・・・一番の寒さは本当だった。福岡では初霜を観測し最低気温も
5度を切っていた。ベタの水槽の水を替えるのにポリタンクに入れて
いた水の温度がAM10時頃で「6度」だった。
流石にこのままでは使えないのでお湯で温度を30度近くまで上げて
水槽の水を交換した。ベタの生育の適温は20度から30度だと、何か
に書いて有った。寒くなってからは一応ヒーターは入れてある。
設定は26度となっているが、外気温で多少の差は出ると思う。
12月10日で孵化後二ヶ月になる。近頃成長著しく、それに伴って
食欲旺盛なこと。孵化後は、小さな小さな「ベビーブラインシュリンプ」
を与えていたが、体調が4cm近くになった今は、成魚ようの餌をつぶして
与えたり、冷凍ブラインシュリンプを水に溶かして与えている。
小さい魚ながら肉食系なので、水槽の水も実に生臭い。
水槽のガラスが与えている餌のタンパク質で直ぐに茶色く濁ってしまう
最初は「水が濁った」と思っていたが、よく見ると水槽のガラスに汚れ
が付着していた。
この魚、好奇心旺盛で水を抜くビニールホースを入れても驚くことも
なく、反対に群がってくる。僕が指を入れても逃げることはないのだ。
まさか指を餌だ・・・とは思うまいが、指の先から餌が出てくる・・・とでも
思っているのだろうか?
親のベタなどは、水面まで飛び上がって来たりする。
小さな胸鰭を激しく動かし、身体を左右にくねらせる。餌をねだっている
そういう仕草は親も子も一緒である。
起きた時から寝るまで、ベタの世話な毎日だ。
写真は「嘯猿山」ショウエンザン・・・と呼ぶのだろうか。