狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

何処にも有る話

2006-09-30 01:11:20 | ひとりごと


 今夜はお月様見たよ。なんだか赤みを帯びたような色だった。

TV朝日の裏金・・というか、架空請求を出させてキックバックを貰う。
こういう話は何処にでも有る話です。NHK然り。
親会社とか本社とかに席を置くものは、多かれ少なかれ同じような事を
しています。逆らうと「嫌がらせを受けたり、仲間外れにされたり、左遷
されたり」はつきものです。


政界を揺るがす事件の根源は、そういう社会の仕組みにあり・・と言っても
過言ではないと思います。NHK、TV朝日の問題が取りざたされても、驚くこと
も有りません。社会では「当たり前」なのです。ただ「当たり前」だからと
言って、それが「正しい事」とは言えません。


そういう仕組みを正そうとすると、上に書いたような仕打ちを覚悟しなければ
なりません。世の中不条理です。僕も性格上「正したがる」方なので、生き方は
可成りきつかった。サラリーマンが長く続かなかったのは、そいう生き方も
原因の一つでした。


架空請求・水増請求をして「キックバック」何処にも有ります。どんな小さな
会社でも有ることです。親会社の人間は下請けへ。下請けの人間は孫請けへ
孫請けの人間は曾孫請けへ・・・そう言った具合にです。
建設業界に於いてこういう慣習が無くなったら、コストは下がるはずです。


談合して得た、余分な利益は政・官へ流れます。福島の事件。県知事の
弟が談合を取り仕切り、キックバックを要求する。そのお金が知事へ流れた
という証拠は無くとも、流れているはずです。


旦那が偉くなると、奥方まで威張り出す。偉いのは旦那で奥方ではないの
だけれど、威張り出す。福島の場合はそれが弟だった・・・だけです。
おかしな現象ですが、仕事が欲しいからそうせざるを得ない訳です。


世の中で何時も泣かされるのは「末端の弱い立場に居る人間」です。
会社が申告する「接待費」の半分は「社内接待」でしょう。おかしな事です。
今は、昔ほど「おおっぴら」では無いでしょうが、本社から地方へ出張に来た
上司を飲みに連れて行く、ゴルフの接待をする、女を世話する・・etc。


ゴルフに接待する。接待する人は一人で後の3人は接待する側の人間です。
逆に考えれば、自分らが接待費でゴルフをしたいから、誰かを接待する。
これが、大体、本当のところでしょう。飲食も然りです。
僕が勤めていた会社の支店長はなんと自分の「家族」を接待していましたよ。


アホラシイ!!

正しい事を正しいと言ったら、褒められるような社会にしたいですね。


コスモス

2006-09-29 01:27:27 | 花造り

 今夜は寝てしまって、お月様を見られなかった。
久し振りに練習に行って疲れてしまって、6時頃から寝てしまい
起きたのが8時半。月はとうに、西に沈んでいました。


水彩画の「コスモス」はキク科の一年草。メキシコ原産。
高さ約1.5メートルに達する。葉は線状に細裂。秋、大形の頭花を開く。
色は白・淡紅・深紅など。


花手帳によれば
----------------------------------------------------------
○開花時期は、 7/25頃~12/10頃。
○原産地メキシコ。外来品種だが日本の風景に自然にとけこんでいる。
○秋の代表花ですが、早いものは夏のあいだから咲き始めている。
○メキシコからは、1876年頃にイタリアの芸術家が日本に持ち込んだ
 のが最初との説がある。
 また渡来当時は「あきざくら」と呼ばれていた。
○「秋桜」の字は、主に秋に咲き、花弁の形が桜に似ているところからの
 和名。
○”コスモス(cosmos)”の語源は、ギリシャ語の「秩序」「飾り」「美しい」
 という意味の「Kosmos, Cosmos」の言葉に由来する。このことから、星が
 きれいにそろう宇宙のことを、cosmosと呼び、また、花びらが整然と並ぶ
 この花もcosmosと呼ぶようになった。
----------------------------------------------------------
                  と、有ります。(季節の花より抜粋)


僕が自分で花を育てるようになって、2年半、一昨年、昨年と
続けて能古島に「コスモス」を見に出掛けました。大体10月前半です。
今年も出掛けるつもりでいます。先の台風の被害が気になりますが、兎に角
行って見るつもりです。我が家にも3本コスモスがあります。


丈は既に1mを超えていますが、いまだに花芽すら付けていません。
台風の時は風を避け、陰に入れていたのでスクスクと育っています。
このコスモスは昨年、能古島に行った折、種を拾ってきたもので
芽吹きココまで育ちました。花を咲かせてくれたら言うことナシ・・です。


