日々のこと。

オカメインコのココとククとキキとの暮しを徒然なるままに。
(ククは闘病の末2012.6.5に旅立ち、キキが来ました。)

日々勉強。

2014-10-06 14:40:22 | 日記
9月のきーちゃん、実は久しぶりにパニックゼロ。
ただ、それを日記に書いてしまうと、その途端にパニックを起こしてはがっくり、
ということが何回もあったので、今回は書かずにおこうかと思ってました。

でも、パニックは今日まで確かにゼロなのですが、先週木曜の夜、寝かせる直前に、
ほぼ伸びきっていた右翼の風切羽3枚が取れてしまうというアクシデントが・・。

3本とも折れたのではなく取れたので、根元から一瞬ピュっと血が出て、大出血にはいたらなかったのがせめてもの救い。

どうしてそんなことになったかというと、

うちでは一日に何度も、何の問題も抵抗もなく、飼っている子達の体重を量ってきました。
特におやつをあげて褒めたりしなくても、何度でも量れると思って、というか、抵抗されることは想定外になっていた程自然に量れていました。

お迎えしてすぐはとても気を遣いますが、それでも、嫌がらず楽しくささっと量れるように、量りの置き方、手に乗せる乗せ方、量りに乗せる乗せ方、手に戻す乗せ方等、鳥が違和感や恐怖感を感じずにいられるようにあれこれ細かい気配りをしてあげていると、いつでも何度でも平気になってくれるのです。

ところが、先週のきーちゃん、急に自分が乗っている手を意識してしまったようで、表情がオドオドしていたのに、あまり深く考えずに量りに乗せようとした途端、バババっと飛び立ち、すぐ傍にあった餌等が入っているビニール袋にしがみついてしまいました。

すぐに救出すればよいものを、

飛べたんだ、しがみついてるな、なんて思いながらぼーっとしている間、きーちゃんはバランスを取ろうとしがみついたままバタバタ羽ばたいています。

そしてそれを私が救おうと手を伸ばした時、袋に何度も打ち付けていた羽が二枚取れ、一枚はブラブラ状態に。

きーちゃんを手に乗せそのブラブラを引っこ抜き、落ちている二枚の羽を見て私も呆然。

こんなことで取れちゃうんだ、と頭の中が真っ白。

と、そんなことがあったために、パニックはゼロなのにまた右翼がチンチクリンになってしまったというわけです。

それにしても何故こんなことに、と色々考えてみました。

まず思いついたのが、量りの位置です。

これまでは私の真横に置いて、何かあったら右手のきーちゃんを左手ですぐフォローできるようなところでささっと量っていました。

それが最近は、きーちゃんがご機嫌でベタベタなのをいいことに、位置がいい加減になっていて、私の右斜め前、ちょっと離れた位置に置いてしまっていました。

私からみたらほんのちょっとの違いでも、小さなきーちゃんにとっては、見える光景が随分違ってくると思われます。
また、私のすぐ近くではないところにポンと置かれたら、多分ドキドキ怖くなるのではないかな。

そして羽が沢山抜けていることもあり(そういう時はきーちゃんのみならず、ココもククもちょっと神経質になりやすいです)、体調が絶好調でない時に不安を感じる量り方をされてしまったからでなはないかと考えました。

そこでまた量りの置く位置に気をつけるようにしたところ、まだ完璧ではありませんが、とりあえず怯えて飛んだりせずに体重を量れるようになりました。

とはいえまだドキドキは残っているようなので、量るのを止めはしないけれど、ささっと済ますようにしています。



きーちゃんは先生が「この子は警戒心ゼロですね」と感心したくらいフレンドリーというか、扱いやすい子でした。
そんなきーちゃんももう2歳。
何も考えず手に乗ってきたりする時期を過ぎ、大人の階段を上り始めたのではと思われます。
自我の目覚めや反抗期もあってもおかしくない年頃というか・・。

体重測定のことだけではないんです。
籠から出して遊んだりおやつをあげようとする時も、籠の出し入れ時も、微妙な緊張感や落ち着きなさが最近見えてきました。
全面的に私に甘え楽しそうにしていたきーちゃんとはちょっと違うんです。

ココはあまりそんなことを感じないまま過ぎましたが、ククの2歳前後は大変だったなあと改めて思い出しました。

籠の出し入れがとにかく大変。

それを何とかクリアし手も嫌がらすにいてもらうにはどうしたらいいんだろうかと一生懸命考え何とか克服し、ベタ慣れになってくれたことも随分昔。

今回のきーちゃんのことで、久々にあの頃の緊張や不安、ドキドキ感が蘇ってきました。

でもまあ、それもきーちゃんの成長過程のひとつと捉え、ドキドキする気持ちを静め深呼吸して、どーんと構えてきーちゃんと向かい合っていくことが大事と思います。


そう思いつつもきーちゃんのちょっとした変化にドキドキしている自分がいるもので、初心を取り戻すために、先週金曜、きーちゃんの故郷こんぱまるに久しぶりに行ってきました。

お店は調度来たばかりの二年前のきーちゃんのようなほやほやのヒナだらけ。

一人餌になるまで、こんなきーちゃんに毎日会いにきたもんだったなあ、なんて懐かしく思い出しながらヒナヒナを眺めてきました。


さあ、初心に戻ってがんばるぞー、なんて、きーちゃんについては立ち直ってきたつもり、
土曜も日曜もまあまあうまくきーちゃんと過ごせて一安心、

日曜朝はちょっと驚かせて飛ばせてしまい、今度は左翼風切羽が一枚取れてがっくりしましたが(もう、ちょっと飛ぶとすぐ羽が取れるもんで今後どうしたらよいかが悩みどころ)、きーちゃんは元気だったのでドンマイドンマイ、

なんて思っていたのに、今度は別のアクシデントが。

ココを起こす時に不注意でびっくりさせてしまい、布を捲る前にパニックに。

捲っても籠から出してもしばらく怖がって手から逃げてバタバタ。

ちょっとした不注意なのです。
でも、これまで一度もそんなことをしたこともなかった。

私も年のせいなのか、注意力散漫、ポカが昔より増えた気がします。
これからもっと増えるかもしれません。

ココも年をとると若い頃より神経質になることもあるかもしれません。

刻々と人も鳥も変化していくのも自然なこと。

だとすれば、それとうまく折り合いをつけられるよう、付き合っていけるように常に意識して改善していかなければ、これから益々アクシデントが増えかねません。

幸いココは怪我もなくその後はいつものココに戻ってくれましたが、これまたいい勉強になりました。


長くなってしまいましたが、何が書きたかったかというと、日々を漫然と過ごさない、「うちの子はこういう子だ」と決め付けない、今好きなことが永遠に好きなわけでもなく、今平気なものがずっと平気というわけでもない、逆に今だめなことが平気になることもある、そういう変化への感度を高め、相手を感じ自分の足りないところに気づき、改善できるところを探し改善できるよう日々努力し続ける、ということが、今度の私に必要なことと考えされられた数日間だった、ということでした。



分かりにくい文章となりましたが、二羽の幸せと自分への戒めのため、書き記しておくことにします。



それにしてもきーちゃん、相変わらず毎日やたらと

「チャントタベヨ」

「チャント」

「チャントネ」

「チャント!!!」

を繰り返すので、

世話でも掃除でも家事でも

「ハイ、チャントします」

という気持ちになれてありがたいかも。






































































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