JamiroquaiのPV観賞会♪

11/8に、Jamiroquaiの初ベスト・アルバム
『High Times: Singles 1992-2006』が
発売されましたねー。

速攻で買いました

このアルバムを区切りにJamiroquaiは、
1年間音楽活動をする模様……。

国内盤の初回限定盤には、
13曲のPVが収められたDVDが付いています!!!

先週の土曜日の夜に、このDVDの鑑賞会を、
旦那さんと2人で催しました。

お酒を飲みながらの観賞会だったんですけれども、
Jamiroquia大スキっ子の旦那さんは、
いつになく饒舌になり、映像を観ながら
(要らない)解説を延々とし続けていました……。

それにしてもJay Kayは、
いつまでも若々しいですねー。

昔のPVと比べても、
ちょっとシワが増えたかなーくらいですなぁ。

独特なダンスのスタイルも変わらないし。
PV13曲、ぜーんぶカッチョイイ!

中でも私のお気に入りは、
『Cosmic Girl』と『Canned Heat』と『Runaway』。

実は、PV25曲入りのDVD
『High Times: Videos1992-2006』が、
昨日14日に発売される予定でしたが、
1週間延期になりました……。

このDVDが手に入ったら、
また旦那さんと観賞会を催す予定です。
(でも、旦那さんの解説は要らない……。)

HIGH TIMES
: SINGLES 1992-2006
(初回生産限定盤)(DVD付)

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HIGH TIMES
: SINGLES 1992-2006

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High Times
: Singles 1992-2006

Jamiroquai
Sony/Columbia
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ホテル・ルワンダ

ホテル・ルワンダ』のDVDを観ました。

《あらすじ》
1994年のアフリカ、ルワンダでは、
フツ族とツチ族との内戦がようやく終息し、
和平協定が結ばれようとしていた。

ルワンダの首都キガリにある、
4つ星高級ホテル『ミル・コリン』の
支配人として働くポール(ドン・チードル)は、
妻のタチアナ(ソフィー・オコネドー)や子どもたちと
満たされた日々を送っていた。

