日々のこと。

オカメインコのココとククとキキとの暮しを徒然なるままに。
(ククは闘病の末2012.6.5に旅立ち、キキが来ました。)

キミが大好きだよ。

2015-03-30 15:30:56 | 日記
27日、先週の金曜日、きーちゃんの爪切りと健診に行ってきました。

伝えたのは、

毎月パニックを起こしては羽を無くしていること、
のびかけの羽に違和感や痛みを感じるのか、のびをすると「ぎゃあ!」とよく言うこと、
のびかけの羽が曲がっているようだということ等。

やはり羽が何本か曲がって生えているそうです。

毛穴も曲がってしまっている可能性もあり。

だとすればもし今の羽が抜けてもまた曲がって生えてくる可能性があるということですか、と聞くと、

そうです、と。

だとすれば、一生羽に違和感や痛みを感じて生きていかなければならないことになります。
あまりにも可愛そうで不憫です。

きーちゃんが可愛そうだ・・・、と私ががっくりしていると、先生が、

それはもうどうしようもないこと、仕方ないことで、

だから私がいくらきーちゃんを心配しても可愛そうに思っても「キミが大好きだよ」と思っても、この子にとっては変わらないのですよ、とおっしゃってくれました。

奥の深いお言葉だと思います。

というか、本当はそれは私も分かっていることでもあるのです。

ただ、なかなか心から割り切るほど強くなれてはいなかったです。

でもここで改めて、あの一番頼りにしている信頼している先生からの究極のお言葉としっかり噛み締めて、これからも一層愛情こめてきぼきちの世話をし、遊び相手になり、頼れる強いパートナーになってあげられるよう頑張ろうと思いました。

とはいうものの、

先週日記に書いた探検も、その後も続けていたら、いい感じかと思いきや急に何かに怯えて飛び上がり(といっても数センチですが)床に落ち、左の風切羽が一本取れました。
拾ってみると、初列の長い風切羽ではあるけれど、途中で成長が止まり、根元の鞘が硬く固まったまま尻すぼみ状態。
しかも曲がっている。
それがぶつけた衝撃でボロっと取れたようです。
こんなのが生えていたら動かすたびに痛いはず。
取れてよかったのかも、でもまた同じような曲がったのが生えてくるのかも。
今生えている羽も似たようなのが数本あり、と、前途多難なことは間違いなし。

ただ、身体はとても立派なようで、今回もフンもそのうも全く問題なしでした。

健康な身体でいてくれるのは何より嬉しいことですよね。
心も少しずつでも安定していってもらえたらと思います。
きーちゃんの羽をどうすることはできなくても、きーちゃんが少しでも楽しく安心して暮していけるよう、いつも笑顔でドーンと構えていきたいです。

ココじいさんも引き続きチラシとおもちゃと羽とカジカジしながら、日々歌い踊り、頑張っております。

いよいよ桜も満開、来月はココの17歳(!!)の誕生日、その前にバードドックもあります。

ココもキボキチも、楽しく元気に新年度も過ごしていけますように。






























































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探検。

2015-03-23 15:08:37 | 日記
パニック対策になるか分かりませんが、きーちゃんが今よりももっと安心して肩の力を抜いて過ごしていけるよう、少し行動範囲を広げる訓練を始めました。

