狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

秋の七草

2006-09-28 03:56:15 | 暮らし



星がキラキラと輝いて綺麗な夜空です。
目が覚めてしまって、一寸ばかり外へ出て夜空を眺めて来ました。


可成り気温は下がっているようです。14,5度くらいでしょうか、慌てて
長袖を着込みました。


重陽の節句の所にも書きましたが・・
秋の七草は覚えにくくて、記憶するのに時間がかかりました。
「はぎおばなききょうなでしこおみなえしくずふじばかま」と覚えました。



「萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花(なでしこのはな)女郎花また藤袴 朝貌の花」
と詠んだのはかの有名な(山上憶良・やまのうえおくら)です。
「朝顔=桔梗」の事だと思います。


なぜ今頃・・とお思いでしょうが、三ツ瀬に出掛けた折り、綺麗な「萩」を
見かけたのです。車が混んでいましたので、停めて写真を撮る訳にもいかず
眺めただけで帰ってきて仕舞いました。


その事が、ふと思い出されて・・・

夕月

2006-09-28 00:07:46 | ひとりごと



 今の時間、月は西に沈み空には星だけがキラキラと輝いています。
中秋の名月まで後九日。写真は27日6時半頃に撮ったもので、方角は南西。
幾分明るさが残る時刻でした。月の呼び方を調べてみたら「夕月」とありました。


僕等は、そういう呼び方はせず、単に「三日月」だと言っていましたね。
昔の人は、風情がある呼び方をしたものですね。「旧暦日的名称」だと
下記のような呼び方になるようです。


     朔
     二日月
     既朔
     三日月・・・・・夕月(多分27日夜)
     上弦の月
     九夜月
     十三夜月
     小望月
     幾望
     十五夜・・・・・中秋の名月(10月6日)
     十六夜月
     既望
     立待月
     居待月
     寝待月
     更待月
     下弦の月
     二十三夜月
     二十六夜月
     晦日月


この他「見える時間帯による名称」「月の形状による名称」とかが、
あるようようです。馴染みがある呼び方は「三日月・上弦の月・十三夜
・十五夜・十六夜月・下弦の月」くらいです。


「月の形状による名称」では「繊月・眉月・弓張月・望月」でしょうか。
繊月・・は、何処やらのお酒の名前に有ったような・・・


今の時期は空気も澄み、天気も良いので、お月様観察には良い時期です。
満月まで、こまめに夜空を仰ぎ見るようにしましょうか。