勝さんが管理している古民家・・昔医者をしていたお袋さんの実家がこの前の大風で屋根が傷んだとかで、解体しなければならない状況になったとか。
人が住まなくなって久しく勝さんが管理している・・裏の竹藪から採れたタケノコは毎年有難く頂戴しています。
中に有る「山水」のステレオや骨とう品の処分の相談が有ったので、近くのリサイクルショップを紹介したら、今日見に来るとのことで覗かせてもらったのです。
恐らく半世紀前のステレオがそこに在った・・当時憧れたのだが手が出なかった。
東京にいた頃はコロンビアのセパレートステレオ・・安かったので買ったのだが、新潟へ戻って家を持った時に漸くパイオニアのステレオを買えたのです。
そのステレオはとうに処分されて10年ほど前からはBOSEのデッキが棚に納まっているのです・・乱雑な棚のデッキだが、今一番役に立っているのはデジタルの時計だろうか?
このステレオは引き取ってもらえなかったが、真鍮の大きな火鉢(ハスを入れるのだとか)や欅のテーブルなど数点引き取って行きました。
代金は合わせて1000円也・・こんなものなんです。
奥の部屋のタンスや母屋に繋がった蔵は荒らされた跡が有りました・・金目の物は持ち去られたのかも知れません。
床の間に有った花台?(何でしょう)ですが、写真をLINEで女房に送ったら”いる”って返事が来たので貰って帰りました。
奥さんから”これ、どう?”って言われたので写真に撮って来たのですが、女房に見せたら欲しい!とのことだったので後で頂くことにしました。
診察室の廊下に大昔の真空管ラジオ(コロンビアって書いて有った)が有りました・・今は長岡に居るY澤君(高校のクラスメート)が持って来たらしい。
こんなのも有りました・・火消しの道具の様です。
この家からは江戸時代に良寛さんと交流の有った画家(近くの家に天上絵として残されています)が出ています。
あちこちで由緒(歴史)ある古民家が消えつつ有るのは残念です。
断捨離と言われても中々処分出来ないのです・・自宅から追い出されて?車庫の棚には半世紀前に秋葉原で買ったソニーのオープンデッキともっと古いトリオのトランシーバが残っているのです。
高校の修学旅行ではそんなに重い機器を担いで行ったのです・・集合写真にその姿が残っているのですが、隣に写っているK俣君は数年前に亡くなっています。
少しずつ捨てて行かなくてはと思うのですが、まず今年の一番は車庫の電動カートです。