もっとも、訓練というほどたいしたことでもありませんが。

一人で動ける範囲を広げよう、探検してもらおう、という試みです。

これまではアクリルケースの上と私の腕や膝の上が主、最近になってオットマンの上も大丈夫になりましたが、まだまだ極狭い範囲しかろくに動けません。

たまに床に下ろしてもビビッてちょっと歩いては戻ってきていました。

危なっかしいので、二羽ともうちは原則床をあまり歩かせないようにしています。

でもきーちゃんは飛べないので、歩くしかありません。

それなら仕方ない、床をどんどん歩いて遠くまでいけるようになってもらおう。

私から離れて平気で歩いていけるようになったら、もうちょっと度胸もつくのでは。

そう考え、思い切って床に下ろしてみることにしました。

さあ、探検の始まりです。

リラックスできるように声をかけたり歌を歌ったりしながら、きーちゃんが歩いてくのを、ついていかずに離れたまま見守ります。

最初はやはりドキドキです、私もきーちゃんも。

でも、元々好奇心は強いようですし、ドキドキしながらも、まだ幼かった頃よりも遠くまで歩いていくようになりました。

ビクビクしているので、最初はちょっとしたことで「ビクッ」と飛び上がったりトサカをたてたり。

それでも救いの手を出さずに見守っていると、ウロウロちょろちょろしながら段々落ち着いて歩けるようになってきました。

リビングに続いているキッチンの端までいって、そこでペコペコしたり何やらカジカジしたり、それくらいの余裕もでてきました。

3歳を目前にして、がんばっております。

こんなこと、どこのうちでも当たり前のようにやっていることかもしれません。

でもお迎えしてすぐにマイコプラズマ投薬なんてことがあったもので、なかなかそういうことをやれず仕舞いのままで、きーちゃんに申し訳ないです。

今からでもやらないよりは遥かにまし、と信じてがんばります。

こんな探検のおかげか、カキカキしている時急にカーッと嫌がったりと手にまだ時折見せる警戒心が少し薄れてきているようにも見えます(たまたまかもしれませんが)。

パニック頻発のきーちゃんがもっともっと安心して我が家で暮していけるようになってくれたらいいなあ、です。

こんな感じできーちゃんと接する時はまだまだ私も気を遣うことが多いのですが、ココとの時間でリラックスさせていただいております。

勿論ココのことも常によく観察し、楽しんでもらえるよう気を配ってはいますが、お互い適度な距離を保ちながら、目一杯遊んだり、ほっておいたり、ほっておくと近寄ってきたり、飽きたら離れたり、自然な感じで一緒にいられることが多いです。

重ねた年月と、穏やかなココの性格のおかげかな。

最近はリビングからココを連れて寝室にいき、ベッドの上でゴロっとして、ココが遊んでいる傍らで本を読んだりしています。
(これまでは色々頭一杯になっていて、時間的にも気分的にも本を読む余裕もなかったんです。)

私にのったり、下りてテトテト歩いたり、ふかふかの布団を満喫したり(ふかふか大好きなもので)、ココも結構楽しそう。

きーちゃんから離れて私と二人きり、というのも結構嬉しいのかもしれません。



なんだかダラダラ長くなってしまいましたが、要は、私の一日はこうやって明るいうちは二羽に殆ど捧げられているということです。

楽なことばかりではないけれど、改めて幸せだなあと思います。

いつまでもこういう日が続いていってくれますようにと心から願います。




































































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月一回。

2015-03-16 13:52:44 | 日記
月一回、最低月一回は「きーパニック」が起きております。

日曜未明、また起こしていました。

私とリョーチャンと、どちらも4時前くらいにトイレに。

その時も声をかけながら、きーちゃんの様子を確認しながらで、特に暴れる音はせずだったと思います。

ただ、その後うつらうつらしている時に物音がそういえばしているような、でもまさかパニックじゃあないだろうなあ、なんて、寝てしまいました。

今思えばその時だったんじゃないかな。

朝起きて声をかけながら布を捲ると、フンきり網の上にきーちゃんがちょこんといました。

そして籠には羽が散乱。

落ちているフンの様子から、明け方と思われます。

やっぱりあの物音はきーちゃんか。

布団に入ってから何かガタっとでも音を立ててしまったんだろうか。

思い浮かばないのですが、地震も無かったので、私達のどちらかが驚かしてしまった可能性が高いです。

左右合わせて風切羽が10枚以上、小さい羽毛も抜け、風切羽の根元には血のついたものもありました。

ただ、折れたのではなく取れたものばかりだったのが不幸中の幸い、出血は極少し。

きーちゃんも既にほぼケロっとしており、機嫌よく出てきてくれて世話を済ませるとバクバク食べだしたので一安心。

その後取れた後のお手入れに忙しかったり、やはり違和感があるようで、元気イマイチ、体重も少し落ち、でしたが、折れて出血した時よりはずっとまし。

先週に引き続き少々不安定さは続いておりますが、まあ、トヤでのツンツクもありますし、こんなものなのでしょう。

それにしても何故きーちゃんはこんな試練と闘わねばならないのか、一体何故なのでしょうねえ。

どんなことにも意味がある、と私は思う方で、きーちゃんと出会ったことも、お迎えしたことも、そういう運命だったのだと思っています。

きてくれてありがとう、きーちゃんでよかったと心から思います。

ただ、何故きーちゃんがこんなに災難に合わねばならないのか、どういう意味がある試練なのか、理不尽でなりません。

怪我や災難はきーちゃんでなく私にしてくれと思います。

あれこれ色々考えては落ち込みやすい私が、きーちゃんが心配で余計な心配事や悩みを考え込む暇がない、という点で助かっているのかもしれません。

でもそんな痛々しい助けならいらないぞ、です。


「ノリ」
「ノリチャン!」
「リョーチャン!」
「ダイジョブ」
「サアタベヨカ」
「チャントタベル」
「ダイジョブカ、キボキチハダイジョブ」
「ネヨカ、サアネヨカー」