ポールは穏健派フツ族で、タチアナはツチ族。

ある日、フツ族の民兵によるツチ族の
虐殺が始まるという噂を耳にするポール。

やがてフツ族大統領暗殺のニュースが流れると、
武器を手にしたフツ族のツチ族への襲撃が始まる。

ポールは、妻と子どもたち、
そして逃げ場のない隣人たちを連れて、
『ミル・コリン』へ避難する。

『ミル・コリン』はベルギー系のホテルであり、
国連の平和維持軍が護衛にあたるここへは、
フツ族の民兵たちも手が出せない。

そのため、
ホテルには続々と避難民が押し寄せた。

ルワンダで大虐殺が繰り返されてる惨状を
把握しながらも、国連をはじめ、欧米諸国が
事態の収束に動くことはなかった。

どうしたらいいのか分からないポールに、
朗報があった。

ヨーロッパ諸国が介入の準備を進めている
というのだ。

やがてベルギーの国連軍がルワンダへ到着し、
ポールたちは安堵したものの、
国連軍がやってきたのは、
ルワンダ人たちのためではなかった。

ルワンダに滞在する外国人たちを
救出しにきたのだ。

世界はルワンダに背を向けたのだと悟り、
得意の話術と頭の良さだけを武器に、
難民の命を守るために尽力するポール。

いつの間にか、ホテルに押し寄せた難民の数は、
1200人以上にのぼっていた……。

ご存知の方も多いでしょうが、実際にあったお話です。

フツ族による虐殺が始まった当初、
ポールはこれまで築いてきたコネで、
誰かが自分たち家族を助けてくれると信じていました。

虐殺が始まる前、ポールは、
いざというとき頼りになりそうな人たちに、
高級なお酒や葉巻を贈っていたからです。

しかし、いざポール一家が窮地に立たされても、
誰一人として助けてくれる者はいないんです。

この現実に愕然としたポールは、
ただ家族を守りたい一心で、1200人もの命を救ったのです。

100日で100万人もの命が奪われたこの大虐殺、
たった12年前のことなんですよね。

それなのに私の記憶には、残っていませんでした。

……恥ずかしいことです。

物語の中で、ルワンダの惨状の映像を撮った
カメラマンのダグリッシュに、ポールは言います。

「これを世界に流せば、国際救助がきてくれる」。

けれどもダグリッシュは、
「世界の人々はあの映像を見て、
『怖いね』というだけでディナーを続ける」
と答えます。

ダグリッシュの言葉が、
胸にグサッと突き刺さりました。

私がいろいろな国の惨状を映像で見て、
「可哀相だね」とか同情の言葉を吐いても、
それに対して何の行動も起こさないのですから、
結局は他人事なんですよね……。

ポールの愛と勇気にあふれる行動に、
後半は涙が止まりませんでした。

ポールは、ホントに「アフリカのシンドラー」です。

この作品を観終わった後、
日本人に生まれたことを
感謝せずにいられませんでした。

そして毎日世界のどこかで、
ルワンダのような惨劇が繰り返されているのだ
ということを、忘れてはいけないと思いました。

『ホテル・ルワンダ』、
多くの人に観て欲しいと思った作品です。

いつか、世界中が平和になる日がきますように……。

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エリザベスタウン

『エリザベスタウン』のDVDを観ました。

主人公のドリュー(オーランド・ブルーム)
は、
シューズ会社のデザイナー。

順風満帆にキャリアを積んできた彼に、悲劇が……。

彼がデザインした新製品がまったく売れず、
会社が多大な損害を被り、
ドリューはクビになってしまい、
恋人にも見捨てられる始末。

絶望したドリューが自殺を図ろうとしたそのとき、
1本の電話がきます。

その電話は、ドリューの妹ヘザーからで、
父親が亡くなったという知らせでした。

自殺は数日延期することにして、
父親の葬儀のため、
父親の故郷のエリザベスタウンへ
1人で向かうドリュー。

飛行機の中で暗く沈む彼に、
底抜けに明るい客室乗務員が話しかけてきます。

彼女の名は、クレア(キルスティン・ダンスト)。

彼女のおかげで少し元気の出たドリューが
エリザベスタウンに着くと、
親戚の面々が温かく迎えてくれます。

それでもホテルの部屋で寂しくてたまらなくなった
ドリューは、クレアから渡された電話番号へ
電話をかけます。

このことがキッカケで次第に打ち解け合い、
恋に落ちてゆく2人。

しかし、自殺をする決意は固かったため、
クレアと恋人同士にはならぬままドリューは、
父親の葬儀後、エリザベスタウンを去ることに。

ドリューが発つ前、クレアは1枚の地図を渡します。

その地図には、事細かな指示が記されていて、

それに従って車を走らせるドリュー。

これが、ドリューの人生再生の旅の始まりでした……。


ええ、そうです……。

オーランド・ブルームが目的で借りました……。

けれども、心がほんわかあったかくなる、
いい作品でした。

なんかスッゴク、ケンタッキー州エリザベスタウンの
町並みがよかったです。

ゴチャゴチャしていなくて、のんびりとしていて、
この町で少しずつ、
ドリューの心の傷が癒えていったのも、
よく分かる気がしました。

あと、たくさんのステキな音楽が、
作品のいいスパイスになっていたと思います。

とくに、ドリューがドライブ旅行しているときの音楽が、
場面をかなり盛り上げていました。

この作品のストーリーや音楽もよかったのですが、
キャスティングもよかったです。

ドリューのオーランド・ブルーム、
クレアのキルスティン・ダンスト、
ドリューの母ホリーのスーザン・サランドン、
ドリューの妹ヘザーのジュディ・グリア……
みーんな素晴らしかったです。

スーザン・サランドンは、
夫が亡くなってちょっと情緒不安定な母親を、
ベテラン女優の貫禄たっぷりに演じています。

オーランド・ブルームも、
主人公の誠実で優しく、人懐っこい
キャラにピッタリな感じです。

キルスティン・ダンストは……
最初、彼女だと分かりませんでした。

たくさんの出演作品があるにもかかわらず、
『スパイダーマン』のヒロイン(赤毛)の印象が強かったので、
ブロンドの彼女を見てもピンとこなくて、
あの笑顔を見て、「あぁっ! 『スパイダーマン』の!!」
と、かなり鈍い私でした……。

ブロンドのほうが似合っていて、キレイですね。

クレアを演じる彼女は、とっても輝いています!!!

