日々のこと。

オカメインコのココとククとキキとの暮しを徒然なるままに。
(ククは闘病の末2012.6.5に旅立ち、キキが来ました。)

名前。

2012-09-18 20:19:52 | 日記
色んな言葉を覚えてくれるきーちゃんに、ふと思いついて、私の名前、「のりちゃん」、を言ってみました。
短くて言い易そうだからもしかして、と思って。
すると流石きーちゃん、数回聞いただけで「のりちゃん、のーりちゃん」と言いだしました。

何十年も何羽も鳥を飼ってきて、自分の名前を呼んでもらえる日がくるなんて、感激です。
おかーさんでもいいのだけど、折角だから「のりちゃん」、かわいすぎる声で言われると、何ともいえない気持ちになります。
ついでにずうずうしく「大好き」とも教えてみたら、それもどうやら言えるようになったようです。
「のりちゃん大好き」、私もきーちゃんとココちゃんが大好きだよ。

それから、ココの歌、ゴーゴーココチャンもマスターしつつあります。
こんなにおしゃべり上手に見えて、「ゴーゴー」という音と「チャチャンチャン」という音が難しいらしく、最初は一体何を言ってるのか分からないくらいでした。
きーちゃんらしくない低音のだみ声で「ぎょうぎょうぎょうぎょう」と聞こえたり、「チャチャンチャン」はまるで小銃を撃っている音のような、インベーダーゲームでインベーダーが撃たれる時の音のような奇妙な音。
何日も練習するうちにやっと段々はっきり分かるようになってきました。
ククは簡単に言えたのでそんなに難しくないと思っていたのですがきーちゃんには難しいようで、案外ココとククは特殊な声を出せるオカメなのかもしれません。

その他、「ご飯食べようよ~」とか、「ご飯たべる」とか、前に言っていた言葉の変形もいくつか増えました。

でも一番多いのは「きーーーちゃん、きゃわいしゅぎー、きゃわいしゅぎる!!」と「ちゅきちゅきちゅきちゅきーちゃん」かな。
かわいすぎる若いパワーにココもついつられて大声だしたり動き回ったりすることが増えたように見えます。
食欲ももりもりで、まだトヤが続いてはいるものの、寝る前にはしっかり重くなって寝てくれています。
一方きーちゃんの食べ方はまだまだで、最後つい付き合ってあげてしまうという、あまりよくない育て方をしてしまっています。
でもまあ、来た頃よりはよく食べてくれるようになったので、トヤも真っ盛りなことだし、様子を見ながら調整していけたらと思っています。

この連休は久しぶりにセバスタンこと主人がいたもので、二羽とも一緒に過ごすことができました。
きーちゃんはまだ見慣れないのか、緊張した様子で「誰だこいつ?」てな顔でじーっと見つめていることが多かったかも。
少しは馴染んでくれたかな。

ココはゴロ寝している主人の顔の上でまったりと過ごしていました。

きーちゃんの一ヶ月間の投薬も終わり、もう暫く間を置いてから再検査に連れて行く予定です。
どうかいい方向に向かっていますように。

ココのバードドックももうそろそろ受けねば。

14歳年の差コンビ、どちらも元気で長生きしておくれ。







































































ご飯食べてる?

2012-09-07 14:13:29 | 日記

と、きーちゃんに聞かれました。

どうやらセキセイインコ系のおしゃべり君のようです。
早口なので私しか聞き取れないような言葉もありますが、それにしてもしゃべるしゃべる。


きーちゃんがまだ今ひとつガツガツとご飯を食べてくれないもので、ご飯食べてよとかご飯食べてるとかご飯食べようよと何度も言ってしまっていたため、きーちゃんがそれも覚えてしまったようです。
数日前、いきなりそう聞かれてびっくりしました。

そのほかにも、
私が

「ご飯食べた?」

と聞くと、そのまま鸚鵡返しなのでしょうが、

「たべた」

と返事するのには苦笑。

以下、聞き取れたきーちゃん語録。

「おはよおはよおはよー」
「おいでおいでおいでー」
「きーちゃんきーちゃんきーちゃん」
「ちゅきちゅきちゅきちゅきー」
「きーちゃんかわいーねー」
「おいしーねー」
「ごはん」
「きーぼー(きー坊)」

「きーちゃんやめてー」
「きーちゃんあばれないでー」

「ごーごーごーごーここちゃん(ココが言うより微妙にゴーが少ない)」
「ココチャン、オハヨッ」
「コチャコチャッ」

そしてこれまたびっくりしたのが、

「きーちゃん、かわいすぎるっ!」

あんまりあどけなく幼く無邪気な様子につい私がそう言ったら、すぐ覚えてしまったようです。
「かわいーねかわいーねかわいすぎるっ!!」
「かわいーよ、きーちゃんかわいーよ(はいはいそうだね、と返事してしまいました)」