片言のおしゃべりを聞くと余計にキューンと胸が痛みます。

またヒヨコになってしまいましたが元気だして頑張っている姿が健気です。

どうかどうかもうきーちゃんを痛めつけないでください、と祈るばかりです。


ココは、いや、ココもトヤになったようで、羽毛が抜け出しました。
風切羽やトサカも。

春に向けてお召し替えでしょうか。

抜けた羽を怖がるので気を遣いますが、それでも歌い踊り頑張っております。

おもちゃ齧りもチラシ齧りも羽咬も頑張っております。

元気ならなんでもいいです、元気でトヤを乗り切っておくれ。

毎日朝晩「ココときーちゃんが無事元気で楽しく安心して長生きできるますよう守って下さい」とククの前で祈っております。





























































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鳥の声が。

2015-03-09 13:43:41 | 日記
今のマンションに住み始めて今年で8年になります。
あまり近隣の付き合いはありません。
同じ階の人とも殆ど話をしたことがありません。
ただ一応両隣には、住み始めた時に一言ご挨拶はしていました。
片方は老夫婦、片方は男性の一人暮らし。
その後も交流のないままでしたが、昨年、その一人暮らしの男性が「結婚しました」とお嫁さんを紹介してくれました。
それから約半年、実家から送られてきたものを少しお裾分けしたりするくらいの仲にはなったのですが、それでも滅多に会話する機会もなく。

そんなお隣さんの玄関の前を先日歩いていた時のこと、何やら鳥の囀りのような音が!
じっと耳を傾ければ傾けるほど、ピチクリピチクリギャギャギャギャギャー、と、セキセイっぽい声に聞こえます。

???

!!!

もしやもしや、鳥を飼っているのかも!?

ドキドキです。

やはり確認してみたい~。

思い切って聞いてみたところ、やっぱりでした!

「もしや鳥を飼っていませんか?」

「ええ!連れて来ましょうか!」

と、部屋に戻って玄関口に戻られたその手には白いセキセイが!

「私も飼っているのですよ、一羽はもうおじいちゃんなんですけど」と言うと、

「この子も結構おじいちゃんで、もう一羽は・・」

「ええ!もう一羽いるんですか?」

と、ふと見ると、頭の上に黄色い頭で水色のセキセイが!

もう、びっくりして呆然としていると、おじいちゃんだというセキセイがバババーと廊下を向こうの方に飛んでいき、うちの玄関の前でターンしてこちらに戻ってきて、私の頭にのりました!

(このマンションは内廊下で閉ざされているので、外に逃げる心配はありません、でもでも、びっくり!)


「えええー!大丈夫ですか、こんなところに出して!」

と心臓バクバクの私に、その奥さんはケロっと、

「ここに出したのは初めてだけど、大丈夫だったわ。」

確かに全然大丈夫そうです。

どちらもビュンビュンピョンピョン私達の周りを飛び回っては肩や頭にのるんです。

ビビリなオカメ達、しかも飛べないきーちゃんを飼っている私には、全くたまげる光景でした。

なんでも、どちらも男の子で、一羽は確か14歳くらい、もう一羽は7歳だそうです。

私と同じく、実家で昔から鳥を飼っていて、鳥を連れてお嫁にきたのだとか!

飼い方は極自然に任せる飼い方。

ペレットもご存知なかったです。

医者にも一度もいったことがないそうです。

餌も、シードと塩土とカトルボーン、それに豆苗そのままボーンと出して群がってついばむ、そんな食べ方。

昼不在のことが多いようで、その間は寝ていて、夜帰宅すると部屋をビュンビュン、ピチクリピチクリ、大騒ぎしているそうです。

私は昼しかあまりその前を通らないので、セキセイ君達は寝ているから今まで声も聞こえなかったのでしょう。

私の人生、鳥を飼っている人が隣人というのは初めてで、何だか脳みそが大興奮して、まだその興奮冷めやらぬ状態です。

だからといって何がどう、というわけでもないのだろうけれど、でも、凄い偶然だと思います。

このマンションの前の道路をまっすぐ行ったところに、とてもいい専門病院があるんですよ、とお伝えしておきました。

飛び回るセキセイ君達をみながら「癒されますよねえ」としみじみ。

うちの2羽はとても同じように連れ出せないので、ココだけを通院用のケースに入れてそっと一目だけ会ってもらいました。

ココ大熱唱。

「大きい~!」と改めてびっくりされました。

セキセイ君の三倍くらい体重ありますもんね。

ここに引越してから、小鳥の病院がこんなに近くにある偶然に驚き、

そして8年すぎてお隣にセキセイつれたお嫁さんが来る偶然に驚き、

びっくりだけどこれも運命だったのかもなんて思ったり。

不思議なことってあるもんです。
(それともよくあることなのかな、私はとにかくたまげました)

