今日はココの通院日でした。
最初は明日を予約していたのですが、主人と二人で挨拶したかったので、主人が休みの今日に変更したのです。
土日は開院前に急患を見てくださることもあるので、朝早くから混み合います。
今日も沢山来ていました。
ココの診察はククと一緒に受けた5月14日以来です。
あの時すでに羽咬がみられ、その後かなり酷くなり噛み千切っていた時期もあったのですが、最近は粟穂を温めさせているおかげか、噛み千切るまではいかなくなりました。
ただ、全くしないわけではなく、ペレットを押し付けては羽と一緒に咬むため、背中と太もも、その中間部がボサボサになっています。
先生は羽咬をしだした時しかみていないので、悪化したと思われてしまいました。
なので、粟穂を温めだしてからは噛み千切らなくなって、一番酷かった時よりはましになったことを伝えました。
いずれにせよ、ストレスがあるからなのかな、とは言われましたが。
ククが亡くなる前が一番酷かったので、ククがいなくなったせいではないと私は思っています。
どちらかというと、ククの看病でつきっきりだったので、ココが不安を感じて咬みだしたのが最初かと思われます。
その後は、やってみたら案外気が紛れ嵌ってしまったのではないのかな。
また、ククがいなくなってから食欲が落ちてしまったので、大好きなムキオートを沢山あげて釣ってシードも食べてもらうようにしていました。
私がついていないと、以前のようにガツガツ食べようとしません。
仕方なくついていてやり食べさせていたら、一時減っていた体重が戻り、増えてきてしまいました。
いつもいたククがいなくなってさびしくてそうなっているのかな、と先生も言っていました。
大の仲良しではなかったと思うけど、10年もお隣さんで、自分そっくりに歌っていた子なわけですから、やっぱりさびしいのかと思います。
調子が狂ってしまっているというか・・。
なので、ついていてあげたら食べるというなら、暫くそうしてあげるしかないですね、と言われました。
そしてまた同じ薬をいただき6週間後に再診することになりました。
診察を終えてから、ククがいなくなってから、ココがククの骨壷辺りをじっと見つめることが多いことを話し、何か見えるのかなあと言うと、先生から意外なお話が聞けました。
実は先生は霊能力者に聞いたことがあるのだそうです。
その霊能力者の話によると、鳥は比較的亡くなってすぐ飛び立ってしまい、もういなくなってしまうことが多いのだとか。
案外ドライなのかもしれません。
でも、いつまでも未練があって悲しみながら成仏できずにいられるより安心かとも思えます。
人も鳥も他の生き物も、残されたものが一番悲しいのではないかなと思います。
ククがぱっと飛び立っていったのなら、いつまでもめそめそしてないで、いつか会える日を楽しみに、ココを守りながら、元気に暮らしていかなければなあと思いました。
あの、鳥の医学最前線におられるような先生の口から霊能力者という言葉を聞いた時、一瞬耳を疑いましたが、考えてもみれば、鳥が大好きであの仕事を選ばれたそうですし、助けてあげたくて毎日頑張られていて、それでも助けられず悲しい思いをしたことも沢山あるに違いありません。
亡くなったらどうなるのだろう、と思う方が自然かも。
ククのことも残念に思われているのがよくわかり、いい先生に出会えてよかったと、あらためて思いました。
6月は毎日注射から始まり、旅立たれ、火葬され、残され、今日はまた先生のところでココ一羽で診察となり、本当に盛り沢山の月となりました。
一生忘れられない6月となりそうです。
ココ、これからもよろしくね、一緒にがんばろうね。
クク、私達を見守ってね。