妊娠する前のコト~カラダ編~

今回は、妊娠前の私のカラダについて
お話したいと思います。

先々月まで私は、
私に原因があって妊娠できないの?
とあれこれ悩んできました。

まず一番の不安要素は、
生理が以前(流産前)と比べて量も期間も
短くなってしまったことでした。

生理の量が少ない=子宮内膜が薄い
=受精卵が着床しにくいのでは?
と思っていたのです。

3人の産婦人科医に生理の量と期間について
相談したのですが、3人とも
「エコーでは卵巣も子宮も異常がないし、
(基礎体温表から見て)排卵もしているようなので、
おそらく妊娠は可能」との答えでした。

ホルモン検査も、もちろん治療もナシ。

逆に不安でしたね。

豆乳を飲んだり、生理の量が増えるという
サプリを飲んだりしましたが、
ほとんど効果はナシ。

何となく、生理の量が増えない限りは、
妊娠はムリなんじゃないかと思っていたので、
ホントに今回の妊娠にはおったまげのげ!
だったし、医師の診断も間違って
いなかったんだなーと……。

あと、自他共に認める冷え症も、
なかなか妊娠しないことに
関係しているのではないかと思っていました。

んがっ! 冷え症に関しては、
ヨガを始めてからずいぶん改善されました。

季節を問わず冷たかった手がポカポカしてきたし、
冷たくなっても比較的温まりやすくなりました。

足はそれほどポカポカはしませんでしたけれど、
やはり温まりやすくはなりました。

基礎体温も、以前に比べて高くなりました。
(とくに低温期)

私はひそかに、
今回の妊娠はヨガ効果なのでは? 
と思っております。

安定期に入ったら、マタニティーヨガを
やりたくてウズウズしています。

もしかして不妊症……? と思いつつも
病院へ検査に行かなかったのは、
赤ちゃん待ち歴は長くても、
実際タイミングが取れた回数自体は
少なかったこと、そしてもし不妊治療になった場合、
私の性格上、プチノイローゼぐらいには
なってしまいそうだったからです。

きっと毎日毎日、妊娠のことばかり考える生活に
なってしまうと思ったんです。

ぶっちゃけ、金銭的な面でも不安でしたし、
通院も大変そうだと思っていました……。

でももう年齢的にも若くはないので
(旦那さん=38歳、私=33歳)、
真剣に病院へ行くことを考え始めていました。

いつもはかなりマイペースな旦那さんが、
「スグにでも!」的な勢いでしたが、
私が「来年の春まで頑張ってダメなら……」
となだめていました。

先々月の今頃は、まさか自分が妊娠できるなんて、
夢にも思ってもいませんでしたよ。

未だに、自分が妊娠していることが
夢のように思えます。

毎朝起きると、つわりで気持ち悪くて
最悪な気分なんだけれども、
「ああ……妊娠しているんだなぁ…」と
感激しているワタクシでございます。

妊娠に至るまで何となく遠回りした気はしますが、
結果的にこれでよかったと思います。

長い長い赤ちゃん待ちの間に旦那さんも私も、
親になる心の準備は万端! になれましたから。

旦那さんとこの間話していたんですけど、
思い残すことはあまりないんですよね、
私たち。

「子どもができる前にアレしたかった、
コレしたかった」というのがあまりないんです。

海外旅行も旦那さんとカナダ2回、
バリ島1回、グアム2回、
オーストラリア2回行けましたしね。

ちょっと話がそれてしまいましが、
何が言いたかったかというと、
もしかして妊娠しにくい? 
と思っていた私でも自然妊娠に至ることが
できたということです。

私と似たような症状で赤ちゃん待ちしている方の
参考になれば幸いです……。
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妊娠する前のコト~キモチ編~

前記事でご報告しましたとおり、
この度妊娠しました。

6年前に流産して以来、
そして結婚してから9年、
このうえないうれしく幸せな出来事です。

実は6年前に流産してからの2年は、
流産の経験がトラウマになってしまい、
子作りすることができませんでした……。

流産手術後は妊娠しやすいと、
周りの人たちから励まされていたのですが、
「また流産したら……」と思うと
怖くて怖くて踏み出すことができなかったのです。

けれども、私たちよりあとに結婚したカップルが
どんどんパパやママになってゆき、
旦那さんも私もどんどん歳を取ってゆき、
アセり始めました。

それより何より、やっぱり自分自身、
旦那さんとの子どもが欲しかった……。

旦那さんも私と同じキモチだったので、
4年くらい前から子作り再開。

……とはいえ、
旦那さんが不規則勤務であることや
ヘルニアが悪化したり、
私が不整脈で通院したりして、
なかなかうまくタイミングが取れず……。
(排卵日検査薬と基礎体温で
タイミングを取っていました)