さてうちの二羽はというと、

ココが相変わらず羽咬熱心なので、ふと思いついて、いつも羽を咬む場所にハートのおもちゃを取り付けてみると、案外すんなりとカジってます。

おお~、よかったと思ったら、ハートも齧るしチラシも齧るし羽もやっぱり齧る、だそうで・・。

まあ、楽しければよいか、です。

きーちゃんは微妙に不安定かも。

ご機嫌で見ていて安心の日もあれば、翌日はご機嫌イマイチ、微妙な警戒心や緊張感が見えたり、かと思うと熱唱しおしゃべりしてくれたり、カキカキさせてくれたりプンスカされたり、色々です。
羽が抜けたり生えたり、取れた風切羽が伸びてきて違和感を感じたり、そういうせいもあるのではないかな。
大抵朝はご機嫌で、その後イマイチになり、夕方またまあまあご機嫌になるということが多いかも。
食欲はちゃんとあるようですが、昼はしんどそうに寝ていることもあるので、よく様子を見ながら、きーちゃんの調子に合わせながら見守っていこうと思います。

まあ、私も昼下がりは眠くなるもんね、シエスタも必要だよね。

それにしても、なんとまあ、お隣のお嫁さんと、そのピチピチしたセキセイ君達との出会いは、なんだかとても嬉しい出来事でした。

お嫁さん、よく見たら頭の上にフンが!

肩にのったセキセイ君が一心不乱に服を破壊してる!

その光景が今でもくっきりと目に焼きついて離れません。

(私にしてみると)なんと輝かしい、眩しい、夢のような光景でしょう。






































































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いじらしい。

2015-03-02 15:04:49 | 日記
先日こんなものを買いました。



まだ食べていません、今日これから食べる予定。


ところで、以前少し書いたことがありましたが、うちの子達のカキカキは、すんなりとはできません。

ココは左手のひらにのせて右手でそっと覆うような形でないとダメ。
それも、気分がぴったりの時でないとすぐに嫌がって手から下りようします。

きーちゃんは、ここでの写真こそベタベタにカキカキさせてくれているように見えるけど、実はツンデレ。
しかも、左手にカメラを構えてか、左手で小さな鏡を持ってそこにきーちゃんが映るようにしてでないと、何故かカキカキさせてくれません。
カキカキも、あんなにデレデレしているように見えて、最後はほぼ必ず「カーッ!」と威嚇ポーズっぽくなって終了。
といっても本当に怒っているわけでもなく、そういう子なんだと思います。
お店にいた頃同じプラケに入っていたWFの子と、カーっとじゃれあいながらお互いを羽繕いしていました。
カーっとしているのに結局カキカキにうっとり、といった感じです。
なので、きーちゃんとしては怒っているわけでもなく、そういうもん、になっているように私には思えます。

ただ、こちらにしてはココにもきーちゃんにもカキカキ拒否されると酷くガッカリ、結構落ち込みます。

そこでしつこくするのは鳥相手には厳禁。

仕方なく「いいよいいよ、まあ、今はそういう気分じゃなかったんだよね」などと言いながらカキカキを諦め、さりげなく他のことをし始め、自分の気持ちを宥めます。

そんな私を見て、ココにしてもきーちゃんにしても、何か思うところがあるようです。

「冷たくして悪かった」ってでも思っていそうな感じ。

ココの場合は、向こうの方で一人で遊びだしていたのをやめて、ピョンと肩に飛び乗って、ちょっと気まずそうにしながら甘えてきます(この時はまだカキカキさせてくれるわけではありませんが)。

きーちゃんの場合は、籠に戻ってから、小さな早口で

「チャントタベル、チャントタベル、チャアントタベルウ」

とつぶやきます。

まるでちゃんとご飯を食べなくてお母さんに叱られた子供のように、切ない声で言うんです。

その後再度カキカキを試みてみると、案外素直にさせてくれたりします。

小さい頭の中で色んなことを感じ考えているんだろうなと、いじらしくて一層愛おしくなるのでした。

ベタベタで、こちらが手を出す前から頭を下げて「かいて」としてくれる子もいじらしいけれど、うちの不器用な子達も本当にいじらしくて可愛いです。

ココより前にお迎えした子達はみんな素直にいつでもいつまでもカキカキさせてくれる子達ばかりでしたし、ココもきーちゃんも幼い頃はそうでした。
成長して個性が出てきたということなんでしょうかね。
色々な子がいるものだとあらためて勉強になります。


























































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