のために
頭を使い
悪知恵が働く

銭湯が休みの時
寮の風呂を貸して起きる事件は
思わず声を出して笑ってしまった

そして落ちも
笑えまんな~~
愛すべきモッキンポット師!!

井上ひさし氏は仙台の孤児院にいたということだから
モデルは本人・・・




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