我が家の鉢物達は、大半が花期を終えようとしています。
夕顔も今夜は5つばかり咲いていましたが、葉は枯れ始めています。
綺麗咲き朝顔も2,3個の花を咲かせるのがやっとで、矢張り葉は殆ど
枯れて仕舞いました。


僅かに植え替えた金魚草が綺麗な花をつけています。
カーネーションは2つばかり、バラは新芽が付いた程度です。
昨日買ってきた「ラッキークローバー」が、朝方2つばかり赤い花を
咲かせてくれました。


作業は、暫くは、土の再生と播種くらいでしょうか。






秋の七草

2006-09-28 03:56:15 | 暮らし



星がキラキラと輝いて綺麗な夜空です。
目が覚めてしまって、一寸ばかり外へ出て夜空を眺めて来ました。


可成り気温は下がっているようです。14,5度くらいでしょうか、慌てて
長袖を着込みました。


重陽の節句の所にも書きましたが・・
秋の七草は覚えにくくて、記憶するのに時間がかかりました。
「はぎおばなききょうなでしこおみなえしくずふじばかま」と覚えました。



「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花(なでしこのはな)女郎花また藤袴 朝貌の花」
と詠んだのはかの有名な(山上憶良・やまのうえおくら)です。
「朝顔=桔梗」の事だと思います。


なぜ今頃・・とお思いでしょうが、三ツ瀬に出掛けた折り、綺麗な「萩」を
見かけたのです。車が混んでいましたので、停めて写真を撮る訳にもいかず
眺めただけで帰ってきて仕舞いました。


その事が、ふと思い出されて・・・

夕月

2006-09-28 00:07:46 | ひとりごと



 今の時間、月は西に沈み空には星だけがキラキラと輝いています。
中秋の名月まで後九日。写真は27日6時半頃に撮ったもので、方角は南西。
幾分明るさが残る時刻でした。月の呼び方を調べてみたら「夕月」とありました。


僕等は、そういう呼び方はせず、単に「三日月」だと言っていましたね。
昔の人は、風情がある呼び方をしたものですね。「旧暦日的名称」だと
下記のような呼び方になるようです。


     朔
     二日月
     既朔
     三日月・・・・・夕月(多分27日夜)
     上弦の月
     九夜月
     十三夜月
     小望月
     幾望
     十五夜・・・・・中秋の名月(10月6日)
     十六夜月
     既望
     立待月
     居待月
     寝待月
     更待月
     下弦の月
     二十三夜月
     二十六夜月
     晦日月


この他「見える時間帯による名称」「月の形状による名称」とかが、
あるようようです。馴染みがある呼び方は「三日月・上弦の月・十三夜
・十五夜・十六夜月・下弦の月」くらいです。


「月の形状による名称」では「繊月・眉月・弓張月・望月」でしょうか。
繊月・・は、何処やらのお酒の名前に有ったような・・・


今の時期は空気も澄み、天気も良いので、お月様観察には良い時期です。
満月まで、こまめに夜空を仰ぎ見るようにしましょうか。


全部が・・四つ葉

2006-09-27 19:50:35 | 花造り

 北風強く、鉢が飛ばされるが大した被害が無く幸いでした。
肥料を買いに近くのホームセンターへ。


恥ずかしながら、僕はクローバーは全てが三つ葉で、希に四つ葉がありそれが
幸せを呼ぶ「四つ葉のクローバー」だと・・そう思っていました。
一般的に四つ葉のクローバーは「クローバー、カタバミ、オキザリス」等、
それらの葉の中に四つ葉を見つけたら、それが「四つ葉のクローバー」だと
思っていたのです。


と、言うより、オキザリスもカタバミも「クローバー」だと考えていました。
今でも、後生大事に持っている「四つ葉のクローバー」は、実は「カタバミ」
だと知りました。それでも、四つ葉は珍しいので、大事にしようと思って
います。



さて、今日見つけた「ラッキークローバー」は写真のように、赤い花を
咲かせます。葉はクローバーに似ています。違うのは葉全てが「四つ葉」と
言うことです。葉の中心部が黒い色をしていますが、葉の形は、まさしく
「クローバー」なのです。


調べてみたところ、このラッキークローバーは「オキザリス」の仲間で
「Oxalis deppei=オキザリス・デッペイ」というのだそうな。
クローバーは「豆科」ですから、明らかに違う植物ですが、葉の形が
クローバーに似ている事から「ラッキークローバー」なる名前が付けられた
とのこと。よってこのラッキークローバーは「商品名」ということでしょうか。



