今月に入って、ココの水分尿部分が乾いたところにキラキラしたものが沢山あることに気づきました。
そんなのを見たのは初めてで、ココから出たものなのかも信じられず、とりあえずそれを保管しておき、バードドックで調べてもらうつもりでした。
先生が執筆された本等を見て該当しそうなのは尿酸?とか尿酸の結晶?
とすると血中に増えていれば問題だけど、尿に出るのはそうでもないのか?
キラキラは一時的ではないようで、その後も良く見るとちょこちょこ出ています。
心配で、あれこれ探していると、糖かも?というところにたどり着き、びっくり。
父が糖尿と間質性肺炎で半年であれよあれよと痩せて亡くなったことが思い浮かび、本を持つ手が震えてきました。
とりあえず、バードドックとして予約していた日を繰り上げて、早めに診察してもらおうと電話をすると、最短で先週の金曜夜しか空いてないとのこと。
それでお願いすることにし、あとは様子を見守るしかありません。
そういえば春あたりから太りにくくなっていたもので不思議だったのも、糖尿であれば納得がいきます。
もう、一人で糖尿にまず間違いないと思い込み、二羽を寝かせてから思わずボロボロ涙が止まらなくなり、これまでのココとの15年を思い、頭が真っ白になり、何も考えられないくらい落ち込みました。
ククに腹水が溜まっていることがわかり、もしかしたら来年の今頃はもういないのかも、と思って苦しくなったことが蘇り、辛かったです。
金曜も朝から心落ち着かず、必死で二羽の前で普通を装い、何があってもしっかりしなきゃと気を取り直して病院へ。
今週予定していたバードドックを繰り上げた形で診察してもらえました。
その結果は
こちらです。
ここに詳しくは書かれていませんが、血液検査で腎臓の数値が異常なし、というのは、だから問題ない、というのではないのだそうです。
腎臓は数値に出た時には末期、そして腎臓は治療して治るものではないので、末期と分かるだけで何もできないそうです。
とりあえず糖尿ではないことは分かり、それは本当にほっとしました。
キラキラは糖ではなく尿酸と思われ(糖尿でキラキラするとも聞くけれど実際はそうでもないのだそうです)、尿のphが低くなると出ることがあるそうです。
phが低いのは腎臓に問題がある時もそうなるようで、後日尿だけを採取して持って行き調べてもらう、ということになりました。
尚、血液検査で糖尿という結果がでないのに尿には糖が出ている場合は、よほど腎臓が悪いということになるようです。
病院から帰ってからは、それまでは多尿が多かったのが、何故かコロコロのが増えてなかなかおしっこが取れず、やっと昨日なんとか採取して病院にもって行き、調べてもらってきました。
その結果は、糖はでていなく、phも正常。
ただ、やはり尿酸結晶が出ているのでそれがキラキラしているのでしょうとのこと。
その原因は不明です。
結局腎臓が悪いというデータは出なかったものの、実際悪いかどうかはグレーということになります。
腎臓が悪くて尿酸値があがれば尿酸があがりにくくなるペレットがありますが、それで治療できる、というわけではありません。
現在尿酸も肝機能も正常なので、特にそれ用のペレットをあげても仕方ありません。
また、ペレットも、ラウディのはココにはローファットをあげていたのですが、それもあまりよくないようです。
たんぱく質が高いのはかえって負担をかけることになるので、肥満でなければ普通のでよいのだとか。
なので、その点を気をつけながら、これまで飲んでいた肝臓と胃の薬を継続しての経過観察となりました。
ほっとしたような、微妙な気持ちです。
でも、やっぱり、異常な結果がでなくて本当によかった。
今望める一番いい結果なんだろうと思います。
キラキラしているなあと思いつつ、それでもいつものように歌って踊って、だだ茶豆食べて嬉しそうなココとの毎日を、これからも精一杯満喫していこうと思います。
今思えば、多尿とはいえ、ココの飲水量は毎日大体10cc未満で、それが最近特に増えたということはありませんでした。
糖尿なら増えていたのかも。
体調を知る一つの目安とはなると思うので、これも引き続き毎日計測したいと思います。
それにしても、金曜日、しっかりしなきゃと思っていたのに、オオポカをしておりました。
5時半予約のところを5時前に病院に着くととても混んでいて、ご年配のおじさんが私とココに席を譲ってくれたのでお礼を言って座ったのが始まり。
すかさずココが熱唱しだして、「かわいいかわいい」と皆さんが褒めてくださって、親ばかな私はあれこれ話し込んでしまい、すっかり診察券を出すのを忘れてしまったのです。
いつもなら予定の時間に診て貰えるのが、6時近くなってもまだ。
今日はずれ込んでいるのかななんて思いつつ、まだ延々と熱唱しているココを見ながら待っていると、受付のお姉さんに呼ばれました。
はい、と受付にいくと、「診察券出されましたか?」
そこで初めてポカに気づきました。
お姉さん、ココちゃんの歌声だなあ・・なんて思っていたら、見たら私がいてびっくりし、私の診察券の出し忘れに気づいてくれた、というわけです。
延々一時間近く熱唱していたココのおかげで、なんとか診察してもらうことができました。
きっとココが気づいて歌い続けてくれたのかも。
病院でも電車でも帰宅してからも、何故かいつもよりもご機嫌な声で熱唱していました。
私に気を遣ってくれたのかなと思います。
きーちゃんも、夜遅くなったのにいい子でお留守番していてくれて、2羽に助けてもらいっぱなし。
頼りない飼い主だけど、どうかこれからもずっと一緒にいておくれ、です。
先週の頭真っ白になった気持ちは忘れられません。
怖かったです。
どんな命もいつかはお別れがあるのは分かっていますが、なるべく遠い遠い先であってほしいものです。