日々のこと。

オカメインコのココとククとキキとの暮しを徒然なるままに。
(ククは闘病の末2012.6.5に旅立ち、キキが来ました。)

ケース。

2011-03-31 15:27:06 | 日記
地震が起きる前から検討し注文していたアクリルケースが、地震後、計画停電に不安を感じていた時に調度届きました。
ココの保温の難しさを痛感し(むき出しの籠は温めきれない)、以前から漠然と考えていたことを、思い切って導入することにしたのです。
お願いしたのは、ここ

こんぱまるさんやBIRDMOREさんも検討したのですが、問い合わせてみるとこのお店が細かいニーズにとことん対応してくださることが分かり、お願いすることに。
ココが体調を崩していることを考慮し、急いで作成して下さいました。
通販へ問い合わせても形式的な返答しかこないだろうと思っていたら、全く違って、何度も何度も希望を聞いては対応できるか考えて下さり、お値段も最初想像していたのと違って、加工費は極力取らず(特殊な部品が必要な場合は別ですが)に作って下さるその姿勢には、本当に頭が下がる思いでした(板だけでも結構な値段なのに、加工代までいただいては、とおっしゃっていました)。
接着剤やニオイについても色々丁寧に教えてくださり(心配ありませんでした)、ここまで親身になって対応していただいたことは、一生忘れないと思います。

うちはとにかくビビリなので、ケースへの希望は、存在感を殆ど感じさせず、これまでと同じ動きで世話ができること。
不要な時は片付けられること。

結果できたのがこれです。

天井を外したところ。


扉を差しこんだところ。


扉を外したところ。


このケースの便利なところは、

天井を外せるからおやすみの布がさっとかけられる。
大きさに余裕があるから、手を入れて隙間無くきちんと布をセットしてあげられる(隙間から光が入ると落ち着いて寝てくれないため)。
保温のためのコード穴があり、使わない時はゴムで栓ができる(空気穴は天井に4つあります)。
電球タイプのヒーターを外付けできるスペースが十分にある。
観音開きだと扉の存在感があって驚かれそうなので、前面を取り外しできる差込式の扉。
扉を閉めても鳥や餌の出し入れくらいできるように、扉に小窓あり。
アクリルの扉は反りが出るので、定期的に裏返して使うといいのだそうです。
そこで、小窓はどちら側にもつけられるよう工夫されてあります。
心配だったのは、扉をマグネットで閉めるため、その音が怖いのではないかということ。
実際怖がって暫くご飯を食べられなくなった子もいたそうです。
その音を緩和するため、マグネットに貼るシールもサービスしてくださいました(貼るとマグネットの力が弱まる)。
使ってみると、シール無しでも音はそんなに大きくもなく、殆ど驚きませんでした。
そして、使わない時は保管しやすい分解式。
取っ手がないことも、まるで存在しないかのように圧迫感を感じさせません。



届いて一週間は廊下に放置し、怖がれたらどうしようと悩みましたが、思い切って部屋に運んできてみると案外気にもせず、設置して籠を入れてみても、???という反応でした。
透明で、大きさもかなりゆったり目のため、気にならないようです。

もし停電が起きたら、2羽を入れたプラケをカイロかゆたんぽで保温してこのケースに入れてもよさそうです。

被災地の様子を毎日見るにつけ、たまらない気持ちになります。
この先世の中はどうなるのだろうと不安になります。
自分はまだまだずーっと幸せなんだと思います。
鳥のためのケースを作ってもらうなんて、贅沢ではという気持ちにもなります。
でも、私にとって2羽は何より大切なのです。
そこのところで悶々としていたら前に進めません。

とりあえず、赤十字に募金してきました。
鳥のためにもしてきました。
先日行った鳥の病院に獣医師会の募金箱があったので、私も入れてきました。

節電等、できることを探して見つけて、やる努力をしながら、一日一日を精一杯、元気で過ごしていかねばと思います。

一方、節電というのに、停電でなければ保温に電気を使ってしまっています。
せめてこのケースを使うことによって、少しでも節電できたらなあと思います。

大きな買い物でしたが、これであと10年20年と長生きしてくれたら、何もいうことありません。

サービスで付けて下さった名札がチャーミングです。

尚、電球タイプのヒーターをつけた場合はケースの上からおやすみカバーをかけることになるので、その時に使用できるように、遮光性の高いカーテン地を大きめに購入してあります。
不器用ですが、いつか上手く加工してみるつもりです(まあ、できなければ切りっぱなしで…)。