ADD?先生の発達障害児 教育応援サイト

ADD?傾向のある塾教師がADHDやアスペルガー症候群の子にどうかかわり教えたらいいのか模索していくブログです。

書くことを楽しむ工夫

2007-09-13 13:28:59 | 国語
発達障害を持った子は
「読める」ようになっても
書くことにつまずく子が
けっこういるようです。

書くことを嫌がらないためには

エンピツをにぎらせる前に
エンピツを扱うのが楽になるような
いろいろなトレーニングを積んでおくといいですよ。
簡単なものを いくつか紹介しますね。

スーパーの食品トレイ
写真のように 油性マジックで文字を書くと
指や楊枝で なぞって学べる教材ができます。

ふで
お風呂の壁に 泡で文字練習。
とにかく面白いので 子どもがのびのび
字を練習します。

めんぼう
コップに水を入れ
めんぼうの先をそれで
しめらせては
お弁当のバランにぬりぬり…
あとで 鏡や窓に貼り付けて(水でくっつきます!)遊びます。
バランは何度でも使えます。

コーヒー
おぼんの上に
コーヒーを混ぜた水を ほんの少したらします。
コーヒー色の水で「し」や「り」から
指で練習してみます。
指をくるくるまわして
円を描く練習をします。

文字や形のくりぬいてある
シートをなぞります。


文字を遊びやくらしに取り入れるのも
書きたい気持ちを育てるコツです。

お手紙
おうちのポストに 子ども宛のはがきや
子どもが家族に宛てた手紙を入れます。
名前だけ書いて
子どもの好きな切抜きやシールを貼っただけの
お手紙で十分です。
文字が書けるようになりたい気持ちが
強まります。

お金づくり
切った紙に
100と書いていくだけ。
お家の中で 小物を並べて
売り買いする遊びをします。

周りが期待するようにも
自分が望むようにも
書けないのは
つらいです。
やけを起こして投げ出さないように
ちょっとの努力で
楽しさをたくさん味わえる環境を
用意してあげてくださいね。

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