お正月に飾る花として定着しつつある「シクラメン」
今は色んな種類が12月に入ると、花屋、ホームセンターは勿論、スーパーの
店頭にまで並びます。値段もまちまちで安いものなら100円玉で買えるもの
からうん千円もするものまでありますね。大抵のご家庭では1度ならずとも、
買い求められて家に飾られた事でしょう。
そんなシクラメンの花は、その殆どが夏場に枯らしてしまい、その残骸が
庭の隅に放置されていますね。何年か前までは我が家でもそうでした。
此方に引っ越してきて来月の10日で丸6年になります。そこから始めた花作り
まだまだ知らない事ばかりですが、どうにかこうにか鉢を枯らさずに済んで
います。最初に手がけたのは「シンビジューム」でした。
何故かというと、もらい物の鉢が何鉢も有ったからです。何とか自分の手で
花を咲かせたい・・・その一心でした。その後、夏場に枯れてしまうシクラメン
をどうにかならないかと・・・。夏越しの方法には二通り有って、水を切り完全に
休眠させる方法と、最低限の水遣りで夏場を乗り切る方法・・とです。
最初に試したのは「休眠」させる方法でしたが、これは完全に失敗でした
翌年に試したのは、もう一つの方法でした。失敗した経験から申し上げますと
僕みたいな素人には、最低限の水遣りで夏を越させる方法が失敗が少ない・・・
ことを学びました。
今、我が家に一鉢のシクラメンが花を咲かせています。蕾も沢山付いています
から、まだ当分は花を楽しめることでしょう。
花というものは、人間が思う以上に強かで強いです。肥料と水遣りのタイミング
さえ間違わなければ、殆どの鉢物が花を咲かせてくれます。後は2,3年毎の植
え替えです。どうしても鉢物の場合は土の量が少ないですから、栄養分が無く
なってしまいます。
天日に干して、古い土を再生する肥料を混ぜてやれば、また新しい土として
使えます。場所が無いと、その作業は一寸大変かとは思いますが、古い土も
再生して再利用するようにしています。
写真はご近所の庭の「枝垂れ梅」です。