この作品のとっても素晴らしいところは、
暗く重過ぎないところ。

解雇、失恋、父親の死と、
主人公が不幸の連続を経験しているにもかかわらず、
どこかコミカルな部分があるので、構えることなく、
安心して観れるんです。

後半のドリューの人生再生のドライブ旅行では、
なんだか自分も一緒に旅している気分になってしまいました。

「こんなステキなドライブ旅行をしたい!!!」
と思いましたが、よく考えたら、
私、ペーパードライバーでした……。

観終わってスグよりも、翌日とかにジワジワと
「いい映画だったな……」と、ほんのり思える作品でした。

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ファイナル・カット

ロビン・ウィリアムズ主演、
『ファイナル・カット』のDVDを観ました。

時代は、近未来。

主人公のアラン(ロビン・ウィリアムズ)は、
少年の頃の罪の記憶に苛まながら生きる、
『ゾーイ』の優秀な編集者です。

ゾーイとは、脳に埋め込めむマイクロチップで、
これを埋め込んだ人の人生のすべてが、
全て記録されています。

ゾーイを埋め込んでいた人が亡くなると、
追悼の意味で、ゾーイの上映会が行なわれます。

アランは、たとえ亡くなった人物が悪人でも、
悪事を働いている部分はカットし、
いかにもその人が善人であったかのように
編集するのが仕事なのです。

ある日アランは、ゾーイ・チップを扱う大企業
アイテック社の弁護士バニスターの未亡人から
仕事の依頼を受けます。

未亡人は裁判によって、アイテック社から
夫のゾーイを勝ち取っていました。

早速、アランがバニスターのゾーイの編集を始めると、
そこには驚愕の記録が残されていました。

また、アイテック社の不正を暴きたい元同僚から、
バニスターのゾーイを渡すように迫られ、
いろいろな意味で窮地に立たされたアランは、
真実を知るために調査を始め、話は意外な展開に……。


この作品、全体を通して暗ーく重ーい雰囲気です。

ロビン・ウィリアムズの、人を和ませる、
あのとびっきりの笑顔はまったく見れません。

ですが、ストーリーと設定が面白いと思いました。

自分の一生がすべてチップに記録されていたら……
なんて、考えるだけでちょっと怖いです。

たとえ上手く編集されているとしても、
それを死後に上映されるなんて、とんでもない!!!

あの世から、「ちょっと、ちょっとちょっとっっっ!」と
叫んじゃいますね。

もし自分にゾーイが埋め込まれていても、
編集ナシで上映できる人生を送りたいなぁ……。

でも、もう今更手遅れか……。

カットしたい思い出が、たくさんありすぎ!!!

ま、それはさておき……
作品の前半はややマッタリ気味ですが、アランが、
バニスターのゾーイの記録の真実を究明する辺りからは、
なかなか面白かったと思います。

……ただ、ホントに終始、暗く重い雰囲気の作品なので、
観終わった後、しばらく気分が落ち込んでしまいました。

それと……やっぱりロビン・ウィリアムズは、
ハート・ウォーミングな作品の主人公が似合うと思うので、
是非次回は、そういう作品を観たいです。

そんなワケで、ロビン・ウィリアムズのとびっきりの笑顔が
懐かしくなってしまった1本でした。

ファイナル・カット
ポニーキャニオン
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やっぱりニガテ

毎日のように映画の感想を投稿したりなんかして、
ヒマしているように思われるかもしれませんが、
実は現在、アメリアの定例トライアルの課題に必死です。
……大変なことになってます。
今回は、ニガテなノンフィクションなんですよぅ。

科学系の読み物でして、
とにかく原文が抽象的で、内容をうまく理解できません。

一昨日は、あまりにもテンパりすぎて、
「もーやめちゃおうかな……」と、
10分ぐらい本気で考え込んじゃいましたが、
「せっかく約2週間かけてここまで頑張ったし……」
と思い直して、今日やっと一通り訳し終えました。