写真は、左が「葉」で右が「花」です。写りが悪いので
わかりにくいと思います。どうしても興味を持たれたら、ご自分で調べて
みて下さい。色々と出てきますよ。


 そうそう、四つ葉のクローバーは別名「白詰草」と言って
江戸時代、オランダ人がガラス器具を箱詰めするとき、乾燥させた
クローバーを詰め物として利用していたらしい・・これが「白詰草」の
名前の由来・・らしい。








三ツ瀬

2006-09-27 00:18:42 | 暮らし



天気に誘われるように三ツ瀬へ出掛けました。
稲穂が実る田んぼの畦には真っ赤な彼岸花が咲き乱れていました。
中には、先の台風で薙ぎ倒されたものも有りましたが、大変綺麗でした。


幾枚かの田んぼの中には既に収穫を終えたモノもあり、多分早稲だった
のでしょう。有料トンネルから10分で目的の「松ちゃん」へ到着。
時間にしておよそ40分でした。平日だというのに店には可成りな人達が
来ていました。店内を一回りしてから、先ずはお昼を食べることに。


ココへ来ると、今頃の季節なら「おでん」と「うどん」が定番です。
二人分で900円也。


烏骨鶏の卵と普通の卵。山地米5Kg、生の手打ちそば、ざる豆腐・・etc
夜は買ってきたそばを茹で、ざる豆腐と、簡単メニューで頂きました。
柿が出てるかな・・と、先の台風のことも有るので、店内を探して見た
けれど、余り良くないのが僅かに出ていましたが、珍しくは有ったけれど
買わずに帰りました。


この分だと「渋柿」も期待薄・・ですね。毎年干し柿を作るので、時期に
なるとココまで買い出しに来ます。昨年は台風も少なく、良い渋柿がでて
いましたので、一度作ってまた買いに来たくらいです。
渋柿も大きいモノでないと、美味しくは出来ません。


昨年末に正月用の買い物に来て以来ですから、丁度10ヶ月振りになります。
一部道路も新しく出来て、便利になっていました。これから暮れまでに
何回通うことになりますか、季節は秋に変りつつあります。


そうそう、下の方でも石釜豆腐の新しい店が出来かかっていましたね。
蕎麦屋とか、栗狩りとかの看板も多く目にするようになりました。
その他、今までに無かった、うどん屋にラーメン屋も出来ていました。
それだけ、福岡からの客が増えている・・と言うことでしょうね。
僕たちもその中に含まれますね。

桔梗咲き朝顔は・・・

2006-09-26 00:23:22 | 花造り

 今夜も☆が綺麗です。

写真は桔梗咲き朝顔で、ブルーと紫です。このほか濃いピンクが咲きました。
過日の台風の後、撮ったものですが、写真を撮った後辺りから、葉が枯れ始め
、仕方なく今日片付けました。また来年のお楽しみ・・というところ。


この外にもネギを植えていた鉢と、トウモロコシを植えていた鉢を整理し
シートに拡げて天日干しにしました。明日もう一日干したら、石灰で中和し
再生肥料を混ぜて、スイトピーとネモフィラの種まきをします。


夕顔は昨夜10個花を咲かせましたので、ソロソロ花期が終わりに近づいたかも
知れません。西洋朝顔は10月一杯は咲いてくれるでしょう。
その間に、来年春咲く花の準備です。


水仙、アマリリス、チューリップの球根を掘り出して消毒し陰干しにします。
名札を付けていたのですが、台風で飛ばされて、何処に何を植えていたのか
判らなくなりました。取り敢ず球根を掘り出して、大きいモノだけ保存して
植え込む時期を待つことにします。


後は、咲いてからのお楽しみです。仕方有りません。似たような鉢ですから
名札がないと・・・これからは名札ではなく、ペンキか、何かで、残るような
方法を考えないといけませんね。




パズル

2006-09-25 10:29:22 | ひとりごと
 週間天気予報は全てコノマーク。爽やかな月曜日です。

たいていの人が、一度や二度、何かのパズルを解かれた経験が有ると
思います。僕もパズルに留まらずクイズも好きで、そいう番組は大抵
逃すことなく見ています。月曜日は「ネプリーグ」がある日・・ですが
今は番組編成期で特番ばかりで、お休みです。


写真の「匹見パズル」に出会ったのは、もうかれこれ12年位前の事に
なりますね~。golfのコンペでハワイ旅行が当たり、出掛けたとき、機内
での時間つぶしに友人が遊んでいました。その時僕は、遠目で見てるだけ
でしたが「面白そうだ」と、そう思っていました。


