日々のこと。

オカメインコのココとククとキキとの暮しを徒然なるままに。
(ククは闘病の末2012.6.5に旅立ち、キキが来ました。)

鳥の声が。

2015-03-09 13:43:41 | 日記
今のマンションに住み始めて今年で8年になります。
あまり近隣の付き合いはありません。
同じ階の人とも殆ど話をしたことがありません。
ただ一応両隣には、住み始めた時に一言ご挨拶はしていました。
片方は老夫婦、片方は男性の一人暮らし。
その後も交流のないままでしたが、昨年、その一人暮らしの男性が「結婚しました」とお嫁さんを紹介してくれました。
それから約半年、実家から送られてきたものを少しお裾分けしたりするくらいの仲にはなったのですが、それでも滅多に会話する機会もなく。

そんなお隣さんの玄関の前を先日歩いていた時のこと、何やら鳥の囀りのような音が!
じっと耳を傾ければ傾けるほど、ピチクリピチクリギャギャギャギャギャー、と、セキセイっぽい声に聞こえます。

???

!!!

もしやもしや、鳥を飼っているのかも!?

ドキドキです。

やはり確認してみたい~。

思い切って聞いてみたところ、やっぱりでした!

「もしや鳥を飼っていませんか?」

「ええ!連れて来ましょうか!」

と、部屋に戻って玄関口に戻られたその手には白いセキセイが!

「私も飼っているのですよ、一羽はもうおじいちゃんなんですけど」と言うと、

「この子も結構おじいちゃんで、もう一羽は・・」

「ええ!もう一羽いるんですか?」

と、ふと見ると、頭の上に黄色い頭で水色のセキセイが!

もう、びっくりして呆然としていると、おじいちゃんだというセキセイがバババーと廊下を向こうの方に飛んでいき、うちの玄関の前でターンしてこちらに戻ってきて、私の頭にのりました!

(このマンションは内廊下で閉ざされているので、外に逃げる心配はありません、でもでも、びっくり!)


「えええー!大丈夫ですか、こんなところに出して!」

と心臓バクバクの私に、その奥さんはケロっと、

「ここに出したのは初めてだけど、大丈夫だったわ。」

確かに全然大丈夫そうです。

どちらもビュンビュンピョンピョン私達の周りを飛び回っては肩や頭にのるんです。

ビビリなオカメ達、しかも飛べないきーちゃんを飼っている私には、全くたまげる光景でした。

なんでも、どちらも男の子で、一羽は確か14歳くらい、もう一羽は7歳だそうです。

私と同じく、実家で昔から鳥を飼っていて、鳥を連れてお嫁にきたのだとか!

飼い方は極自然に任せる飼い方。

ペレットもご存知なかったです。

医者にも一度もいったことがないそうです。

餌も、シードと塩土とカトルボーン、それに豆苗そのままボーンと出して群がってついばむ、そんな食べ方。

昼不在のことが多いようで、その間は寝ていて、夜帰宅すると部屋をビュンビュン、ピチクリピチクリ、大騒ぎしているそうです。

私は昼しかあまりその前を通らないので、セキセイ君達は寝ているから今まで声も聞こえなかったのでしょう。

私の人生、鳥を飼っている人が隣人というのは初めてで、何だか脳みそが大興奮して、まだその興奮冷めやらぬ状態です。

だからといって何がどう、というわけでもないのだろうけれど、でも、凄い偶然だと思います。

このマンションの前の道路をまっすぐ行ったところに、とてもいい専門病院があるんですよ、とお伝えしておきました。

飛び回るセキセイ君達をみながら「癒されますよねえ」としみじみ。

うちの2羽はとても同じように連れ出せないので、ココだけを通院用のケースに入れてそっと一目だけ会ってもらいました。

ココ大熱唱。

「大きい~!」と改めてびっくりされました。

セキセイ君の三倍くらい体重ありますもんね。

ここに引越してから、小鳥の病院がこんなに近くにある偶然に驚き、

そして8年すぎてお隣にセキセイつれたお嫁さんが来る偶然に驚き、

びっくりだけどこれも運命だったのかもなんて思ったり。

不思議なことってあるもんです。
(それともよくあることなのかな、私はとにかくたまげました)

さてうちの二羽はというと、

ココが相変わらず羽咬熱心なので、ふと思いついて、いつも羽を咬む場所にハートのおもちゃを取り付けてみると、案外すんなりとカジってます。

おお~、よかったと思ったら、ハートも齧るしチラシも齧るし羽もやっぱり齧る、だそうで・・。

まあ、楽しければよいか、です。

きーちゃんは微妙に不安定かも。

ご機嫌で見ていて安心の日もあれば、翌日はご機嫌イマイチ、微妙な警戒心や緊張感が見えたり、かと思うと熱唱しおしゃべりしてくれたり、カキカキさせてくれたりプンスカされたり、色々です。
羽が抜けたり生えたり、取れた風切羽が伸びてきて違和感を感じたり、そういうせいもあるのではないかな。
大抵朝はご機嫌で、その後イマイチになり、夕方またまあまあご機嫌になるということが多いかも。
食欲はちゃんとあるようですが、昼はしんどそうに寝ていることもあるので、よく様子を見ながら、きーちゃんの調子に合わせながら見守っていこうと思います。

まあ、私も昼下がりは眠くなるもんね、シエスタも必要だよね。

それにしても、なんとまあ、お隣のお嫁さんと、そのピチピチしたセキセイ君達との出会いは、なんだかとても嬉しい出来事でした。

お嫁さん、よく見たら頭の上にフンが!

肩にのったセキセイ君が一心不乱に服を破壊してる!

その光景が今でもくっきりと目に焼きついて離れません。

(私にしてみると)なんと輝かしい、眩しい、夢のような光景でしょう。






































































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