国道に向かって眺めると早稲の刈取りが始まっていました。
この農道は舗装こそされていないが、車が楽々すれ違うことが可能です。
作業している農機具は大型が大半で、ちよっとしたベンツ相当が田んぼで泥だらけになっていたりするのです。
新潟の農道は広くて真っ直ぐな道が多く、そのまま小型機位離着陸出来そうな処も有るのです。
なんてたって昔の潟(湿地帯)で人の住めなかった土地ですから。
一辺が100メートルの田んぼで作業はし易くて山間地の田んぼに比べて効率は遥かにいいと言えましょう。
でも私等の家庭菜園などは効率なんて言葉に逆行していて、私なんぞは鍬に鎌と江戸時代となんら変わらないのです。
畑で鍬を使って耕し、”今日はいい仕事をした”と温泉に浸かる・・そして、ああ、いい人生と思える一時でも有るのです。
今日は大根が発芽したか見に行ってこよう。
*畑に行こうとして車に乗ったらナビから「今日はクラシックの日です」と声がした・・九月四日でごろ合わせなんだろうが、一日早くクラシックが聴きたくなったようだ。