でも、訳し終えたモノを読み返してみると、
「なんじゃこりゃ?」って文章で……。

やっぱり、原文の内容をしっかり理解していないと、
うまく翻訳することは不可能ですね。

実は、定例トライアルの締め切りの数日後に、
DHC翻訳新人賞の締め切りがあるんすけれども、
新人賞のほうはですね、まだ半分も訳し終えてないんです。

結構前から手をつけていたハズなのに、
「まだ時間あるから……」って余裕かましすぎましたな。

……そんなワケで、もー定例トライアルのほうは、
あまり推敲もできないまま、「取りあえず提出」って
感じになってしまいそうです。

新人賞の課題が終わって時間があったら、
もう少し頑張ってみようかと思っていますが……
ムリっぽいです。

てか、原文の理解力がない以上、これが限界かも。

定例トライアルは19日に、
新人賞は20日に提出する予定なので、来週が山場です。

もし定例トライアルの成績が最悪でも、
「時間がなかったからなー」と、自分に言い訳しちゃお。

正直言って、ノンフィクションだし、
自分の力不足を痛感しているので、
成績がワルくても、あんまりショックじゃないかも……
なんちって。

ここのところ、家事、ブログの更新、翻訳修業、
(深夜の)DVD観賞で、1日があっという間。

ブログの更新とDVD観賞は、
翻訳修業でテンパっているときこそ、
イイ気分転換(現実逃避とも言う……)
になるんですよ、私の場合。

課題で超スランプのとき、たまぁーに、
映画やドラマのDVDの字幕をヒントに
良い訳が思いついたりもするし。

ま、とにかく、上手く気分転換をしつつ、
あと約10日ガンバロ!!!

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アサルト13 要塞警察

アサルト13 要塞警察』のDVDを観ました。

デトロイトの13分署は、大晦日のこの日を最後に、
閉鎖されることになっていました。

残務整理に追われる主人公のローニック(イーサン・ホーク)。

麻薬捜査官だったローニックは、過去の失敗がトラウマとなり、
今は巡査部長としてデスクワークに就いています。

外は大雪で、犯罪者たちを護送していたバスが立ち往生。

そのバスから13分署に、一時避難させて欲しいとの
無線連絡が入ります。

護送バスには、暗黒街の大物
ビショップ(ローレンス・フィッシュバーン)を含む
4名の犯罪者たちが乗っていました。

不安を覚えながらも、
護送バスからの要請を受けることにしたローニック。

午前0時になり、新年を迎えたとき、
武装した何者かが13分署に侵入します。

状況がよく把握できないうちに、
気づけば、13分署は武装集団に包囲されていました。

武装集団の目的は、ビショップらしい。

武装集団の驚くべき正体を知ったローニックは、
外部との接触が一切断たれた中、
護送中の犯罪者たちと協力して、武装集団と戦うことに。

ローニックたちは生き残れるのでしょうか……?


取りあえず……人が死にすぎ!!!

「この人は死なないだろう」って思っていた人が、
どんどん死んでゆきました。

私、銃撃戦とかはチョット苦手なんですけど、
イーサン・ホークに惹かれて借りちゃいました。

正直、中盤辺りからはなんとなく展開が読めてしまい、
思ったほど「手に汗握る」感じではなかったかな……。

それでもストーリーの設定は面白いし、
キャスティングがよかったです。

とくに、凶悪犯ビショップ役のローレンス・フィッシュバーンが、
孤高なワルって感じで、シブくてよかったです。

あと、チョット驚いちゃったんですけれど、
『ジョーイ』のジーナ、ドレア・ド・マッテオが出演していました。

相変わらずハデめな役で、ドレアと拳銃の組み合わせが、
ミョーにマッチしていました。

ホントに、ちょいワル女役が似合う!!!

ドレアがスキな私は、
彼女だけは死なないように祈っていました……。

期待していたほどハラハラドキドキは
しなかったけれども、キャスティングの良さのおかげで、
それなりには楽しめた1本でした。

アサルト13 要塞警察
ポニーキャニオン
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プルーフ・オブ・マイ・ライフ