今月はタイミングバッチリ!!!
と思っても、生理がきてしまい撃沈……。

思うように赤ちゃんが授からず、
イライラしたりちょっと鬱っぽくなったりして、
旦那さんにヒステリーを起こし、
よくケンカになりました。

でもケンカする度に、「もうちょっと頑張ろう。
やれるだけのことをやってダメなら、
夫婦ふたりだけの人生を考えよう」という
結論に達しました。

自分たちでは「マイペースに……」
と思っていても、周囲からは
ガンガンプレッシャーをかけられ、
その度に泣いたり怒ったりしていました。

「孫を生んでやらないのは親不孝だ」、
「早く孫の顔見せて」、「孫でもいれば……」、
「なんで子ども作らないの?」etc...。

とくに義母には昨年あたりから、
かなりプレッシャーをかけられていました。

ほとんど会う度に、
「頑張ってよ、やつぼうさん」と言われました。

私にはこの一言がかなりのプレッシャーで、
一度義父母の前で、
「子どものことを言われるのが一番ツラいです」
と泣いたこともありました。

義父はそれ以来気を使って
あまり孫の話はしなくなったのですが、
義母は容赦ナシで……。

とにかく、いっつも私にばかり「頑張れ」と
言うのが納得できませんでした。

私に原因があると
決めつけている雰囲気がプンップンッ?

というか、子どもがなかなか授からない人に、
「頑張って」は禁句だと思うんです。

子どもが欲しくて悩んでいる人というのは、
自分なりに頑張って努力しているハズ。

「こんなに頑張っているのにどうして……?」
という思いでイッパイだと思います。

そういう人に「頑張って」の一言は、
さらにその人を追い込むことになるのでは???

まあこれは私がそう思うのであって、
「頑張って」の一言で励まされる人もいるかも……。

ところで義兄夫婦はDINKSなのですが、
義姉は一度も義父母に子どものことで
プレッシャーをかけられたことはないそうです……。
(不公平だーーー!!!)

一方、私の両親は結婚以来一言も、
子どものことでプレッシャーをかけるような
ことを
口にしたことはありませんでした。

ふたりとも子どもが大スキで、
ホントは孫が欲しくて欲しくて仕方ないのは
見ていて痛いくらいよく分かったので、
逆にとてもツラかったです……。

以前、私の従姉妹のお姉ちゃんに、
「やつぼうは子どもまだなの?」と
電話で訊かれた父は、
「子どもを持つだけが人生じゃないから。
ふたりが幸せならそれでイイんだ」と
答えていました。
……涙が出ました。

きっと私の両親は、私たち夫婦のキモチを
よく理解していてくれていたんだと思います。

また、子どもは欲しいからといって
必ず授かるものではないということも……。

だから今回妊娠の報告をしたとき、
ふたりともかなり喜んでくれました。

母は電話口で、
「よかったねー……」と泣いていました。

父は、私が「妊娠した」と言ったら、
「え?」と聞き返してました(爆)。

また私が、「妊娠したよ」と言うと、
「えー?! とか言って、
またガックリさせるんじゃないだろうなぁ?」
と冗談ぽく言っていました。

多分ふたりとも言葉にはしなかったけれど、
私たちの子どものことは
諦めていたのかもしれません……。

結婚して9年、1度流産も経験して、
子どもがいないことでツラい思いや
悔しい思いもしたけれど、
こういう経験があったからこそ、
今があるのだと思います。

神様が与える試練には、
必ず何か意味があるのかもしれません。

今回妊娠できたことは、ホントにホントに
うれしいことだし、とても幸せなことだと
思っています。

けれども、子どもがいるから幸せ、
いないから不幸せ、だとは今でも思っていません。

きっと、一生夫婦ふたりの人生でも幸せだったハズ。

私は、なかなか子どもが授からずに
悩んでいることを、心の許せる
ごく親しい友人にしか打ち明けていませんでした。

それは、自分たちはそれなりに「幸せ」と
思っているのに、周囲の人たちから
「子どもがいなくてかわいそう」という目で
見られたくはなかったから。

確かに、子どもがいなくて「寂しい」と
思ったことは何度も何度もありますが、
「私達夫婦は不幸せ」だと思ったことは
ありません。

旦那さんもよく、「子どもがいないのは
寂しいけれど、今は今で楽しくて幸せだ」
って言っていました。

それでもやっぱり、ようやく私たちの元へ
やってきてくれた命を無事にこの世へ
誕生させてあげることができますように、
と祈らずにはいられませんけれど……。

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