ADD?先生の発達障害児 教育応援サイト

ADD?傾向のある塾教師がADHDやアスペルガー症候群の子にどうかかわり教えたらいいのか模索していくブログです。

遊びながら 身体の動きをコントロール

2007-09-16 07:47:42 | 発達障害児に教える基本
発達障害のある子が 
動きがバラバラだったり
バランスが悪かったり
座る姿勢が保てなかったりするのって…
情報の処理がうまくできないからなんだそうです。

感覚過敏
多動
衝動性の強さ

どれも身体の感覚を高めると
落ち着いて来るんだそうです。

体操教室に通わなくても
お家で簡単にトレーニングできる方法を紹介します。


ふうせん
かなりの便利グッズです。
ひもで吊らして使います。
パンチできる高さにしたり
(パンチします。)
キックできる高さにしたり
(キックします。)

新聞紙を棒状にぐるぐる丸めさせて
剣を作り
ふうせんを切るまねをして遊びます。

キックをする時
片足になるので
平衡感覚が養えます。

パンチも 棒を振り回すのも
全身運動になっていいですよ。

紙皿
紙皿をブーメランのように
回転させて飛ばします。
こうした手の動き 発達障害を持った子には
難しいようです。 
上手にできるようになると
文字を書く力までします。

私は紙皿に 覚えさせたい文字や漢字を書いて
読んであげてから 飛ばさせています。

さっきのふうせんの的をねらうのも
集中力がつきます。

バランスボール
ボールに腰掛けて
身体を動かす
ダイエット用の大きなボール
知っていますか?
これは平衡感覚を養うのに
とてもいいんですが 少し大きすぎるし
よく見ていないと危ないですね。
そこで ビーチボール(夏物 もうしまいましたよね…
で代用します。
ビーチボールにかぶさるように乗って
ゆらゆら…
すわって ゆらゆら…。
ブランコの訓練を嫌がる子にいいですよ。

簡単なトレーニングばかりですが
トレーニングは無理のない
自分からやりたがるようなものが一番です。

こうした遊びを通して 自律神経のバランスがとれてくると
うろうろや
突然の暴走が減って
お勉強に向かう準備ができてきますよ。



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