プルーフ・オブ・マイ・ライフ』のDVDを観ました。

物語は、主人公のキャサリン(グウィネス・パルトロウ)の
誕生日から始まります。

キャサリンはシカゴの自宅で、
父親のロバート(アンソニー・ホプキンス)と共に、
シャンパンで誕生日をお祝いしていました。

しかし、それは彼女の空想……。

ロバートは、1週間前に亡くなってしまったのです。

天才数学者だったロバートは精神を病んでしまい、
何年もの間、キャサリンはロバートの看病をしていました。

大学で大好きな数学を学ぶことも諦めて……。

キャサリンにはクレア(ホープ・デイヴィス)という姉がいますが、
ニューヨークでバリバリ働く彼女は、
父親の面倒を妹のキャサリンにまかせっきりでした。

そんなクレアが父親の葬儀のためにシカゴへやってきますが、
キャサリンとクレアは衝突ばかり。

父親を失った寂しさと、姉への苛立ちで爆発寸前のキャサリン。

そんなキャサリンに手を差し伸べたのは、
ロバートの元教え子のハル(ジェイク・ギレンホール)でした。

彼は、ロバートの遺したノートの中に、
数学界を揺るがす重要な何かが埋もれているのではないかと、
気が遠くなるくらいたくさんあるノートを1冊ずつ調べていました。

実は、キャサリンにずっと密かに思いを寄せてたハル。

そんな彼に、最初は心を閉ざすキャサリンでしたが、
彼の優しさに触れて徐々に心を開いてゆき、
彼に1本の鍵を渡します。

その鍵は、ロバートの書斎のデスクの鍵でした。

ハルがデスクの引き出しを開けると、1冊のノートがあり、
そこには、これまで誰もなし得なかった
数式の証明が記されていました。

その証明はロバートが成し遂げたものだと思い込むハルに、
キャサリンは、それを書いたのは自分だと言います。

けれども、その言葉を信じることのできないハル。

自分の言うことを信じてくれないハルに、
キャサリンは傷つきます。

果たして、世紀の大発見となる数式の証明を記したのは、
数学の天才だったロバートが遺したものなのか、
それとも本当にキャサリンが……?


実は最初、借りるのをためらったんです。

だって私、数学が大の苦手なんですものー。

でも、キャスティングを見て、思わず借りちゃいました。

……当たりでした!!!

思った以上に良い作品でした。

まず、キャスティングがバッチリ!

精神を病んだ天才数学者のロバートを演じた
アンソニー・ホプキンスは文句ナシに素晴らしかったし、
その父親の才能を受け継いだ聡明な娘、
キャサリン役のグウィネス・パルトロウもとってもよかったです。

この作品の撮影時、グウィネスの実父が亡くなってから
間もなかったようなので、彼女のこの役に対する思い入れは
深かったのではないのでしょうか?

ハル役のジェイク
・ギレンホールは、
少し前に観た『ジャーヘッド』のイメージが
強く残っていたのですが、ハルのような
大人しめの役のほうがしっくりきますね。

バッチリだったのは、キャスティングばかりではありません。

ストーリーにも引き込まれました。

「数式の証明をしたのは、
ロバートだったの? キャサリンだったの?」
と思いながら夢中になって観ているうちに、
あっという間にエンディングでした。

だらだらと長くなくてよかったと思います。

キャサリンの過去を少しずつ振り返りながら、
最後にはナゾが解けるという手法が、
とってもスッキリしていてよかったです。

過去を振り返れば振り返るほど、
キャサリンの亡き父親への想いが
痛いほど伝わってきて、ジーンときました。

数学嫌いでも感動できる作品だということを、
私がプルーフ(=証明)できた作品でした。

プルーフ・オブ・マイ・ライフ
アミューズソフトエンタテインメント
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南極物語

ポール・ウォーカー主演、『南極物語』のDVDを観ました。

南極基地で、探検ガイドとして働く
ジェリー(ポール・ウォーカー)。

彼の仕事には、パートナーが欠かせません。

それは、「犬ぞり」で働いてくれる8匹の犬たち。

ジェリーと犬たちは、強い絆と信頼関係で
結ばれていました。

南極に厳しい冬が訪れるため、ジェリーと犬たちは、
しばしの休息期間に入る予定でした。

しかし、マクラーレン博士(ブルース・グリーンウッド)の
依頼により、今シーズン最後の探検へ行くことに。

博士の目的は、メルボルン山へ行き、隕石を採取すること。

嵐が近づいているとの基地からの無線連絡を受けつつ、
博士の目的を果たすため、幾多もの困難を
8匹の犬たちと乗り越えてゆくジェリー。

一行はやっとの思いで基地へ戻るも、
嵐の勢いは増すばかりで、
直ちに基地から退去するように命令が下されます。

しかし小型飛行機に犬たちが乗る余裕はなく、
ジェリーは、犬たちと残ると強く主張しますが、
あとからすぐに犬たちを迎えに来るからと周囲に説得され、
犬たちに「必ず戻る」と約束をして、ジェリーは
基地をあとにします。