そのパズルに2度目に出会ったのは、奇しくも叔母の葬式に出掛けた因島の
ホテルでした。7月半ばの事です。
都市のビジネスホテル仕様で造られたホテルだったので、部屋の隅に机が
置いてあり、その中に、バイブルと並んで置かれていました。


通夜の後、取り出してパズルを解き始めたのだけれど、集中出来ない
精神状態では、結局何一つ解けませんでした。その時このパズルが
「匹見パズル」だと知りました。


帰福後何日か経って、netで探してみました。有りましたよ、それも、何種類も
です。写真には3種類のパズルが写っていますが、4種類を2セット頼みました。
1セットはシンゴ家族へ送り、1セットは自宅でカミサンと遊んでいます。


シンプルな形の木片を組み合わせて幾通りの形を造っていく、遊び自体は
単純ですが、頭の中でそれらの木片を組み合わせていくのが、ホントに楽しい。
今のところ2種類がオールクリアーになりました。


残る2つは、組み合わせが、それぞれ100通り以上有りますので、今年の内に
解き終わるのは難しいと思っています。今日は匹見パズルのお話でした。
興味が有る方は下記のURLへアクセスしてみたら如何でしょう。

http://www.mmjp.or.jp/icarus/puzzle/puzzle_index.html


2006-09-25 00:54:59 | ひとりごと


 首・・が痛い。一度は医者に行き、電気治療で治ったか
・・に思えたが、昨晩からまた痛くなった。振り返るのもキツイ。


2年半ほど前にも同じような症状で、10日間くらい酷い目にあった。
原因は今回と同じ「屋根に登っての樋の掃除」だった。
近年如何に運動不足かが判る。もっともプロレスラーやレーサーみたいに
首の筋肉なんて鍛えないけれど、常に運動をしているときにはこういう症状は
出なかった。


運動不足で、体重は変らなくとも体形は変る。流石に会社勤めの頃の
背広が着られなくなった。もっとも退職したのは27年も前で、以後20年
位は着られた事の方が、殆ど奇跡に近い。



今週は何かと慌ただしくなりそうだ。
直接的にはなんら関わりは無いが、民主党の党首が決まり、新総理が誕生
し、新内閣が発足する。残暑無き9月が今週で終わり、1年の3/4が終わる。
いよいよ今年も、後3ヶ月となる。


何時も言うようだが、速い速い。アッという間に時は流れていく。
時間の流れの感じ方は、若いほど遅く感じ、年を経た者ほど速く感じる。
人間が唯一平等なのは時間だけであるが、その時間さえ、格差社会と
なった今は、平等とは言えなくなってきた。




お彼岸

2006-09-24 05:54:22 | ひとりごと



穏やかなお彼岸でした。

写真は前にも掲載しましたが「夕顔」です。過日小さな鉢から大きな鉢へ
植え替えをしたもので、咲いてくれるかどうか、心配でしたが、こうやって
見事に咲きました。


朝9時半頃から墓参りに行ってきました。10時から何処やらのお坊さんが
きて講話をするとかで、早い時間に出掛けました。
他のお寺さんの事は存じませんが、家のお墓があるお寺さんでは、生ものを
お供えしないように言われています。腐らせて仕舞う・・というのが理由の
ようです。


お彼岸には、カミサンが作った「おはぎ」をお供えしますが、それは
帰りには持って帰ります。缶ビール、缶ジュースその他、傷まない物は置いて
帰ります。昔はそういうお供え物は近くの施設とかに無料で配っていたそう
なのですが、薬物混入事件などの影響で、今はそれも出来なくなりました。


よって、生ものは(果物も含めて)お供えした後は「お持ち帰り下さい」と
言うことになったようです。


お寺へは、年に4回伺います。春秋のお彼岸と、暮れとお盆です。
それ以外の月はお坊さんが家へ来てお経をあげてくれます。お寺へ行く
時は3千円。来ていただくと5千円お布施を包みます。年会費、婦人会費などを
計算すると、年に6~7万円の出費になります。


檀家が200軒有るとしたら、約1千4百万の収入でしょうか、実際には
もっと少ないのでしょう、坊さんは高校の教師と掛け持ちの生活です。
個人の家庭で、お寺さんに年7万もの出費は大きいですが、お寺側にしたら
それでも足りないのでしょうね。


僕等が生きている方が「此岸・しがん」仏様が住んでる方が「彼岸」と
言うようですが、此岸で生きている僕等も生活は、決して楽ではありません
しかし、僕等も何れは彼岸へ渡らなくてはなりませんから、おろそかには
出来ませんね・・・。