新山食品加工場 ~秋田の味噌屋日記~

秋田県横手市平鹿町にある(有)新山食品加工場(里見のこうじや)です。商品や、味噌などを使ったレシピを紹介しています。

こうじってすごい

2022年10月24日 | 販売イベント報告
こんばんは、飯炊きおばさんです

一夜明けて・・・(何ともおおげさな・・
今朝は足がつって目が覚めました
なかなか治らずに、やっぱり薬の助けを借りてしまいました。
3日間も立ちっぱなしの仕事だったので、そろそろくる頃かな~~~~と思ってはいたものの、やっぱりつっちゃいましたね。
何となくボ~~~~っとして、肩は凝ってるわ、足はバンバンだわ、身体のあちこち支障がきています

いろいろと思い返してみて・・・・

わざわざ東京から小泉先生の講演を聞きにいらした方がいました。
小泉先生だって東京の人だもの、東京で何かしら講演とかやらないのかしら・・・なんて思ってみたり。
出店中に寄ってくれた方と話をしていると・・・
それぞれ皆さん、発酵に興味があって、こうじとかにすごく興味を持たれているんだな~~というのがひしひしと伝わってきて・・・


だし箱の糀に興味津々な方の多かったこと。
まあ、普通の皆さんはなかなか見ることのできない代物ですからネ~~~(ワタシだってこうじ屋に嫁いでなかったら知らない世界です)
顕微鏡で糀の粒を見たら、ちゃんと菌糸が伸びていて、麹菌がわかったっけ、ってムスコが言ってました。
とてもよく出来た糀だ、と褒められた、と言って喜んでました。
なにせ、社長がプライベート出張に出かけた時に、ムスコが頑張って作ったこうじですもん。
温度管理が難しいからと、何回も室に入って確かめたり・・・温めたり・・、手をかけて作ったこうじだったので「いい糀だ」と言われた時の嬉しさは半端じゃなかったんじゃ・・・と親バカなハハは想像してみたり・・・。

東京では200g300円くらいするのに、こんなに安くっていいんですか・・・っていう方もいました。
その割合だと1キロの糀は1500円という事になりますね、ワオ。
ココは、糀文化だから、漬物はこうじ漬けだし、みそにもたっぷりの糀を使うし・・・・、なんて説明しながら、
このサミットに足を運んだ方たちの話を聞きながら・・・
きっと横手の人たちは、こうじのある生活が当たり前すぎて糀のすばらしさに気づいてないんじゃないかな・・・って思ってしまいました。(いまさらながらに・・・)
穀倉地帯でコメどころの横手にはこうじ屋さんも多くて、身近にあって、以前は1升の米で1升の糀と交換したり・・・、ふだんの生活の中にこうじが溶け込んでいて、特別なものじゃなかったんでしょうね。
よその人からすれば恵まれた環境ですよね。
横手のあたりまえは本当は「あたりまえ」な事ではなかった・・・贅沢な横手人

よそから来た人たちの中には、自分で糀を作るっていう方もいましたし・・・、やっぱりわざわざ来るだけの人たちだから糀への思いもハンパないくらい強いのかな~~~なんて思ってみたり・・・
いろいろと考えさせられるイベントでもありました。
だからこそ、今、こうじを含む発酵
もっともっと身近に、もっともっと手軽に・・・発酵食を伝えて行けたら・・・・
そんな風に思ったこの3日間でした。

そんな今日のお昼ごはんは・・・・


ネギと春菊の卵とじ(ネギ、春菊、しいたけ、卵、たれ)
ゆで豚のサラダ(豚ロース肉、カリフローレ、きゅうり、ミニトマト、塩こうじ、ごまドレ、あらびきコショウ)
ごはん、みそ汁(なめこ、セリ、油揚げ、豆腐)

なんか、久しぶりにちょっとさっぱりしたみそ汁が食べたくて・・・・

あ~~、思いのほか「芋の子汁」が売れなくって、大量に仕込んだ「芋の子」と「鶏肉」と「なめこ」・・・、しばらく買わなくても大丈夫です。
みんなが寝静まってから夜な夜な芋の子の皮むきをしたあの日々が・・・・

横手で行われた「種苗交換会」の再現にはならなかったようです

気軽に手軽にもっと発酵食品を・・・広めていきたい飯炊きおばさんなのでした

ゆうべの打ち上げ・・
何にも作る気力がなくて・・、有り合わせと残り物でカンパ~~イ、お疲れ様~~~~


セリ蒸しとなた漬けと塩こうじ漬けとおにぎりと田園ハムと・・川がに味噌・・
そしてワタシはワイングラスで、ダンナ様はぬる燗で、大納川ささにごり



今日こそは早く寝るぞ~~~~~
って、料理教室の料理まだだった・・・・
は~~~~~~~~





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