ADD?先生の発達障害児 教育応援サイト

ADD?傾向のある塾教師がADHDやアスペルガー症候群の子にどうかかわり教えたらいいのか模索していくブログです。

番外 こんな逸話知っていますか?

2007-09-23 08:49:17 | 番外
前の記事にも書きましたが
娘が ちょくちょく本をプレゼントしてくれます。

その本{こころのチキンスープ)の中に
興味深い逸話が載っていました。

アルバートアインシュタインは
四歳になるまで言葉をしゃべらず、七歳になるまで
字を読めなかった。

アイザック・ニュートンは小学校時代、勉強はまるでダメだった。

進化論のダーウィンは、子ども時代、父親からも 先生からも
知能は並以下のありふれた子どもだと思われていた。

トーマス・エジソンは教師に「頭が悪くて何ひとつ学ぶことができない生徒」と酷評された。

こうした話を聞くと 現在の子どもの状態を見て
勝手に 子どもの未来の姿を
ちっちゃく
予測してはいけないなぁ
と思います。

どんなにたくさんのハンディーをかかえていても
大きな自分の夢を実現した人は
たくさんいるんですね

「こころのチキンスープ」は
プロの講演者たちが
くりかえし語ってきた実話を
まとめた本です。

発達障害を抱えた方の話も
たくさん載っています。
その中の特に感動した話を1つ 短く紹介させてくださいね。

新任教師が 受け持ったクラスは
落ちこぼればかりで
「全員卒業できない」と教師陣から
さじを投げられているクラスでした。
その先生は 教室に入るなり黒板にECINAJと書いて
「これは 私の名前です。」と言いました。
それからJANICEと書きました。
奇妙な顔をする生徒たちに 先生はこんな説明をしました。
「私にはね、『難読症』と言われる
学習障害があったんです。
学校にあがっても 自分の名前すらきちんと書けませんでした。
単語も書けないし 数字ときたら
頭の中で泳いでしまっている始末でした。
だから『バカ』というレッテルを貼られてしまったの。
いまだに私の耳には『バカ』と呼ぶ声が聞こえます。
いたたまれない気持ちになりますよね。」
「じゃあ、どうやって先生になられたんですか?」と誰かが聞きました。
「それはね、私はそんなレッテルは
大嫌いだし、本当はバカじゃないし、
学ぶことが好きだからよ。
このクラスのみんなだって同じはずです。
もし『バカ』って言葉が
好きな人がいたら
このクラスの生徒じゃありません。
この教室には バカな生徒はひとりもいないんですから。」
さらに こう続けました。
「その変わりきびしくいきますよ。
追いつくまでうんと勉強してもらいます。
きっと卒業するんですよ。大学に進む人が出て欲しいわ。
口からでまかせに言っているのではないの。
約束しているのよ。
これからは二度とこの教室の中で
『バカ』という言葉を聞きたくありません。
わかりましたね?」

月日は飛ぶように過ぎていき
このクラスの生徒たちはすばらしい進歩をみせました。
クラスの14人全員が無事卒業し
六人が大学に行くための奨学金を獲得したそうです。

ちょっと長い話になってしまいましたが
なるたけ言葉をそ のまま載せたかったので許してくださいね。
 
まだまだステキな実話がたくさん載っています。ぜひ 一度手に取ってみてくださいね。
 
引用…逸話は「こころのチキンスープ」 ジャック・キャンフィールド ダイヤモンド社 先生の話は「こころのチキンスープ2」 
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