凍傷にかかって意識を失っていたジェリーが
目を覚まし、犬たちは戻ったのか尋ねると、
残酷な現実を突きつけられます。

犬たちが南極の基地に置き去りにされたままだと
知ったジェリーは、どうにかして犬たちを迎えに
行かせて欲しいと懇願しますが、嵐が猛威を奮っている中、
それは許されませんでした。

基地に残された8匹の犬たちは、ひたすら待ち続けました。

「必ず戻る」という、ジェリーの言葉を信じて……。

ジェリーは、約束を果たすことができるのでしょうか???

あぁ……あらすじを書いているだけで、
涙が出てしまいそうです……。

この作品、1983年に高倉健主演で公開された
『南極物語』のリメイク版ですね。

日本版『南極物語』が公開された頃は、
まだ小学生だったので、ストーリーはうろ覚えなのですが、
幼いながらも、TVで観て号泣した覚えがあります。

私、動物モノにはめちゃめちゃ弱いんですよ。

とくにワンコが死んじゃったりとかするって
分かっているのは、なるべく観ないようにしています。

号泣するって分かっているので……。

だから、ハリウッド版『南極物語』も借りないように、
自分の中で封印していたんです。

けれども、DVDのパッケージのポールウォーカーの
カッコ良さと、ワンコたちの可愛さに負けて借りてしまいました。

……案の定、エンディング1時間前くらいから、
ずっと泣き通しでした……。

ワンコたちの演技力がですね、
ハンパじゃなく素晴らしいんですよ!!!

驚くことに、優秀なタレント犬を集めたのかと思ったら、
動物愛護団体などから引き取ったワンコもいるそうです。

結末は分かっているんだけれども、
「早く! 早く!」と手に汗を握り、
エンディングでは号泣してしまいました。

ポール・ウォーカーは、
ホントに犬好きなんだろうなーって思いました。

ワンコたちへ向けるあの優しい眼差しは、
ただの演技ではなさそうです。

実は、ちょっとだけ残念だったことがひとつ……。

それは、物語の中で、
ジェリーと元カノのケイティのロマンスが
絡んでいること。

「ハリウッド的」と言えばそうなんですけれども、
私は、この物語にロマンスは必要ない気がしました。

その分、もっと人間と犬との絆をもっと深く掘り下げて
描いて欲しかったかな……。

まあその残念な部分も、可愛くて賢いワンコたちの
素晴らしい演技がカバーしてしてくれていて、
そんなには気になりませんでしたけれど。

ワンコの可愛さと素晴らしさを再確認できた1本でした。

南極物語
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南極物語 (Blu-ray Disc)
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南極物語
ポニーキャニオン
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THE 有頂天ホテル

THE 有頂天ホテル』のDVDを観ました。

今年の1月に公開され、
とても話題になった作品なので、
詳しいストーリーの紹介は不要かと思いますが、
ちょこっとご紹介。

話は、『ホテルアバンティ』で開催される
カウントダウン・パーティーの2時間前から始まります。

大晦日のこの夜、ホテルの副支配人の
新堂平吉(役所広司)は、次から次へとホテルで起こる
ハプニングの対応に大忙し。

コールガール(篠原涼子)はホテル内をうろつき回っているし、
汚職国会議員(佐藤浩一)が宿泊しているせいで
マスコミが押しかけているし、
「謹賀新年」の垂れ幕の字は間違っているし、
パーティーのショーに出演する予定の凶暴なアヒルは
行方不明だし、自分の別れた妻(原田美枝子)と
何年か振りで再会してしまうし……。

たった2時間の出来事とは思えないくらいのハプニングが、
新堂に降りかかります。

ハプニングは、新堂にばかりにではなく、
個性豊かなホテルの従業員たちや、
いろいろな問題を抱えた宿泊客たちにも降りかかります。

みんな、無事に新年を迎えることができるのでしょうか……?


とにかく……モノスッゴック面白いです!!!

皆さんご存知の通り『THE 有頂天ホテル』は、
三谷幸喜さんの脚本・監督作品。

私は三谷幸喜さんの笑いのセンスが大スキなので、
彼のエッセイや映画、ドラマなどは結構チェックしています。

『ラヂオの時間』、『みんなのいえ』に続き、
この作品は三谷幸喜監督作品の第3作目に
なるんですけれども、3作品の中で一番面白かったです!