かわいーね、も、オリラジの何とかという人がいうような「きゃわゆいねー」っぽいのが余計可愛くて。
きーちゃん、も、「きーちゅわん」という、甘えたぶりっ子言葉っぽい時があり、それもたまりません。

おもしろいのが、「ちゃん」を色んな言葉の終わりにつけてしまうことです。

「かわいーちゃん」
「おいでちゃん」
「おはよーちゃん」

「おいしーちゃん」、これは、「おいしーじゃん」と最初聞こえ、そんな言葉教えてないのでびっくり。
よく考えたら、「おいしーちゃん」のようです。

一回言って消えていく言葉もありそうですが、こんなに言葉をしゃべる鳥は初めて(というより、ココとククしか私が飼ってきた子の中で言葉をしゃべる子はいませんでした)なので、意外な言葉が聞こえ度に思わずドキっとします。
下手なことはいえません。
覚えて欲しくない言葉を聞かせないよう気をつけねば。

ミッキーマウスマーチはまだ練習継続中です。
ミッキミッキマウスのところの音が大分取れるようになりましたが、抜けたり音程が違ってしまったり、あと一歩。
たまに「むっかしーむっかしー」という浦島太郎の歌に聞こえることがあるかも・・。

ココが歌おうとすると、ククはそれに合わせて歌っていたのですが、きーちゃんは全く別の歌や言葉を大声で発するので、ココもたじたじ。
歌に集中できない時もあるのはちょっと可愛そうかも。
そんなココのために、きーちゃんのいない部屋で一対一で過ごす時間もたまに作るようにしました。

でも、ココひとりぼっちだった時よりはいいのではないかな。
仲良しにならなくても、張り合いがでるのではと思えます。

そんなきーちゃんですが、先日急におとなしくなり餌もいつもにまして食べず、病院に行こうか悩んだ日がありました。
雛トヤでかなり抜けているのでそのせいかと思ったのですが、心配で心配で。
好きそうなものを一つ一つ手渡ししたりしながら様子を見ていたところ、午後3時を過ぎたら急に「ピッピピーッ」と歌いだして、動きだしてくれました。
その後は大体いつものきーちゃんに戻ってくれたので、やはりトヤがしんどいせいだったのかもしれません。
まだまだ続きそうなので、頑張って乗り越えてほしいです。

ココもどんどん抜けて大変でした。
かなり落ち着いてきたのですが、でもまだちらほら抜け落ちています。
食欲はまあまあ、体重も維持できています。

この間通販で山形からだだちゃ豆をとりよせたので、それをゆでて試しにあげてみました。
これまで豆をあげたことはありません。
その反応は・・

ココは一目見てお皿によってきてもう夢中。
口中豆だらけにして食べつくしました。
きーちゃんもあっという間に完食。

それからは毎日夕方になると2粒ほどあげているのですが、ココはもう覚えてしまって、私が冷蔵庫から出してレンジでチンしようとすると、飛んできて離れません。
覚めてからねといってるのに、お皿めがけて腕を下りてきてしまいます。
それを何とか待たせて、覚めてから2羽にあげています。
ココの熱の入れようは、まるで中毒になったかのよう。
そんなに気に入ってくれるなら、14年前からあげればよかったね、ごめんね。
14歳にして初めて知る豆の味。

暫く楽しめるように、また、食欲が落ちた時使えるように、人間が食べる分を大幅に減らし、塩なしでゆでたものを冷凍保存しました。


きーちゃんが来て1ヶ月以上経ちましたが、不思議なのですが、新しくお迎えしたという緊張感が殆どありません。
昔からよく馴染んでいた子のように思えるのが本当に不思議。
全く怖がらないせいもあるのでしょう。
それから、当初はククに似ていると思っていたのですが、どうもピピに似ているように見えてきました。
凛々しかった男の子らしい顔立ちが、ピピっぽい顔に見えてきた。
馴染み具合も、私にベタベタで触り放題だったピピっぽい。
もしかすると、10年の歳月を経て、ピピが卵を産まない男の子になって、おしゃべりもできるようになって、私のところにまた戻ってきてくれたのかも。
ククが引き合わせてくれたのかも。

でもまあ、そんな妄想はそこまでにしておいて、きーちゃんはきーちゃん。
かわいすぎるきーちゃんが来てくれたおかげで、毎日笑顔で暮らせるようになりました。
ココも肩の荷が下りたような、安心したような様子に見えます。

きーちゃん、ありがとうね。
早く、マイコをやっつけて、みんなで楽しく暮らそうね。

そのためにも、ご飯食べようよ。