おまけつき新婚生活

『おまけつき新婚生活』のDVDを観ました。

夫のアレックス(ベン・スティラー)は
将来有望な作家で、
妻のナンシー(ドチュー・バリモア)は
大手出版社の編集者


幸せな新婚カップルは、マイホームを探し、
理想の家を見つけます。

場所はブルックリンで、暖炉が3つもあり、
豪華でオシャレな2世帯住宅。

2人は、この物件に飛びつきます。

早速引越しをし、バラ色の新婚生活が始まる
……ハズでしたが、この物件には「おまけ」
がついていました。

その「おまけ」とは、2世帯住宅の2階を
借りて住んでいる、コネリー夫人。

最初は弱々しく寂しげな老婆に見えたコネリー夫人は、
徐々に本性を見せ始めます。

コネリー夫人に振り回される生活にウンザリする
アレックスとナンシー。

ガマンも限界に達した2人は、コネリー夫人に
消えてもらうため、あの手この手を尽くし……。


笑えました!

ドリュー・バリモアもベン・スティラーも、
コメディー作品には欠かせませんね。

意外にも、これが2人の初共演作品。

この作品のドリューは、なんだかとってもカワイイです。

しかしなんと言っても、
コネリー夫人のクソバ……可愛げのないおばあさんっぷりが
この作品を面白くしています。

主役の2人以上の存在感かもしれません。

最初は、孤独な老人ゆえの、悪意のない
ワガママで
新婚の2人を困らせているのかと思ったら、
思った以上にズル賢くてタフなおばあさんなんです。

新婚カップルとコネリー夫人のどちらに軍配が上がるかは
言えませんが、「エッ! ウソッ?!」っていうエンディングです。

監督は、あのダニー・デヴィート。

ナレーションも担当しています。

ダニーは、いろいろな才能を持った俳優さんなんですね。

面白いんですけど、ストレスが溜まっているときには
観ないほうがイイかも。

コネリー夫人に、ストレスが爆発してしまう
可能性大ですから……。

おまけつき新婚生活

東宝

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ライフ・オブ・デビット・ゲイル

『ライフ・オブ・デビット・ゲイル』のDVDを観ました。

死刑執行を数日後に控えた囚人の
デビット(ケビン・スペイシー)に指名され、
女性記者のビッツィー(ケイト・ウィンスレット)は
助手と共に、ある刑務所へ取材に向かいます。

デビットは大学の元教授で、死刑反対運動の活動家。

同じ死刑反対運動の活動をする同僚の女性を
レイプ殺人したとされている彼は、
ビッツィーに3日間にわたって少しずつ、
自分のことと事件ついて語ります。

デビットの話を聞けば聞くほど、混乱するビッツィー。

もしかしたら彼は、冤罪なのだろうか? それとも……。

そんなビッツィーの元に、1本ビデオが。

そのビデオの内容を見て、助手と共に検証していくうちに
ビッツィーは、デビットは冤罪なのではないかと
強く思い始めます。

事件の真相を突き止めようとする彼女を付け回す、
ナゾの男の存在も気になります。

彼は一体ダレで、何が目的なのか?

果たして、事件の真相は?

死刑は執行されてしまうのでしょうか……?

私的には、結構面白かったです。

ビッツィーと同じ目線で、
「デビットは冤罪? でも証拠は揃っているし……。」
と、ハラハラドキドキしながら事件の真相を
知りたくなります。

あっという間の130分でした。

この手の映画にたまぁーにある、
「……で、結局真相はどっちなの?」っていう、
モヤッとした終わり方ではないのがヨカッタです。

最後の最後で、「そうきたかっ!」って感じでした。

私は、レンタルショップで初めて知った作品
なんですけれども、もう3年も前の作品なんですねぇ。

ケビン・スペイシー主演の割には、
あまり話題にならなかったのでは???

サスペンス色が強いんですけれども、
死刑制度を問う部分も少しあったり、
デビットの息子への愛情が感じられる部分もあります。

死刑を恐れている様子はないのに、
デビットがビッツィーに無実を訴えたワケのひとつは、
息子への愛情のためなんでしょうね。

「社会派サスペンス」としたら、
少しだけ物足りないかもしれません。

死刑制度について、もう少し深く掘り下げて
欲しかったかなって感じがします。

でも、純粋に「サスペンス」としたら、
なかなかの作品だと思います。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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