「面白い」というのは、笑える面白さはもちろんなんです
けれども、ストーリーの展開もめちゃめちゃ面白いんです。

ホントに「超オールスターキャスト」で登場人物が多く、
ストーリーがどんどん展開してゆきます。

「こんなに大風呂敷を広げて大丈夫なの? 
収拾つかなくなるんじゃ……」って心配しちゃいましたが、
流石、三谷幸喜さん。

最後にはちゃーんとキレーに収まるところに収まって、
スッキリとエンディングです。

あれだけ登場人物がいて、
「あの人はどうなったんだ?」っていうのがないんですよ。

数多い登場人物の中で私が一番気に入ったのは、
筆耕係の右近(オダギリジョー)さん。

広ーーーいおでこに、オドオドとしたキャラが、
とってもイイ味だしてます。

小心者さ加減が、文字にバッチリ表れていました。

ちなみに私の旦那さんは、
オダギリジョーさんだとスグには気づかなかったらしいです。

あと、佐藤浩一さんがシブくてステキ!!!

実は狡っ辛い役柄なんですけれども、その狡っ辛ささえ
カッコよく見えてしまうくらいにステキです。

いやー、久々に爆笑できた邦画作品でした。

大満足です。

笑えるだけではなく、観終わったあと、
チョッピリ胸の奥がジンワリと温かくなる感じがしました。

『THE 有頂天ホテル』は、ますます三谷幸喜さんの
ファンになってしまった1本でした!!!

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おまけつき新婚生活

『おまけつき新婚生活』のDVDを観ました。

夫のアレックス(ベン・スティラー)は
将来有望な作家で、
妻のナンシー(ドチュー・バリモア)は
大手出版社の編集者


幸せな新婚カップルは、マイホームを探し、
理想の家を見つけます。

場所はブルックリンで、暖炉が3つもあり、
豪華でオシャレな2世帯住宅。

2人は、この物件に飛びつきます。

早速引越しをし、バラ色の新婚生活が始まる
……ハズでしたが、この物件には「おまけ」
がついていました。

その「おまけ」とは、2世帯住宅の2階を
借りて住んでいる、コネリー夫人。

最初は弱々しく寂しげな老婆に見えたコネリー夫人は、
徐々に本性を見せ始めます。

コネリー夫人に振り回される生活にウンザリする
アレックスとナンシー。

ガマンも限界に達した2人は、コネリー夫人に
消えてもらうため、あの手この手を尽くし……。


笑えました!

ドリュー・バリモアもベン・スティラーも、
コメディー作品には欠かせませんね。

意外にも、これが2人の初共演作品。

この作品のドリューは、なんだかとってもカワイイです。

しかしなんと言っても、
コネリー夫人のクソバ……可愛げのないおばあさんっぷりが
この作品を面白くしています。

主役の2人以上の存在感かもしれません。

最初は、孤独な老人ゆえの、悪意のない
ワガママで
新婚の2人を困らせているのかと思ったら、
思った以上にズル賢くてタフなおばあさんなんです。

新婚カップルとコネリー夫人のどちらに軍配が上がるかは
言えませんが、「エッ! ウソッ?!」っていうエンディングです。

監督は、あのダニー・デヴィート。

ナレーションも担当しています。

ダニーは、いろいろな才能を持った俳優さんなんですね。

面白いんですけど、ストレスが溜まっているときには
観ないほうがイイかも。

コネリー夫人に、ストレスが爆発してしまう
可能性大ですから……。

おまけつき新婚生活

東宝

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ライフ・オブ・デビット・ゲイル

『ライフ・オブ・デビット・ゲイル』のDVDを観ました。

死刑執行を数日後に控えた囚人の
デビット(ケビン・スペイシー)に指名され、
女性記者のビッツィー(ケイト・ウィンスレット)は
助手と共に、ある刑務所へ取材に向かいます。

デビットは大学の元教授で、死刑反対運動の活動家。

同じ死刑反対運動の活動をする同僚の女性を
レイプ殺人したとされている彼は、
ビッツィーに3日間にわたって少しずつ、
自分のことと事件ついて語ります。

デビットの話を聞けば聞くほど、混乱するビッツィー。

もしかしたら彼は、冤罪なのだろうか? それとも……。

そんなビッツィーの元に、1本ビデオが。

そのビデオの内容を見て、助手と共に検証していくうちに
ビッツィーは、デビットは冤罪なのではないかと
強く思い始めます。

事件の真相を突き止めようとする彼女を付け回す、
ナゾの男の存在も気になります。

彼は一体ダレで、何が目的なのか?

果たして、事件の真相は?

死刑は執行されてしまうのでしょうか……?

私的には、結構面白かったです。

ビッツィーと同じ目線で、
「デビットは冤罪? でも証拠は揃っているし……。」
と、ハラハラドキドキしながら事件の真相を
知りたくなります。

あっという間の130分でした。

この手の映画にたまぁーにある、
「……で、結局真相はどっちなの?」っていう、
モヤッとした終わり方ではないのがヨカッタです。

最後の最後で、「そうきたかっ!」って感じでした。

私は、レンタルショップで初めて知った作品
なんですけれども、もう3年も前の作品なんですねぇ。

ケビン・スペイシー主演の割には、
あまり話題にならなかったのでは???

サスペンス色が強いんですけれども、
死刑制度を問う部分も少しあったり、
デビットの息子への愛情が感じられる部分もあります。

死刑を恐れている様子はないのに、
デビットがビッツィーに無実を訴えたワケのひとつは、
息子への愛情のためなんでしょうね。

「社会派サスペンス」としたら、
少しだけ物足りないかもしれません。

死刑制度について、もう少し深く掘り下げて
欲しかったかなって感じがします。

でも、純粋に「サスペンス」としたら、
なかなかの作品だと思います。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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イントゥ・ザ・ブルー

イントゥ・ザ・ブルー”のDVDを観ました。

物語の舞台は、バハマ。

ダイビングのインストラクターの
ジャレッド(ポール・ウォーカー)は、
ガールフレンドのサム(ジェシカ・アルバ)と
キレイな海と共に、リッチな生活とは言えないけれど、
それなりに幸せな毎日を送っていました。

ジャレッドには夢がありました。

それは、カリブ海に眠る財宝を見つけて
リッチになること。

ある日、ジャレッドの友達の
プライス(スコット・カーン)が、
出会ったばかりのガールフレンドの
アマンダ(アシュレー・スコット)を連れて、
バハマへ遊びにやってきます。

4人はダイビングに出かけ、このときジャレッドが、
カリブ海の底で沈没船の破片を見つけます。

どうやらこの沈没船は、何百万ドルもの金塊を積んだと
ウワサされる、伝説の難破船のようでした。

4人は、この船を引き上げて大金持ちになろうと
計画しますが、海底には墜落した麻薬の密輸機もあって、
この麻薬をアマンダとプライスがこっそり転売しようとして
トラブルを招き、とんでもないことに……。

果たしてジャレッドたちは、
宝の沈没船を引き上げることができるのでしょうか???


ポール・ウォーカーとジェシカ・アルバが主演というだけで
観たくなっちゃいました。

サスペンスあり、アクションあり、アドベンチャーありで、
なかなか面白かったです。

とにかく、海中の映像がキレイです。

CGは、ほとんど使っていないそうな。

ダイビングシーンがたくさんあるのですが、
真っ青な海に色とりどりの魚が泳いでいて、
ホントにウットリしてしまいます。

サメですら、美しく見えます。

この作品を観て、「スキューバやってみたい……」
と、初めて思いました。(思うだけで、やらないけれど。)

あんなにキレイな光景を間近で見れたら、感動でしょうね。

あと、ジャレッドとサムがスキンダイビングするシーンも
あるんですけれど、その姿が、まるで人魚のように美しい!!!

ストーリーもハラハラドキドキで、目が離せません。

男性でも女性でも楽しめる1本だと思います。

でも……後半に、海中での格闘シーンがあるのですが、
ゴーグルで顔がよく見えないので、頭のワルい私は、
ダレがダレだかよく分かりませんでした……。

それにしても、ポールもジェシカも、
鍛え上げられた体がスゴい!!!

並大抵の努力じゃ、あんなプロポーションには
なれないんだろうなぁ……。

イントゥ・ザ・ブルー
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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イントゥ・ザ・ブルー (Blu-ray Disc)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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